世界作るわ
突然神になった僕神咲はもらった世界へ行った。そこは夢と希望の…というわけでわなく。平坦な岩の平地。何もない(´・ω・`)
普通なら怒るだろうが、今僕は結構嬉しがってる。だって最初からできるんだぜ?だからあいつの言ってたように好きな世界にできるんだ!
てか最初ってなにすればええんやろ。なんか光をつけたらええんかな?
「よっしゃ!じゃあ光よ、生まれろー!」
しかし何も起こらなかった。
いや、まて光を生み出すにはどうすればいいんだ?結構はずいぞ。誰も見てないけどクソ恥ずい
すると後ろから気配を感じた。僕が振り返るとちっちゃな棒人間がいた。
「どうも、ガイル・ケルモ・ラテンスのお手伝いです。私にまだ名前はありません。」
お、有難い。こう言うのが欲しかったんだ。
「名前はまだないのか。それならつけてあげよう!」
僕が名前を考えようとした瞬間
「お待ちください!」
と目の前の棒人間は大声をだした
「え?どしたの?」
と、思わず聞くと
「この世界では名前をつけるのに力が要ります、貴方のような低き物がつけると命まで失います。」
「いやいや、大丈夫!僕、最近神の権限を渡してもらったんだ。だから力は無限にある。」
「あの野郎…なんでもありません。そうだったのですね。すみません。」
「謝らなくていいよ。大丈夫大丈夫。じゃあ君の名は…」
どうしようか…お手伝いさんだったら普通に変だし…でも名前とかつけたことないなぁ…ちょっと変かもしれないけど、
「カルアでどう?」
おかしくないよね?ネーミングセンスクソたかやめてよ。
「有難き幸せ。これで私の力も上がり、貴方の役に立てるでしょう」
そう言いながらカルアは僕の前にひざまづいた、
「いやいや!ひざまづかなくていいよ!そこまで身分高くないし。」
「いえいえ、私は貴方のお手伝いなので貴方に最大限の敬意を示します。」
「で、でも君は…」
「いえ…私はあのような名前を貰ったのがとても嬉しいのです。この感謝の気持ちを受け取ってくれるととても嬉しいのですが…」
「…まぁそれだったらいいよ。あ、でもそこまで謙遜はしなくていいよ。」
「承知いたしました」
あれ?そこまで謙遜しなくていいって聞いてた?
「で、これからどうすれば?」
「まずはですね、作りたいものを強く想像し、生成する場所をきめ、そこに力を入れるとできます。これ以外も貴方様が持っている神様マニュアルにあります。」
「ありがとう。では、早速取り掛かるか。僕は自分の部屋を思い浮かべ目の前に作った。そこに入り。神様マニュアルを読み始めた。」
〜数日後〜
「・・・よし!読めた!さて、始めるか!」
振り返ると見知らぬメイドが立っていた。
「え…だれ?」
「あ、私はロットです。貴方が名前をくれたおかげで成長できました。」
あ、よくあるベタな展開ね、けど変わりすぎだろ。原型どこ行った。
「名前に力があるってやつか」
「はい、とても価値があるものです」
さてまずは水から始めよう。
「この地に水の恵みあれ。雨よ降れ。海を作れ。川に水を。」
すると大雨が降りだし地を削り海ができ、川が流れた。
「ここからが大変だな」
次は植物だ。だが生命を作り出すのはものすごい努力がいる。
僕は地に手を当て力を入れた。地が光だし、体の力が抜けていく、苦しいが少しでも気を抜くと最初っからになってしまう。これを3日間やらなきゃいけない。それまで無の状態でいるんだ。そう心をなくして…
〜三日後〜
「十色様!十色様!」
「はっ!」
「三日が経ちました」
「そ、そうか」
無の状態にしてたからわからなかったが手に違和感がある。手を少しだけでみる。
そこには小さな草が生えていた。僕はそこで涙を流した。
「あ、あぁ。よかった。よかったぁ」
「頑張りましたね。少しお休みになられたらどうでしょう?」
「いや、やるよ。神の力は無限だ」
「お気をつけて」
「あぁ!」
最後に光、これは簡単に済ませれる
「光あれ!」
こうして世界が動きだした。
てか結構飛ばしてたりしてたけど大丈夫だよねっ!
あ、これ少しメタイわ、あ、えっと。メタイトカナンダロー
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