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落書き  作者: 村上誠一
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選択エピソード 真二

温かい、誰かが手を握っている。

ゆっくり眼を開ける。

視界はボヤけているが薬品の匂い、全体が白い空間、、、病院かぁ


横峯「真二、真二、気がついたの?だ大丈夫?

せ、先生を呼んでくるね!」


横峯は病室を飛び出した。


石森「本当に発見した時は死んでるかと思いましたよ!」


黒縁眼鏡も頷く。


今井「体、、、大丈夫か?」


真二「今井、、、あぁ大丈夫だよ。」


今井「どうだった?都麻理は?」


真二「、、、都麻理は、、、僕が思い描いた通りの最高の女性だったよ。

僕は都麻理と結婚したんだぜ。」


今井は首を縦に何回か振り涙を浮かべる。


今井「なぁまた会えるよな俺達、都麻理にさ。

だって俺も真二も会ってるしこれからもあの病院に行けば都麻理は、、、都麻理は、、、」


今井は涙を堪えきれず病室を出る。


暫くして僕は退院して横峯と付き合う事になった。

そして横峯に話した。

「自分が幸せの絶頂を迎えた時に成仏して全てが消えてしまうとするなら横峯はどうする?」


横峯「、、、幸せの絶頂にならない様にする。」


真二「、、、僕もそうするよ。」

しかし僕は知っている。自分の命より大切に思える人に出会った時に人は幸せの絶頂を選択する。


それが始まりにして終わりを意味するとしても。


あの時、薄れゆく意識の中で

僕は都麻理と約束した。

都麻理「私が世界で一番好きになった真二は

私以上のいい女と幸せになる事を約束して下さい

そして、その女性と子供を一生掛けて守ってください。」都麻理の頬に涙が伝う。


「そして私の事は2度と思い出さないでください。」都麻理の声は涙で声にならない。


「そして、そして、やっぱりだいすきだよ!

しんじ!」



この学校には不思議な噂話がある。


ある机に落書きをして その落書きを好きな人が

見る事があれば その2人は結ばれるのだと。





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