1話ダークヒーローに目覚めちゃいました!
『スキル《ダークヒーロー》を獲得しました。』
俺は突然頭の中にスキルを獲得したとのアナウンスが流れた。
そしてその後すぐに激痛が頭の中を駆け巡るようにして走りあまりの痛さに俺は意識を失った。
そして俺は目が覚めたら《ダークヒーロー》へと目覚めていた。
…………いや!なにこれ!?
あまりの急な展開に俺は理解することが出来ず頭がクラクラするほどパニック状態へと陥っていた。
「スキル獲得とかも意味がわからないけど、それよりもなんで意識を失って目がさめると俺は中二病のようなカッコいい服装になってしまってるんだ!」
意識を失っていたはずの俺の服装がなぜか変わっていたのだ。それもジャージから中二病がかっこいいと思えるようなカッコいい服装へと…
「…うん、やっぱカッコいいな」
俺は中二病である。中二病と言うよりかはカッコいいのが好きなだけでもしかしたら中二病じゃないのかもしれない。と言うか別に中二病だからってなんだって話になるからその話は置いといて、今はこの俺のカッコいい服装について考える必要がある。
「この模様がなんかこう…言い表せないけどカッコいいよな!」
服装に描かれた模様(俺が見る限りでは特に何かデザインが決められて描かれているようではない)が言葉では言い表すことが出来ないほどにカッコいいのだ。言うならば無限に広がる空のように………。
「うむうむ、ふむふむ、なるほどなるほど」
俺がこの服装に見惚れている時、頭の中に情報が流れ込んできた。いやこれはインストールとでも言うべきだろうか……うん、こっちの方がカッコいいな。
「ふむふむ、うんこれだな」
頷く時はやはりふむふむが1番に似合っている気がするのでこれからは頷く時はふむふむで行くことに決めた。
と、まぁそんなことを考えている間も俺の頭にはたくさんの情報がインストールされていく。
「これでおしまいか…」
全ての情報がインストールし終え、俺は全てを把握した。そうこの世の全てをだ……嘘です。インストールされた情報は主にスキル《ダークヒーロー》についてばかりだった。
スキル《ダークヒーロー》についてわかったことそれはこのスキルの力についてだ。このスキルは名前の通り《ダークヒーロー》っぽいことが出来るスキルだったのだ。
………よくわからないそれが俺の答えだ。
《ダークヒーロー》っぽいことが出来るってすげー曖昧だけどすげーいろんなことが出来そうな予感はする。
例えばだけと味方や敵から素性を知られないために姿を消したり瞬間的に移動したりすることが出来るし、そしてヒーローのように悪と戦うための力を持っており、決して悪に一度として負けたことがないそれが俺が思い描く《ダークヒーロー》の姿だ。
もし俺が思い描くようなことができるとしたらそれはもう……たまらなくカッコいいだろう!