南海姉弟の自己紹介
概要に書いてありますがお題はTwitter等で募集します。ぜひご参加ください。
「やあ、僕たちの創造主が調子に乗ってしまっていくつもの作品を作り出しているわけだけれど。そしてついに僕たちのような専用キャラクターまで生み出してしまった始末だ」
「そうだぜ、困ったもんだ。ま、生み出してもらった立場からすると、命をくれてありがとうというところなんだけどな」
「ああそうだ。自己紹介がまだだったね。僕の名前は南海命だ。想像した状況を作り出すことができる能力だ」
そう言った前髪が綺麗に切り揃えられ、これまた背中の真ん中まである長い髪も切り揃えられている真黒な髪の彼女は蒼い眼をしていた。
「そして俺が南海求だぜ。能力は想像した物体を作り出すことができる。ちなみに命が姉で見ての通り双子さ。誕生日から血液型。身長、体重・・・おっと体重は命のほうが重いけどな。ほとんど同じだ」
続いてそう話す彼は短髪で黒髪。そんな彼は紅い眼をしていた。
「うるさいなぁ。その重い分は胸に行ってるのさ」
「あと尻にな」
「うるさいと言ってるだろう。話が進められないじゃないか。まったく・・・誕生日や血液型の話は今後機会があったらするとして、今回は自己紹介だけに留めておこうと思う。今後の物語は僕たちが作り上げていくからその挨拶にね。それじゃあまた」
彼女はそう言って去って行った。弟の方も、じゃ!などと手を挙げて姉を追いかけていった。