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 彼岸からの声

<書き出し>

 彼岸から春風に乗って声がやって来た。


声は掠れて今にも消えそうだった。

私は聞き耳を立てた。


 「元気か・・・」


その声は私の前をすり抜けて椿の花弁ハナビラを一枚落とし、桜の並木を通り抜けた。

声を追って沢山の桜の花弁ハナビラが落ちてきた。

花吹雪の中から年老いた夫婦が現れた。

見覚えの有る顔。

老夫婦は楽しそうに話しながら歩いて行く。

そして花吹雪の中に消えて見えなくなった。

私は消えて行った老夫婦の通った道に合掌した。

             『南無阿弥陀仏』

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