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改良

連続更新130日目!!

昨日より早いゾ!



10月28日

結局昨日の鍛錬ではスキルの獲得は叶わなかったがモンスターを多く殺したお陰か真のレベルが1つ上がった。

スキル無しの弓術の感覚も鍛錬初日より遥かに鋭くなり、目隠しをしても矢の直線上にある物体に当たるかどうかまで分かるようになっていた。


「なんとなく、なんとなくだけどスキル獲得まで後少しって感じがする。短剣の時もそうだったけど突きを放った時に当たると確信できる瞬間が突然来たり、どう動けばいいか分かった。

 今日中に弓術スキルを獲得して次のスキル獲得に向けて頑張らないと」


ベッドに腰掛けながら気合いを入れる様に拳を強く握る。

昨日と同じく死闘を経験する為、服は魔力が一切編み込まれていないごく普通の動きやすい服にした。

部屋を出るとデルガとアグリードが暫くぶりに2人揃って真を待っていた。


「お、アグリード久しぶり!かなり鍛えて来たようだな?なんかやつれてるし……目に覇気が無い」


「いえ、カーディン姉様に見張られながら不眠不休で4日間連続模擬戦闘やデバフを三重、四重に掛けられてモンスター群の中に放られたりなど、色々ありました。

 なんとか泣く事は我慢出来ましたが私直属の部下も扱き上げられた姿を見させられた時は……心の底から同情し、今後待遇を考えようと決めました」


俯き肩を震わせる。

全身全霊で戦ったら真でも勝てるかどうか怪しいアグリードがここまで怯えた姿を見せたのは初めてだった。

しかも話を真より先んじて聞いていたデルガの顔もあまり良くない。


(カーディンさんの鍛錬ってどれだけなんだよ……!アグリードの直属の部下まで巻き込まれたのは合唱)


顔も知らないアグリードの部下に手を合わせると真は改めて歩き出した。


「響今日は少し遅くなる」


「何時ころーー?」


「んーーー7〜8時には帰る予定だよ。どんなに遅くなっても9時には帰るから。

 なんだったらご飯食べてていいよ」


「はーーい」


靴も履き完全に用意を済ませると地下訓練場に行く。

そこには既に秦達が軽くウォーミングアップをして待っていた。

やって来た真に気付くと動きを止めて立ち上がる。


「やっと来たか。また妹に引き止められたか?」


「いやそんなに、ていうかそこまで遅れてませんよ、寧ろ時間通りです。今は話す時間も惜しいから魔界に行きましょう」


バチバチバチバィ


久しぶりに大きめの音がなるゲート

どうやらカーディンの鍛錬内容を聞いてから動揺しているみたいだった。

音が鳴るゲートに首を傾げる真以外の4人だが「そんな事もあるか」とばかりに中に入っていく。

表面上はなんとか理性的な2人を連れて真も魔界へ踏み込んだ。






魔界へ踏み込んだ直後に真はデルガにデバフを掛けてもらい大森林の中へ向かっていった。



「今思ったけど殺せる威力の魔法が駄目なら思考加速はいいのでは?」


思い立った日が吉日とばかりに早速思考加速系統の魔法を自身に掛ける。

大森林の中を走りながら強め跳躍をし、すぐさま弓を引き絞る動作をする。


パキッ


氷の矢が瞬時に生成された。

思考加速等の魔法を自身に掛けた恩恵で下にいるモンスターが止まって見え、照準を合わせるのがもの凄く簡単になる。

矢をそのまま放つがゆっくりと回転しながら飛んで行くのが認識出来ると真は思考加速をしている間に視界に映るモンスター全ての位置を把握した。


「ギィィアァアァァア!!!」


思考加速を解除すると矢は照準を合わせたモンスターの胸を貫いていた。

次の瞬間には影になっていたため、次に遅いかかるモンスターを効率よく殺すために移動する。


「【アイスガン】」


ドスッッ!


「【アイスガン】!」


ドスッッ!!


連射していると大森林の奥から巨大な図体のモンスターが歩いて来ているのが確認出来る。

【進化】の時に獲得出来た【鑑定】でそのモンスターを見ると【アイスガン】では瞬殺出来ない事を悟る。


「なら、より早く、重く、強く」


今まで使っていた【アイスガン】を止め土魔法の一種で金属を生成する。

【アイスガン】と同じ見た目に整えると銃身に刻まれているライフリングと同じように刻んで行く。

大きさも絞り密度を高めていった。


そして回転加える。

これだけでも【アイスガン】より遥かに殺傷能力は上だが念には念をと真は雷属性を強めに金属の矢に付与する。


キィィィイィィイィィィン


その瞬間に雷を纏い高音を鳴らしてながら更に回転を速めた矢があった。


「グゥゥウうぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」


遂に真をしっかりと確認出来た巨大なモンスターは雄叫びを上げると全てを薙ぎ倒す勢いで走り出す。


「【レールガン】」


ッッッッッッッッッドン!!!!!


巨大なモンスターのみならず背後にあった木々、大小さまざな物を巻き込んだ音が一拍遅れて真の耳に届く。


「……………環境破壊が凄いの、こーなると思わないじゃん?だからーーーーーー」


《【弓術】スキルを獲得しました》


目に見えない誰かに必死に言い訳をしようとすると久しぶりに聴き慣れた声が真の脳内に響く。


嬉しい


そういう感情が湧き上がるがそれをねじ伏せる程の別の感情が浮かんでは消え、浮かんでは消えていく。


(【レールガン】っちゃあ言ったがハッキリ言ってモドキも良い所のなっちゃって必殺技だ。そんなもんでもこんな威力が出るんならしっかりとした工程で本気で作った【レールガン】は一体どんな威力に?)


【弓術】のスキルを獲得したのはいいがそんな事よりと【偽 : レールガン】ではなく本当の【レールガン】を作りたい欲が勝って今にも鍛錬を放り出そうといていた。

だが何とか欲を抑え、デルガに【弓術】のスキルを獲得した報告をしに行くためにまずは下に転がるモンスターの処理やアイテム拾いをした。



一方その頃

猫娘はまたもや冥凜と紅葉相手に奢りを賭けた勝負を仕掛けていた。


もちろん猫娘の負けである








オマケで勝負に負ける猫娘

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