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もうひとつの命の形

作者: 千月華音

この話では瑚太朗と篝の意志疎通が出来ているという前提が含まれます。

篝が話しているのは圧縮言語ですが、瑚太朗はそれを変換・翻訳している状態です。

原作とは異なる設定でありますのでご了承ください。

 



 ふと、目が覚めた。

 どうやら眠っていたらしい。

 瑚太朗は口元の涎を拭こうとして、固まった。

 涎の痕が鍾乳石になっている。

 いったい何年寝ていたんだ。

 そもそもここは眠る必要などない世界なのに。

 丘を見上げると、いつもそこにいるはずの篝の姿が見当たらなかった。

 辺りを見回してみるが、彼女の気配らしきものは感じない。

 少しだけ意識を集中する。

 細い糸のような微かな命の波動を辿る。

 ――いた。

 森の中だ。

 座りこんでいる。

 何か思案でもしているのだろうか。

 どちらにしろ、当分ここに戻ってくる気配はしない。

「なにしてるんだか」

 あの篝が休憩というわけでもないだろう。

 それともなにか。

 ここで何年も寝ている自分にイラついて、顔も見たくなくなったとか。

「ありうる」

 なんの感情もない彼女が、たまにものすごく蔑みの視線を向けるときがある。

 おそらく「邪魔だ」「消えろ」「あっちいけ」と無言で言ってるのだろうけど、言うことすら煩わしいのだ。

 何を言っても無駄であることも理解しているのだろう。

「それで場所を変えた、と。俺も嫌われたもんだね」

 理論の設計図は彼女の頭のなかにも入っている。

 この場にいなくても計算はできる。

 まあ、いずれ戻ってくるだろうけど。

「て、ことはだ」

 今なら。

 あの生命の樹を見ることができる。

 見たら精神がまた壊れるかもしれないけど。

 枝葉の一部分だけ、ほんのちょっとだけなら。

「一応断っとくか。……おーい、篝。篝ちゃん。聞こえてますか?」

 声帯の一部を圧縮して、アウロラに乗せて森へと送る。

 一種の携帯電話みたいな感じで話しかけた。

「お留守の間にちょっとだけ見せてもらいたいんですけど。いいかな。いいよね。いいと言ってください」

 次の瞬間、頭の中に大量の圧縮言語が送られてきた。

「い、いたたたた! やめて痛い! もうちょっとわかりやすく! いいか悪いかだけ! ギブギブ!」

 脳内をフォークでしっちゃかめっちゃか掻き回されるような感覚といえばいいだろうか。

 そんな苦痛を数か月与えられたあと、ようやく許可らしき返答がもらえた。

「はあ、仰る通り針の先ほどのものしか見ませんので。くっそ、まだ頭がぐわんぐわんする。い、いえいえ、なんでもないです」

 とにかく許可をもらえた。

 貴様如きが触れるのすら汚らわしいとかさんざん罵倒されたけど。

 そんなに大事なものなら目を離すなよ、と思わないでもない。

 とりあえずひとつだけという限られた情報でも見ることができる。

 今はそれで十分だった。

「さて、と。どれにするかな」

 篝が伸ばしているたくさんの枝世界。

 それこそ無数に、選ぶことができないほど枝分かれしているが、それらはみな先端が枯れていた。

 可能性が尽きた世界。

 そこから先を繋ぐことは不可能だ。

 だが尽きた世界でも命は残っている。情報として。

「ん……?」

 枯れかかっている枝がある。

 ここはもうダメだろう。袋小路になっている。だが篝が一生懸命伸ばそうとしている痕跡があった。

「命を生み出そうとしたのか」

 命が尽きるのなら、生み出そうと。

「試してみるか」

 情報の一部を切り取る。

 そこに自分のパラメータを打ち込んだ。

「じゃあ、行ってきます」

 目を閉じる。

 そういえば枝世界に自分から行くのは初めてだな、と今気づいた。





「瑚太朗君」

 ぼーっとしてたら小鳥が声をかけてきた。

 はっ、とする。俺は今何をしていたんだろう。

「テスト、終わったよ?」

 握りしめていたシャーペンを小鳥が指先をひとつひとつ離してくれる。

 それをどこか他人事のように見てたが、途端に今の状況がわかり、慌てて手をどけた。

「わわっ、悪ぃ小鳥」

 そうだ、グラマーのテストが終わったんだった。

 ええと、次はなんだ、……あれ、期末終わったんじゃん。

「やばい……。何書いたかちっとも覚えてない」

「ええ? テスト覚えてないの?」

「はははは。こりゃ追試かな」

 泣き声で机に突っ伏した。

 せっかく徹夜で頑張ったのに。まあ一夜漬けだけど。

 ここんとこ成績が落ちている。

 親は何も言わないけど、面白くないんだろうな。空気が痛い。

 むしろはっきり言ってくれればこっちも済まなく思えるのに。

「明日から冬休みかぁ」

「瑚太朗君は補習かな」

「だあーっ、もう、そういうこと言わないで」

 と言いつつ、実は家にいたくない。

 ずっと一人で放置されている。

 何もする予定がないし、どこかに遊びにいくアテもない。

 補習で学校に通ってたほうがまだマシだと思えるくらいだ。

「なあ、小鳥」

 上から見下ろしている小鳥に視線を向けて、思いきって誘ってみることにした。

 どうせこいつも予定とかないんだろうし。

「明日デートしない?」

「ふおぉっ?!」

 ざわっ、と教室のざわめきがやんだ。

 その大げさな空気に思わずぎょっとする。

 皆が俺と小鳥の挙動に注目していた。

 隣にいる吉野ですら表情が固まっている。

 これは、あれだ。……ここにいるのはヤバイ。

 そう思った次の瞬間、小鳥の手を引っ張って教室を出て思い切り走った。

「ちょ、ちょっと、こ、瑚太ろ…はやいぃぃぃ!」

 悪いがもっと離れさせてもらう。

 廊下を突っ切って中庭を抜け、人気のない校舎裏へ。

 ここまで来れば追いかけるやつもいないだろう。

 振り向くと小鳥が酸欠のように喘いでいた。

「こ、小鳥っ!」

「はっ、はあっ、ふわっ、ひ、ひどいよ、こたろ…くん」

 背中をさすってやると、ようやく落ち着いたのか、キッと睨みつけてきた。

「わ、悪い。みんなが聞き耳たてるからさ」

「もとはといえば! 変なこと言ったのはそっちじゃない」

「変なこと?」

「で、デートって…」

「ああ、うん。しようって言った。別に変なことじゃないだろ」

「変なことだよ! おかしいよ! あたしたち、別に付き合ってないじゃない」

「付き合ってなきゃデートできないのか?」

「そりゃそうだよ。付き合ってるからデートって、言う、ん、だし…」

 小鳥の声がだんだん小さくなる。

 俺が怖い目で睨んでいるからだろう。

 だってそんなのって、ないだろ。

 俺、小鳥に好きだって告白した。

 断られたけど。

 ショックだったけど。

 小鳥は離れていかなかったじゃないか。

 それってオッケーってことでいいんじゃないか。

 少なくとも俺はそう思ってるんだけど。

「うう…」

 小鳥は言葉をなくしたように立ち尽くした。

 はたから見ると、俺が小鳥をいじめてるようで居たたまれなくなる。

 まるで小さい女の子をいじめてるおっさんのような気持ちだ。

「はあーーっ、わーった、わかったよ」

 ぽりぽりと頭を掻いて背中を向けた。

「デートはなしにしてやるよ、そのかわり」

 ホッとした表情の小鳥に追い討ちをかけるように言った。

「小鳥の手料理が食べたい」

「ふおおっっ?!」

「……また、なんちゅー奇声をあげるの」

「だってそれ、ちょっとハードル高くない?」

「どこがだよ」

「私、料理下手だよっ」

「嘘だね。母さんが前、褒めてた」

「瑚太朗君のお母さんがっ?!」

「ていうか教えてもらってんだろ。聞いたぞ」

「あう。そ、それはぁ」

「あとたまに朝ご飯用意してたりするけど、あれ小鳥だろ」

「気づいてたっ?!」

「生活費とか食費とか預かってるだろ。気づくわフツー」

「…………」

「だから改めて、というか、俺のために作ってよ。ついでに裸エプロンで調理…ぶほおっ!」

 小鳥パンチは基本、癒ししかないため、その辺に放置されていた白線を引くカートをぶつけられた。

 石灰まみれになった。

「ほんとにたいしたもの、作れないんだからね!」

 小鳥は振り返りもせず走り去って行った。

 けほっ、と石灰を払い落としながら、俺は口元がにやけていた。

 これだな。

 押しの一手だ。

 俺が諦めの悪い男だってこと、あいつはわかってない。

 とにかく押せばいいんだ。しつこくつきまとう。それしかない。

 そうじゃないと小鳥はほんとに鳥みたいに飛んでいってしまいそうで……。

「はああ、ったく、なに中坊みたいな恋愛してんだろ」

 呟いて、はた――と気づく。

 もどかしい。

 そう、もどかしすぎるのだ。

 小鳥のこと好きだけど、なんでこんなお子様恋愛ごっこみたいなことしてるんだ。

 好きならさっさと押し倒せばいいじゃないか。

 つうか今までなんでキスすらしなかったんだ。

 チャンスはいくらでもあったのに。

「俺……ヘタレだったのか」

 今までの自分がふがいなさすぎる。

 これからは積極的にいこう。

 あわよくば既成事実を作ってしまえばどさくさに紛れて付き合えるかもしれない。

 既成事実ってなんだろ。

 つまり、アレか。

 経験はないんだよね。

 えろ本くらいの知識しか。

「まあ、勢いがあればなんとかなるか」

 家に来たらそのときが小鳥の最後だ。

 毎週うちに来てるけど、こんなことしたら二度と来ない可能性があるな。

 構うものか。

 もう我慢するのはやめだ。

「ふっふっふ。小鳥ぃ。逃がさねぇからなあ!」

 ふぁい、おー!と片腕をあげて決意を固める。

 そのとき。

 ふわり、と何かが首筋をかすめた。

「…?」

 絹のような水のような質感。

 それは首に絡みつき、腕を絡め、撫でまわすように背中を這いずりまわる。

「な、な、なんだなんだっ!?」

 あまりの感触にぞわっとなり、思わず上着を脱ぎ捨てたが、何もない。

 何もそんなものがないのだ。

 なのに感触はまだある。どころか増している。執拗に。丹念に。

「どわああああああっっっ!!!!」

 あまりの気持ち悪さに上着を振り回したが、何かが這いずりまわる感触は消えない。

 ベストを脱ぎ、ネクタイを外し、ついにシャツも脱いだ。

 ズボンも脱ごうとしたがさすがにそれは思いとどまった。

「なな、なんなの、なんなのおおおお!!」

 ばしっ、と脱いだ上着をどこかに投げつけた。

 すると、ぴたっとやんだ。

 音はしないが、蛇がとぐろを巻いたような音色が聞こえたような気がした。

 ……蛇?

 だがそんなものどこにもない。

 見えない。だけど、いる。何かがいる。

「だ、…誰だよ?」

 息をのむ気配。

 いるんだ、誰かが。

 戸惑っている。

 口を開いた。

 だけど声は出せない。

 そこに――いる。

 幽霊?

 いや、なんかそんなもんじゃ……。

「誰だよ、おまえっ!」

 叫んだ途端、気配が消えた。

 ほんとに、ふいにプツリと消えた。

 とうとう堪えきれず膝をついた。

「な、…なんだったんだ、一体」

 まるで俺を内側から探っているような感じだった。

 犯されたような不快感。

 俺のやましさやいやらしさを見透かすような……。

 ……はい?

 なんだそれ?

 小鳥に手を出すなってこと?

 あるいは手を出しそうだから警告?

「……なんだよそれ」

 超常現象すぎる。

 小鳥の守護霊様でもいるのかよ。

 普通に考えても、今の現象がなんなのか説明はつかないが。

 逆にふつふつと闘志がみなぎってきた。

「やってやろうじゃん」

 俺に警告なんかしたら逆効果なんだよ。

 怖がらせようったってそうはいくか。

 無駄だってこと思い知らせてやる。

「きゃーっ! は、裸よーっ!」

「げっ!」

 いつの間にか部活中の女子達の視線に晒されていた。

 慌てて服を拾って涙目になりつつもその場から逃げのびた。





 ――回線切断。





「うおおおおいっっっ!!!!」

 突然世界の断絶をされ、瑚太朗は身体がバラバラになりそうな感覚をかろうじて堪えて叫んだ。

「なんなんだよ、まだちょっとしか触れてないだろ!」

 バシッ、と持っていたヘッドホンを叩きつけた。

 いや、気分の問題で。ヘッドホンで聞いてました。

「死ぬかと思ったわ! やめろよそーゆーの!」

「…………」

 篝がきつい眼差しで瑚太朗を見ていた。

 無言だがそうとう怒ってるのがわかる。

 なにが彼女の逆鱗に触れたというのか。

「篝さん? あの、何を怒ってらっしゃるの?」

 おずおずと尋ねると、篝は「はあ」とため息をついて本当に面倒くさそうに答えた。


 ――性格を変えるのはNGで。


「はあ?」


 ――本来の天王寺瑚太朗は、精神年齢が15にも満たないはずです。


「…………」


 ――この頃のあなたは神戸小鳥のサポートなくして生活できなかったはず。どころか精神障害者です。恋愛など考えることができましたか。


「はあ、すいませんね。ズルして」

 瑚太朗はバツが悪そうにそっぽを向いた。

 だけど悪いとはこれっぽっちも思っていなかった。

 そういう可能性があってもいいだろ。

 そう態度で言っていた。


 ――なぜですか。


「なぜって……」

 摂理を司る篝の視点では、本来あってはならない理など許されないのだろう。

 確かに瑚太朗は自身のパラメータに少し変更をした。

 小鳥への想いに歯止めをかけていたのは、脳組織に食い込んだアウロラが記憶障害を起こしたせい。

 それをなかったことにした。

 そうすれば自分がどんな行動をとるか、考えるまでもない。

 必ず取り返しのつかないことをする。

 小鳥に手を出そうとする。

 俺ならそうする。

 その先のことも容易に予想がついた。

「人は必ずしも、ぬるま湯のような平和を望んでるわけじゃないんだよ」

 あの頃の俺はみんなに守られていた。

 小鳥にも、親にも、クラスメイトにも。

 理屈ではわかる。そうせざるをえなかったことも。

 だけど俺は心のどこかで叫んでいた。

 何かが違うとわかっていた。

 あの日、吉野に殴られるまで、俺はそのことに気づかずにいたんだ。

「変化を求めないと人は生きていけない。小さな変化であっても、それが巡りめぐって、何かを動かす力になる。理を変えることも時には必要だ」


 ――不条理です。


「それは許されないことなのか?」


 ――理屈にあわないと言っているのです。変更は認められません。あなたのその気持ちも理論の一部に組み込まれています。であるからこそ、認められません。


「……何もかもお見通しってわけね」


 ――これ以上の接続は許しません。この世界は破棄します。


「待ってくれ」

 自分の我侭で枝世界の一部が破棄されてしまっては申し訳がたたない。

 だが篝は容赦のない一言で切り捨てた。


 ――あり得ない世界です。


「そうだけど、もう少し待ってくれ。俺はいなくてもいい、だから」

 最後まで見届けさせて欲しい。

 縋るように訴えると、篝は再び「はああ」とため息を深くついた。


 ――手遅れです。あなたがいることでこの世界は成り立ちます。天王寺瑚太朗。これ以上この世界と関わりを持つというのなら、あなたを消します。


「……マジ?」


 ――マジです。あなたの存在を抹消するなど造作もないこと。


 篝の氷のような冷たい視線が突き刺さる。

 その気になれば本気で実行するだろう。

 篝はそういう存在だった。瑚太朗のことなど、塵芥ほどにも思っていない。

「わかったよ」

 両手をあげて降参した。

 未練はあるけれど、篝に存在を消されたくはない。

 試そうと思っていたこと、できなかったな……。

 瑚太朗がそう呟くと、篝は分解消滅していく枝世界を見ながら、瑚太朗に意識を向けた。


 ――なにを試そうと?


「篝がさ、やろうとしていたこと。俺もやってみたくなったんだよ」

 怪訝な顔で瑚太朗を見つめる。

 彼女にしてみれば無数の枝世界の一部だ。

 データとして残ってはいるだろうが、意図までは記録されているかどうか。

「小鳥にはドルイドの秘術がある。鍵を生かすも殺すも自由だ。あいつが身篭ったら、どうなると思う?」

 おそらくパニックになる。

 俺を魔物だと疑っている小鳥だ。

 自分の胎にいるのがなんの命なのか、わからなくなるだろう。

「命って、そんなもんじゃないだろ。ちびもすも、あいつの両親も、同じ命なんだ。それをわからせてやりたかった。そうすれば鍵が発動することもなかったかもしれない」


 ――いずれ滅びます。


「わかってるさ。最後のあがきってやつだな。鍵に証明してやりたかった。同じ命なんだってこと」

 もっとも。

 自分の過ちを認めたうえでのことだがな。

 そこまで達観できるかどうかの自信はないが。

「魔物の命も、アウロラをもとに作りだされている。篝はそれを試そうとしただろ。違う形だけど俺も出来るかも、って思ったんだ。まあ、設定ミスっちゃいけないってのはアレだったけど」


 ――設定ミスはあり得ません。ボッシュート。


「はいはい」


 ――でもまあ、気持ちは受け取ります。決して有難くはありませんが。


「そこは有難がって欲しいな?!」


 ――天王寺瑚太朗。あなたはバカですね。


「……わかってるよ」

 言われなくてもわかっている。

 バカな自分がバカなことをしでかそうと後押しした。

 それは間違ったことだけど、もうひとつの理論になってもいいんじゃないかと思ったんだ。

「さて、と」

 仕事に戻った篝をちらりと見て、久しぶりにコーヒーでも作ってあげたくなった。

 だけど、その前に。

 森に立ち寄ってみてもいいかもしれない。

 ちょっとくらい愚痴をきいてもいいだろ、小鳥。

 バカだねぇ、と言われそうだけど。

「バカだからさ、俺は」

 向かう足取りは少しだけ湿っぽかった。

 今の瑚太朗に、そんなことを愚痴る資格などないのだから。



補足というか言い訳。

moonの瑚太朗は人間性が失われているので、小鳥への罪悪感はありません。

もちろん恋愛感情もありません。

たぶん他のオカ研メンバーに対しても同じだと思います。

あくまで篝の手助けをしたいという気持ちだけです。

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