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翌日の203号室

…翌日の土曜日の203号室。


 俺は朝、仕事に出かけた。廊下で舞ちゃんに会うことは出来なかった。舞ちゃんは土日は仕事が休みなのだ。

 

 俺は自転車でホームセンターに通勤している。店は朝10時に開店する。ホームセンターでバッグのお直しや合鍵作りの仕事をしているが、正直言ってこの店は忙しくない。1階の隅に位置するこの店はお直しや合鍵作りが目的でなければ、ホームセンターに来ても気づかない場所にある。

 暇な時はお客さんを眺めていることもある。別に呼び込みをするわけではない。ただ、今は夏なのでお客さんは皆薄着なのだ。目の保養になる。2階には日用品、メイク用品もあることから女性客も少なくない。若い女性がキャミソールでサンダル履きというのも多い。中には胸の谷間や横乳が見えそうな人もいる。お客さんはこちらの存在にはあまり気づかない。時には自分の存在は無視されているのかと思うくらいだ。

 俺の視力は良い方だ。だから、大抵のものはよく見えるのだ。俺は身体だけでなく、女性客の顔もよく見ている。キレイな人や可愛い子を見つけるとどんなセックスをしているのか、どんなオナニーをしているのかを妄想する。店に立ちながら、勃起させているのだ。

(あんなキレイな人が縛られて調教されてたら、興奮するな…)

など、妄想の内容は様々だ。

 だが、この土曜日に関してはあまりお客さんの顔に目は行かなかった。なぜなら俺は舞ちゃんのことばかりを考えていたからだ。女性客の服装を見ては、

(舞ちゃんがこんな服を着たら可愛いだろうな。)

と妄想の世界が広がっていた。

 俺のペニスは恐らく標準的なサイズよりは大きい。そのため、勃起するとスラックスの前が大きく膨らんで目立ってしまう。店のカウンターのすぐ近くに立つと腰から下が隠れる。そうして誤魔化している。スラックスの上からでもしごきたいが、防犯カメラを設置しているためそれは出来ない。


 適当に仕事をこなし、閉店になった。自転車で帰宅途中にスーパーマーケットに寄り、酒とつまみを大量に購入した。それを夕食の代わりにするのだ。


 俺はアパートの階段を昇ると家の隣、つまり202号室の舞ちゃんの部屋の照明が点いているかどうかを見た。点いている。中にいるのだろう。

 俺は部屋に入ると購入してきた物を床に置き、すぐにシャワーを浴びた。全身を洗いながら舞ちゃんの全裸を妄想するとすぐに勃起した。洗い終わっても元に戻らない。壁の向こうには舞ちゃんがいるのだ。

 浴室から出ると全身をタオルで拭き、パンツを履き、Tシャツを着た。

「あぁ、腹減った。」

呟きながら発泡酒を開け、柿ピーをつまんだ。

「プハー、旨い。」

どんどん飲食が進む。発泡酒の次はハイボール。その次はチューハイ。そのうちに部屋の奥から安いウイスキーのボトルを引っ張り出してきて、ストレートで飲む。なぜか今日は気分が良い。そういう時の酒は旨い。

「ん、ちょっとトイレ…」

ボソッと呟き、トイレに入る。パンツからペニスを引っ張り出し、便器に小便を出す。自分のペニスを見て、つい昨夜のことを思い出した。壁の向こうで舞ちゃんがオナニーをしていたこと。クチュクチュと湿った音をさせながら喘いでいたこと。そんなことを思うと自然にペニスは上を向く。ムクッ、ムクッ…

 小便が終わったタイミングで良かった。数秒で完全に上を向いてカチカチに硬くなった。

 トイレを出ると少し酔いのせいでふらついた。ウイスキーのボトルを蹴ってしまった。幸い蓋が閉まっていたので、こぼれることはなかった。

「おっと危ねぇ。」

避けた所に空き缶がいくつもあって、そちらを蹴ってしまった。

「おぉ…」

空き缶に気づいて2歩下がった。そこには先程倒したウイスキーのボトルがあった。

「あっ…」

それを踏んでしまい、丸いボトルに脚を取られた。完全にバランスを崩し、後ろに転倒した。その時、壁に頭を強打してしまった。


「いてて…」

俺は少し気を失っていたようだ。仰向けから横になり、ぶつけた後頭部を押さえる。

「いてぇ…」

こぶになっている。壁を見ると、壊れた様子もなく無事だった。辺りを見回すと飲食したもので散らかっていた。そこにはウイスキーのボトルもある。

「さっきのは、こいつかぁ…」

 俺は立ち上がり、キッチンに向かった。そしてコップを手に取り、水道水を1杯飲んだ。

「飲みすぎたかなぁ…」

ボソリと呟いた。自分が黙ってさえいれば辺りは静かだ。

 何も音がしない…。

(ん?)

俺は耳を澄ました。僅かだが聞こえてくる。

『あ、あっ…』

(もしかして、また…)

『んっ、んっ…』

(そうだ!隣の舞ちゃんが今夜もオナニーをしてる!)

『んっ、んっ、そこっ、気持ちいい…』

(そうか、気持ちよくなってるのか。もう、きっとおまんこはビショビショだな。自分でするぐらいなら、俺が気持ち良くしてあげるのに…)

 またペニスがムクッ、ムクッとパンツの中で大きくなった。布地を持ち上げ、きつくなった。

 俺は押し入れから、ある道具を出した。それを一旦テーブルに置き、ハーフパンツを履いた。それと念のため脅し用のカッターナイフもハーフパンツのポケットに入れた。そして、ある道具を持って玄関へ行き、サンダルを履いて外に出た。


 隣の202号室の玄関に耳をつけた。耳をつければ、やっと小さな喘ぎ声が聞こえる。

『んっ、んっ…』

耳をつけなければ聞こえない。俺は喘ぎ声を聞きにわざわざここに来たわけではない。ある道具を右手に持った。俺は合鍵を作成する店で働いている。鍵の仕組みはわかっている。ある道具とはピッキングをするための道具だ。それを鍵穴に入れた。

「カシャリ…」

1分とかからずに鍵が開いたのだ。初めてピッキングをしたのだが、思ったより簡単だった。だが、中のドアチェーンをされていたら開けられない。諦めるしかないのだ。

 試しにそっとドアを開けてみる。1cm程の隙間から中の様子をうかがう。舞ちゃんはオナニーに夢中になっているようだ。鍵を開けた時の音には気づかず、オナニーを続けている。少しずつドアを開けるとドアチェーンがかかっておらず、中に忍び込むことが出来た。

(ん?いい匂いがする。さすが舞ちゃん。これは…)

部屋を見るとベッドで全裸になって仰向けでオナニーしている舞ちゃんの姿が目に入った。音がしないようにそっとドアを閉める。サンダルを脱いで、部屋に上がる。辺りを見渡すとローチェストがあり、そこにはテレビが置いてあって、その横にはあの匂いの正体がある。

(ん?いい匂いがしてたのは、これか。この棒が刺さってるやつ。店で見たことあるな。)

ディフューザーだ。俺はそんなオシャレな物の名前は知らない。

 俺は舞ちゃんが目を開けていたとしても視界に入らないよう、姿勢を低くして前に進む。匍匐前進(ほふくぜんしん)のように。

 舞ちゃんは仰向けで膝を曲げた状態で立てている。脚がMの字になっているのだ。右手でクリトリスをモギモギと強めに擦り、左では乳首を指でピンピン弾いたり、摘まんだりしている。右手はクリトリスだけでなく、割れ目をなぞったり、2本指を穴に入れたり、引っ切り無しに動いている。

 そのおまんこからは、

クチュクチュッ…

と湿った音が聞こえる。そして舞ちゃんの可愛い口からは喘ぎ声が漏れる。

「あっ、あんっ、そこっ…」

(舞ちゃんは目を閉じて、身体に神経を集中させているのだろう。俺が侵入したことには全く気づかず、オナニーを続けてる。いや、実は気づかぬふりをして見せつけているのか?そんなことはどっちでもいい。)

俺はベッドの脇まで辿り着いた。手を伸ばせば舞ちゃんに触れることが可能な距離だ。

 絶えずクチュクチュ、グチュグチュと音がしている。

(これは相当スケベ汁が溢れてるぞ。)

 俺はいつの間にか…と言うより、あっという間に…と言うより、もうとっくにペニスをギンギンに勃起させている。これ以上にないぐらい膨張し、早く自由にさせろと言わんばかりに内側から布を押し上げている。

 俺は全ての動作に気を遣い、音を出さないようにしている。ハーフパンツとパンツを脱ぐ。パンツのゴムがいきり立ったペニスに引っ掛かってしまった。いつものようにそのまま下ろすと、上を向こうとするペニスを下に向けて引っ張る形になり、ゴムが外れた時にペニスは勢いで俺の腹部を叩いた。

バチンッ!


 俺はパンツのゴムが外れた瞬間、ペニスを見た。

(ヤバい!)

と思った時には遅かった。俺にはスローモーションに見えたが、ペニスの勢いを止めることが出来なかった。

 舞ちゃんの身体がビクンッとなり、目を開けた。それと同時に俺はTシャツ1枚姿で舞ちゃんの腹部に馬乗りになった。舞ちゃんの口を手のひらで押さえた。もちろん大声を出されないようにだが、舞ちゃんは驚き過ぎたのか怖すぎたのか、少しも声をあげることはなかった。出来なかったというのが正しいだろう。

 俺は左手で舞ちゃんの口を押さえながら、右手で人差し指を自分の口に1本立てた。そして脅し用のカッターナイフを… と思ったが、ハーフパンツのポケットに入ったままでベッド脇に落ちている。

「シーッ。大きな声を出さないで。もし大声を出すようなことがあれば、俺は舞ちゃんに何をするか分からないよ。俺はナイフも持って来てるんだ。」

ナイフを見せもしない脅し方なんて馬鹿みたいだ。俺らしいと言えば俺らしい。そう言って左手を外した。 舞ちゃんはすかさず、

「お隣の…」

「そう、隣の…です。」

俺はあえて名乗る必要は無いと思い、名前は伏せた。だが、隣の住人だということは認識されていた。

「どいてください。」

「いや、どかない。」

「なんでこんなこと…。早くどいてください。」

「なんでって…。舞ちゃんのことが好きだから!」

「なんで…?私の事、何も知らないじゃないですか。」

「知ってるさ。舞ちゃんが欲求不満だってこと。よくオナニーしてること。ちゃんと知ってるんだ。」

「な、なんで…」

舞ちゃんは驚いただろう。

「聞こえるんだよ。舞ちゃんは密かに楽しんでるのかもしれないけど、オナニーしてる時の声が壁の向こうに。舞ちゃんがよがってるのが、壁の向こうに聞こえてたんだ。」

「えっ…」

「俺、前から舞ちゃんのこと可愛い人だなって思ってた。舞ちゃんが引っ越して来てからすぐにね。それでオナニーの声まで聞かされて、我慢出来なくなったんだ!」

「だからって…。こんなことしていいわけない。」

「良いとか悪いとかじゃない。我慢出来なくて!」

 俺は舞ちゃんの腹部から脚の方へとずり下がり、舞ちゃんの首筋にキスをした。正直に言うとどうして良いのか分からなかったが、アダルト動画などではとりあえずそうしているので真似をしてみた。舞ちゃんの身体がビクンッと反応した。

(これは、くすぐったいのか?感じてるというやつなのか?)

「や、止めてください!」

「…」

 舞ちゃんが大声を出さないよう、俺の唇で舞ちゃんの口を塞いだ。

(なんて柔らかい唇なんだ…)

俺は舞ちゃんの肩を撫で、おっぱいを揉む。

(女の子の肌って、こんなにスベスベしてるのか?これは普通なのか?それとも舞ちゃんだからなのか?)

俺は感動した。おっぱいは大き過ぎず、そして小さくもない。手のひらにちょうどいい。

(肩の辺りより、おっぱいの方がスベスベしてる気がする。そしてなんて柔らかいんだ。マシュマロのような…)

 俺は唇に神経が行ってなく、唇同士をくっつけるだけで止まっていた。舞ちゃんは左右に首を振り、逃れようとする。それを俺は左手で押さえる。

(キスって難しいな。舌を入れるんだな。よしっ…)

舌に力を込めて舞ちゃんの口内に侵入した。

(なんて滑らかなんだ。凄いよ!)

俺は急に自分のペニスが痛いぐらい硬くなってることを自覚した。そして、どこだかわからないが下半身がジーンとなる感覚を覚えた。無意識にペニスがビクンッ、ビクンッと動く。

 俺は舞ちゃんのおっぱいを揉む。痛くしないように加減をしている。女の子のことはよく分からないが、舞ちゃんの反応を見ながら強弱をつけてみる。全体を包むようにしながらも、親指と人差し指で乳首を摘まんでみると、

「あんっ…」

舞ちゃんが俺の唇から離れ、顎を突き出すようにして喘いだ。

(こうすると感じるんだな。ようし、もっと…)

「あぁ…」

もっと強く乳首を摘まんでみた。

「あんっ、そんなっ…」

これは反応が良かった。

俺は舞ちゃんの股の間に収まるように入り、両手でおっぱいを揉む。

(こうかな?こっちは全体を包むように、こっちは乳首をつねってみるか…)

「あっ、ダメ、止めてください。」

(ダメとは言ってるが、明らかに反応が良いぞ。止めるわけにはいかない。これからが本番なんだ!)

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