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【完結】来世に期待します〜出涸らし令嬢と呼ばれた私が悪い魔法使いに名を与えられ溺愛されるまで〜  作者: 景華
第三章

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エピローグ


「幸せな今世を、ありがとうございました」


 彼女はそう言って、ふわりとほほ笑んだ。


 たくさん笑った。

 たくさん家族ができた。

 たくさん愛をもらった。

 幸せな日々を生きた。



 時は巡り、彼女が旅立つ時が来た。


 痛み無く、苦しみなく、楽に。

 最後に彼女の目に映るのは、愛する人の赤い瞳。

 いつか彼女が望んでいた通りだ。


 幸せそうな顔をして、彼女は悪い魔法使いの魔法によって旅立った。



 そんな彼女の最後の言葉は、



「来世に()、期待しています──」


 そして悪い魔法使いもまた、彼女の手にそっと触れると、静かに目を閉じた。

 


 END



本編完結!!

皆様、ここまでお読みくださいましてありがとうございました!!

最後は本当の最後のお話で、好き嫌い分かれるかな、とも思ったのですが、セシリアの人生はここまでいってこそかな、と思ったので、短いですが書かせていただきました。


今が苦しいがゆえに来世を望んできたセシリアが、幸せな時を過ごし、幸せに来世へ旅立つ。

オズはその役目を果たすまで、生きて待っていたんですよね。


一旦完結となりますが、またちょくちょくオズとセシリアの婚約~結婚のお話を載せていきたいなと思っておりますので、また更新の際は楽しく読んでいただけると嬉しいです♪


もしよろしければ下の☆☆☆☆☆で評価応援いただけると、景華、幸せにございます……!!


新連載【元稀代の悪役王女ですが、二度目の人生では私を殺した5人の夫とは関わらずに生き残りたいと思います】https://ncode.syosetu.com/n3124ip/ も、どうぞよろしくお願いいたします。



景華

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