SIDE マリア
ごめんなさい、久しぶりの投稿です。今回はマリア視点です。
私の名前はマリアです。突然だけど今私はとても幸せな気分です。
その理由は、、あ、噂をすれば!
「お母さん、おはよう!!」
そう、私にはアオイという、それはもう拝んでしまうくらい容姿端麗な男の子がいます。
実際、この家で働いている従者は皆、朝アオイの姿を見るとこっそり拝んでいます(笑)
さて、この世界では男の子は百人に一人しかいないと言われています。
そう、とても貴重なんです。
その上、ほとんどの男の子を持っている家庭は男の子を外に出すことはありません。
なので、男の子を実際に目で見る機会は人生で数回しかないと言われてます。
世の中には男の子を誘拐して人身売買する悪い人もいます、、、
だから私は命をかけてでもアオイを守りぬきます!!
そう思っていたのですが、、今朝アオイが「街に行ってみたい」と、見つめているだけで死んでしまいそうな上目遣いで頼んできました。
アオイを守りたい、、だけど外では守り切れない、、のでダメだと言おうとしたのですが、こんなに可愛いアオイを悲しませたくない、、結局私はアオイの可愛さに負けて、自衛できるようになるという条件付きで了承しました。
3歳でこんなに容姿端麗で賢いアオイが、どんな風に成長するのか私は楽しみでたまらないです。
評価お願いします!
次回からアオイ視点に戻ります。