明日香、真理、麗
あれから何日か過ぎた。
結局、麗ちゃんと落書きは無関係。
まぁそもそも落書きなんて何の意味も無い
ただの暇つぶしである。
今日も木曜日で選択授業、先生のラリホーが
心地よい。まぶたが重い。
ん、なんだ。
ふと視線に気付く。
横峯明日香がこちらを見ている。
と、いうか睨んでいる。
な、何だ?
授業が終わると横峯が近づいてくる。
横峯「バカシンジ!いい加減にしなさいよ」
いや、その言い方辞めてくれる?
僕は少しカチンときて言い返す。
「な、なんで横峯にそんな事言われなきゃいけないんだよ!そんなに仲良くないだろ!」
横峯は少し目をそらして赤い顔で
「寝るなら家で寝なさいよ!周りは勉強してるんだから迷惑よ!」
僕はさらにカチンときて
「彼女でもないくせに面倒な事言うな!」
僕は驚いた。僕自身、人と争う事や感情を
表に出す事が苦手である。
まさかこんな事を言うなんて。
それを聞いていた。悪友の今井崇が言う
「横峯、シンジと付き合えば言って良いと言う意味だそうです!」
横峯は顔を赤くして教室を飛び出す。
悪友はニヤリとして僕に近づいてきた
今井「珍しいね、無気力人間があんな感情的になるなんて。」
僕は今井を睨む。今井は笑いながら肩を組んできた。
僕らは教室を出る。一人の女子と目が合う。
あっ、真理ちゃん。
僕は思わず下の名前で呼んでしまう。
まぁ僕にとって明日香、真理、麗は
アスカ、マリ、レイなんだから当然である。
真理「河島先輩、こんにちは。名前で呼ばれると
恥ずかしいですよ。」
真二「ご、ごめん。この前はありがとう。」
真理「いえ、、、では、また、、、」
真理は真っ赤になり逃げるように去る。
今井「おい、おい、おい!自称自閉症のシンジ君、何しちゃってるの?今の子めっちゃかわいいやん」
今井のヘッドロックがマジで痛い。
あの〜。
誰かが声をかける。
レイちゃん。
僕はまた無意識に名前で呼ぶ。
今井はポカンとしている。
麗「先輩、この前の落書きの件もう少し詳しく
聞きたいです。」
僕は一瞬何の事か分からなかったがハッとして
「い、いやいいよ!もう気にしないしあれから落書き無いし。僕の勘違いだよ。」
麗「、、、先輩は良くてもこっちは良くないです。
とにかく今日、放課後、部室で待ってますから
必ず来て下さい!」
麗ちゃんは身長160スラッとした美人、切れ長な目が大人っぽさを感じさせてとても高校1年生とは
思えない。
はっきりと自分の意見を言う姿は貫禄がある。
僕はゆっくりと頷く。
今井はポカンとしている。
麗はニコっとして去る。




