確認
連続更新100日目!!!
今日は昨日より早いわよ!!!
「わっほーーーい。レベル400は流石に次元が違いすぎて現実だとな思えないな。少し前まで確認できる人間の最高レベルは110とかだったから余計に想像つかないね」
デルガの口から齎された魔王のレベルを聞いて素直な感想が出る。
横に座り込んだデルガに手を伸ばして立ち上がらせる。
「デルガ大丈夫か?」
「はい。魔王の逸話は私の憧れでもあったのでもしかして会えるかもと思ったら嬉しくて力が抜けてしまいました」
「逸話?」
「レベル400を超えたのは魔王になった5人だけと伝えられ、その誰もが他種族の奴隷を利用せずに魔界を繁栄させた傑物なのです。
一部の人間奴隷派の悪魔貴族からはかなり嫌われていますが一般の悪魔族からはとても評価がいいのです。
私もその逸話を聞いて育ったと言っても過言ではありませんから」
デルガの魔王小話を聞いただけでも国の王として有能だと知った真は思わず口笛を鳴らす。
「あ、ならさアスマも魔王の話を聞いて育った口?」
「え?まぁ……憧れなかったと言えば嘘になるからその認識で問題はない」
恥ずかしいのは頬を少し赤らめている。
そしてもう話は終わりだとばかりにゲートを開き真の家へと先に帰っていく。
「アイツなんだかんだ言いながら快適な家から抜け出せてないよな」
「そうですね」
アスマ本人の目の前では決して言えない事を言い2人で一頻り笑うと進化した体に慣れるために必要な模擬戦闘の準備を始める。
「《火神千手》《火神千足》」
2つの《魂》装備の名前を呼ぶとそれぞれ手足に炎が纏うように現れる。
そして炎が弾けるとそこには《火神千手》と《火神千足》が装備されていた。
ちなみ炎は見せかけで熱くはない
「早速使いますか」
「デルガが倒した悪魔貴族が持ってた装備で今まで使ってた物からしてもかなり上等だからな。使わなきゃ損だし、デルガのプレゼントなら断る道理はないね」
「ありがとうございますっ」
他にも《火神》装備と相性が良い槍剣の《火龍槍剣》を呼び手に持つ。
《火龍槍剣》に火の魔力の込める量にもよるが通常の魔法を使うより5割から10割も威力が上昇する事が分かっている。
これもデルガのプレゼントで真は流石に貰いすぎだと伝えたが「私には足りぬ武器なので」という有り難いと共に渡された。
「プレゼントされた武器がどこまでデルガに通用するか楽しみだな。【炎舞】」
《火龍槍剣》《火神千手》《火神千足》全てに火の魔力を3割ほど注ぎ込むと炎が溢れ出した。
槍剣は刀身から、《火神千手》は肘から《火神千足》はその踵から噴き出した。
「準備が出来た……という言葉は愚問かな」
「主様、言葉より拳……いや剣を」
何も持たずに構えた状態から手の中に片刃の剣が現れるとしっかり握られる。
「それでは始めましょか」
ガギィィン!!
言葉が終わるよりも早く真は炎を全力で吹かしデルガに近付き槍剣を振るう。
だが分かっていたかのように剣の位置をずらすだけで簡単に攻撃を防いでしまう。
そこから更にずらし真の体勢を崩すと蹴りを放つが真も進化した事で反応が追いつき足に手を添えて逆立ちになり逆にデルガへ回転して蹴りを放つ。
しかし手の支えになっている足を払うと軌道ずれて一部長くしている髪をかする。
「はぁあ!」
槍剣の柄から肘から炎を最大限に噴射する事で加速する事なく初速から最速の突きを放つ。
「主様は今武器に振り回されています。攻撃が単調なのでもう少し工夫をっ!」
首を軽く動かしただけで避けられ助言も貰う。
更には反撃として顔にそこそこの威力の裏拳を叩き込まれ5mほど吹き飛ぶ。
「くっ!まだまーーーーー?!」
真が急いで顔を上げると既にデルガの顔があった。
声には出していないが口が動く
『 工 夫 を 』
(!!!!!!)
態とだと分かっていても煽られ逆上しかける。
しかしデルガの口が更に動いて真へ言葉が伝わる。
『 冷 静 か つ 熱 を 持っ て 』
「分かったよ!!」
再度突きを放とうとする。
デルガもまた避けようと首を傾けた瞬間真がニヤリと微笑む。
《火龍槍剣》から手を離す。
そして《火龍槍剣》に元々あった専用のグリップに指を引っ掛けて横に思い切り振り抜くと若干不規則な動きを取りつつデルガの顔の横を通る。
「っ?!」
想定外の攻撃だったのか完全に避けきれず頬に小さい傷を付ける。
垂れる血を拭うとデルガが模擬戦闘をしている最中とか思えないほど優しく笑う。
「初めて、初めて真剣が私の体に届きましたね主様。おめでとうございます」
模擬戦闘を止めて真へ拍手を送るデルガに対して恥ずかしそうに後頭部を触る。
「正直から堂々と剣技で証明から傷を付けたかったから悔しさは残るよ」
「スキルの補正込みとはいえ主様は毎日成長なさっています。このままのペースで行けばそう遠くない未来に私も並ぶ剣技は習得出来ると思いますよ」
「流石に数百年を凝縮した実力には届かないか」
口を尖らせて楽しまそうに不満を溢すとデルガも楽しそうに反論をする。
「数百年が数年に負けたら悪魔族の立つ瀬がありませんので絶対に言えないです!」
「言ったな?来年にはぎゃふんと言わせてやるよ!」
「ぎゃふん」
「古典的なボケだね?!」
かなり短時間の模擬戦闘を終了し武具をしまうと服についた埃などを払いゲートを開く。
「そう言えばなんだけどさデルガにはライバルはいないの?」
「ライバル……ですか?それは主様と契約する前の悪魔貴族時代という事で?」
「そうそう」
真の突然の質問にゲートを開いまま立ち止まり顎を手を添えて考える。
「ライバルというわけではありませんが1人だけやたら私に構う男が居ました。どうしても私を下に置きたかったようです。しかし当時拳で拒否を伝えたので恨みは買っているかも知れないです」
「やだデルガ怖い」
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また明日!!!(予定




