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船長と命令

洞窟で夜を過ごした四人と二頭。いざ出発してみたはいいものの、後から何やら音がして…

「なぁ、サザン。お前は何を目指している?」

何処か見た事のあるような懐かしいワンシーン。

これは、あの時の…てことは…

流木に腰をかけながら、酒を片手に変わり者の彼は話しかけてきた。幼い俺様を見据えながら目を細めている。

「俺様が目指していること?そりゃあ世界一の海賊団を作ることだぜ!!」

「はは!!そうか、そいつはいい。」

豪快に一通り笑った後、少し乱暴に大きな温かい手で頭をめちゃくちゃに撫で回された。

「んで?お前はその為に何をする?まぁ、その目標が無事達成されて、仮になったとしよう。…そしたら」

___その先には何がある?


*****

「……ッ!!」

昔の記憶の断片が夢として出てきた。久しぶりに頭をよぎった面影が、胸をギュッと締め付ける。

夢と現実の境目が分からず、思わず叫んでしまいそうになった。心臓がバクバクと激しく鼓動を打ち続けて止まない。

「あー、夢……か。」

分かっていたけれども、どうしても受け入れられない。

あまりにも鮮明な夢だったせいで、まるであの頃に戻った様な感覚に囚われていた。

現実から目を背けない為か、自分を落ち着かせる為にかはよく分からないけれども、額に手を当て、小さく息を吐いて呼吸を整えた。

手を伸ばしたら届きそうなのに届かない。

何処までも遠くを行く彼。

せめて夢の中だけでも、もう一度…

会ってちゃんと話がしたかった。

今が何時か知りたくて、懐中時計を取り出そうとしたが、手探りで取り出してしまったのは壊れているせいで針の動かないコンパスで…

「…勘弁してくれよ。」

どうしようもなくて、毛布で全身を包み込み、誰にもバレない様に蹲るのだった。

______

___

大分落ち着いてから身支度をした。鏡で今日もカッコイイ俺様の顔を確認して、外に出た。

まぁ、その時序にソファーで寝ているサージを起こしてやったけどな。

さっき時計を確認したところ、時刻は六時ちょっと過ぎとまだ早いが、出発も早いだろうし丁度いいだろう。

寝起きで不機嫌そうなサージを隣に船から降りると、火は未だゆっくりと燃えていて、近づくにつれ温かさを感じた。

二人とも既に起きていたみたいで、ケイムは何食わぬ顔で本を読んでおり、オスカーは二頭の馬に餌を与えているところだった。

「おはよう!!もう起きていたんだな!!」

「…まぁな。」

「俺はさっき起きたところだけど…ケイム=ハスラーはずっと起きてたと思うよ…」

オスカーがどこか申し訳なさそうに目を逸らしながら言った。

いやいや待て待て…ずっと起きてた…だぁ!?

「はぁあああ!?おま…大丈夫か!?一睡もしてねぇの!?」

「火の番、途中で俺が変わろうと思ってたんだけど…ぐっすりで…なんかごめん。」

「別に構わない。初めから俺一人で見ているつもりだったから気にするな。後で少し眠るから問題は無い。」

「ケイムさん目の下クマ出来てますよ…」

サージの指摘も興味無さそうに、素っ気なく「そうか。」の三語で流しやがった。

「あんまり無理すると体壊すぞ!?まぁとりあえずさ、俺様達が寝ている間何も無かったか…?」

「あぁ、何も。」

ケイムは何処か他人事みてぇに、目を伏せながら小さく答えた。

「そっか!!なら良かった!!お前一人に負担かけさせるのは流石に悪いしさ…次は俺様がやるわ!!一晩中、見ていてくれてありがとな!!」

「……。」

「僕の方からもお礼を言わせて下さい。本当にありがとうございます!!」

「俺からも!!ありがとう。」

俺様に続いて二人も礼を言うと、困った様に眉をひそめている。誰かに感謝されるのに慣れていないのだろうか?

「…そんな事言われる覚えはない。吹雪は止んだ。早いうちに支度をしてくれないか?」

決まりが悪そうに本をパタリと閉じると、立ち上がり、船内へと戻ってしまった。

「やっぱりちょっと感じ悪いな…」

オスカーが困った様に呟いた。

「もしかして照れてるんじゃね?」

「え?ケイムさんが…?」

ちょっと冗談半分に言ってみたが、サージとオスカーは口を揃えてそれは無いと言い切った。

まぁ、そりゃそうか。

「とりあえず、ケイムさんの言う通り早く支度しちゃいましょうか。まずは朝食を……昨日のシチューが残っているようですし、コレ頂きましょう!!」

煮詰まったシチューは昨日りもパサパサしていて水っけは抜けていたけれども、それでも美味かった。

______

___

準備が整い、再び湖へ向けて荷車を走らせた。吹雪は止んだものの、やはり雪はチラついている現状だ。

昨夜積もった雪でより一層走らせるのが困難らしく、慎重に進んでいる。

ここまで登ってくるとかなり標高が高いらしく、窓から外を見てみると、すぐ脇はどこまでも深い谷となっている。

一歩間違えて、真っ逆さまになったらそのままお陀仏だ…

流石の俺様でもこの高さはこええよ…

俺様達の命を握るオスカーは、更にこええ思いをしてるんだろうな…

ドアを見つめながら小さく溜息を吐いた。

壁際に視線を移すと、ケイムが頭を項垂れながらもたれ掛かっている。

ピクリとも動かず、船内の動きに沿って揺られているだけなので一見死んでるようにも見えるので少し心臓が鈍く軋んだ。

ソファーに寝たら?と声をかけてみたものの返事すら返ってこなかったから相当疲労が溜まっているみてぇで…

こんなにも深い眠りにつかれると流石に心配になってくる。

そんなケイムを横にサージと小声でこれからについて話していた。

あれやこれやと意見をし合ったもののコレといった答えには辿り着くことが出来ず、どれも曖昧だ。

しばらくは、ケイムの考えの通りに行動していくしか無さそうだな…

けれどもあんまりな事をしようとするのであれば、俺様も止めに入るけどさ。

「…どーしたもんかねぇ。」

「……困りましたね。」

二人で動かないマスクの彼を見据えては、まだ見ぬ答えを求めようと懸命に頭を働かせるのだった。

*****

出発してからどれくらい時間が経っただろうか。

時々ブラストとゲイルを休ませつつ進めていたものの一向に湖の周りの街へは辿り着けない。

こんなに離れてたっけ…?

久しぶりの雪のせいで感覚にズレが生じているのかもしれない。何回もこの道を通った事があるから着くことには間違いないけど…

寒さのあまりに悴む手で何とか手網を握っていた。

防寒はしているけれども、覆いきれてない肌が凍てつくような痛みのあまり悲鳴をあげていた。

吐き出す息が白く揺れる。

風のせいで降り積もった粉雪が舞い上がって視界があまり良くない。雪で道端が分かりづらいのでなるべく内側を走らせるように心がけながら進んでいたが、風の音に混じって違う音が聞こえてきたのだ。

蹄の音とガラガラと車輪の回る音。次第に音は迫ってくる。

こんな雪の日に、それにこんな狭い道でここまで近づいてくるなんて可笑しくね…?

お互いの為に車間距離は開けておくのがルールってヤツなのに…

しかし異変に気づいた時には遅かった。

「……!?」

ガツンと音を立てて車体が岩壁に衝突したのだ。ブラストとゲイルに衝撃が伝い、二頭は興奮状態。

「落ち着け!!大丈夫だ!!落ち着け!!」

しかし言うことを聞いてはくれない。スピードがグングン出ていき、手網を握るので精一杯だ。

それなのに、後の馬車は更に距離を詰め、意図的に壁際へと追い詰めてくる。

このままでは荷車が破損し崖から落ちてしまう。

この高さから落ちてしまえば間違いなく死んでしまうだろう。

考えただけで血の気が引いていき、震えが止まらなくなってしまった。

俺がしっかりしないでどうするんだ。ここで踏みこたえなかったら助けてくれたサザン達も一緒に死ぬことになるのだ。それだけはどうしても避けなくては。

奥歯を噛み締めて自分に何度も集中するんだ、そう言い聞かせることによって、何とか冷静を保っている。

心臓が直に聞こえてきて、息さえ上がってきた。

曲がり道をこのスピードで曲がらせることでさえ全神経をすり減らしている。

しかし、相手はお構い無しに車体をこちらに寄せてくるのだった…

******

「うお!?」

突然車体が大きく揺れだし、船内が異常なほど傾いた。

何があったか分からず慌てて外を覗こうと窓へ近づいたが、体勢を崩してしまい壁に勢いよく打ち付けられてしまった。

「〜〜ッ!!ってぇ!!」

「に、兄さん!!大丈夫ですか!?」

「馬鹿立つな!!座ってろ。動くとお前も倒れるぞ!?」

「あ、はい…」

オスカーを助ける際に海賊に蹴られたところ、痣になってすっげー痛かったのに、再びぶつけてしまうとかどんだけついてねぇんだよ…

心配そうなサージを制して何とか立ち上がり窓から外を見てみたが、横にぴったりと張り付く馬車がそこからは見えたのだ。

柄の悪そうな薄汚い男達がニヤニヤと悪い笑みを作っている。多分山賊ってやつだろうか?

こんな雪の中ぶつかり合ったらお互いに危険なのに、どうしてこんな事をしてくるのだろうか…

「……つくづく邪魔な連中だな。」

いつの間にか隣には眠っていたはずのケイムが居て、窓に手を当てながら相手の車体を睨みつけていた。

「いつの間に!!」

「…これだけ揺れれば起きるのも当然だろ?」

ケイムは不機嫌そうに溜息を吐いて、扉に向かって歩き出した。

「ちょっと!?ケイムさん!?」

「何で外に行くんだよ!?」

まさかとは思うけど、アイツらをどうにかするのか…?

ケイムは振り返らずにそのまま出ていってしまったが

「……消しておくのが賢明だったな。」

扉に手をかけた時に呟いた小さな言葉を、俺様は聞き逃さなかった。

投げ込まれたその言葉が次第に胸の中で波紋を広げていくのだった。

_________

_____

外へ出ると、車体のあちこちが打ち付けられたことによって傷ついていることが分かった。

これ以上衝撃を受け続けてしまえば大破してしまうだろう。

「まだ持ちそうか?」

必死で手綱を握る御者に向かって問いかけた。

「そ、その声はケイム=ハスラー!?このままじゃヤバい。どうすれば…」

「…後ろはどうにかするから前だけ頼む。」

受け答えが出来る余裕があれば大丈夫だろう。けれども時間との勝負となりそうだ。早めに潰さなくてはいけない。

どうやら昨夜の山賊が復讐としてわざわざまた現れた様だ。懲りて二度と現れなければいいものを…

学習しない連中なんだな。

少し助走をつけて、転がって受け身をとる形で相手の車体に乗り移った。

昨日暗くてはっきりとしなかった面構えが、明るい今ははっきりと確認する事が出来た。

「…また会うとはな。」

「ひ!?」

「乗り移ってきやがった!?」

後先のことは考えずにただ俺の事を潰そうとしていた浅はかさ。お得意の車体をぶつける戦法なら、手も足も出なくてこちらがやられっぱなしになるとでも思ったのか?

「そんなにお望みならいくらでも相手してやるけど?」

昨夜は寝ている連中を起こさないようにと音を立てるのを避けるため使用しなかった銃を構え一歩一歩追い詰めるように距離を詰めていく。

「……本当にどうしようもない馬鹿共だ。」

引き金に指をかけようとした時に響いたのは、サザン=ウォーシャンの声だった。

「おい!!ケイム!!やめろッ!!」

その一言が妙に癪に障った。

やめろ…?何故…?

やめなくてはならない理由が分からない。

コイツらは一度では懲りずに二度、目の前に現れたのだ。

二度あることは三度あると言うように、これからも同じ行為を繰り返すだろう。

こうした暴徒を摘み取ってしまった方が他のヤツらの為にもなるんじゃないのか?

「奪っていい命なんてねぇんだよ!!」

決まり文句の様に簡単に言うが、そんな考えは甘い。

どこまで偽善を口ずさむんだ?

「どうして、お前はそうやって自分で手を汚そうとするんだよ!!」

「……。」

汚す?俺は…

「殺すことが正しいっていうのか?俺様は、そうは思わねぇよ。」

俺は、汚れてしまっているのか…?

モヤモヤとした()()が胸の中に広まっていくのを感じていた。

自分は正しい。間違えていない。そう思っていたのに、どこかで間違えてしまったのか…?

「…そんなはずはない。」

小さな声で正当化させることによって、込み上げる()()を軽減させた。

「お前がどんなに正しいと思っても、俺様は否定する。」

しかし、真っ直ぐな海色の視線に射抜かれることによって意思が揺らぎ得体の知れない感情に押し流されてしまいそうになった。

「これは船長命令だ。そいつらとどういう接点があるかは知らねぇけどさ、殺すのはダメだ。」

船長命令…

誰かに指図されるのはいつぶりだろうか。それも、自分よりも明らかに若い子供に言われてしまうなんて。

けれども、何も思えなかった。自身のどこかに諦めが生まれている事に気がついた。

…そうか、もう俺は船長では無いのか。

分かっていた事だった。

けれども、理解が追いついていなかったのだ。

言葉にされることによって初めて実感出来たように思え、少しホッとしてるのかもしれない。

ハスラー海賊団の船長。そのあまりにも荷が重過ぎた肩書きから解放されたのだ。

もう船長ではない。

「…はっ。」

息を呑みながらこちらのやり取りを伺っている山賊に向けていた銃を仕舞い、手綱を握るもう一人へと視線を移した。

「……殺さなければいいのか?」

隣を走る馬車に乗せられた船上からこちらを見ている双子の兄弟に問いかけた。

すぐには返答しないことから、ある程度言葉を選んでいるのだろう。

一見、何も考えずに行動している様だが、意外にも慎重な所もあるんだな。

殺さない事を望むなら、それに従おうじゃないか。

本当はどんな返答をするか聞いてみたいが、これ以上時間をかけてしまえばオスカーが限界に達してしまうだろう。だから、手早くコートの内側から剣を取り出し、それを用いて馬との繋ぎを切り離した。それと同時に馬は自由に駆け出し、残された荷車はスピードを落としていく。

「んな!?」

「ケ、ケイムさん!?」

目を見開き叫ぶ二人を乗せた離れていく船に向かって勢いよく飛び移った。

何とか受け身をして体勢を整えてから後ろを見やると、呆然と立ち尽くす山賊を乗せた荷車が小さくなっていくのだった。

*****

「本当にお前無茶するよな!!」

「……俺よりも無茶をするヤツには言われたくないが?」

「まぁまぁ…落ち着いて下さいよ。」

少し開けたところでブラストとゲイル、そしてオスカーを休ませてから再び目的の湖へと向かい、走らせていた。

辺りはすっかり暗くなり、もうすぐ夜になってしまいそうだ。

船内でランプを灯し、ケイムを囲んでお説教をしようとしていたのだが、コイツと来たらああ言えばこう言うで、一向に反省の色を見せないのだ。

さっきの連中の事も聞いてみたが、昨夜俺様達が寝ている間に遭遇したと言うのだ。

「何も無かったって言ったよな!?」

「……気に留めるほどの大事は何も無かったという意味だが?」

「いやいや充分大事だっつーの!!」

「まぁまぁまぁまぁ!!」

今にも喧嘩勃発しそうな俺様達の間にサージが入ることで何とか収まってはいるものの、やっぱり許せやしねぇ。

つまりケイムには嘘を吐かれたのだ。

「嘘吐きは嫌いだ!!」

「…嘘なんて一つも吐いていない。」

あまりにも睨み合いが続くのでずっと止めに入ってくれていたサージも呆れてしまったのか、それ以上は何も言ってこなかった。

「…ったく。いいか?お前はウォーシャン海賊団の乗組員なんだ。船長は俺様。俺様の命令は絶対だからな?これだけは覚えておけよ?」

返事の代わりに冷たい目でこちらをじっと見てきたが、何も言ってこないことから承知と捉えてもいいのだろうか。

「頼むぜ…?」

見ていて本当にハラハラした。俺様は何もしてないのに疲れがどっと押し寄せてきたのだ。

何を仕出かすか分からず危なっかしいったらありゃしない。

話せば分かる相手だからいいけど、これからもちゃんと俺様の声を聞いてくれるのだろうか…

窓に映る俺様は頼りないくらい眉が下がっていた。

この困ったさんには、どうすれば俺様の考える当たり前が伝わるのか…課題は山積みである。

頑張れ俺様ファイトだ俺様…

「あの、兄さん?」

サージの呼び掛けに気づいて顔を上げると思いっきりデコピンを噛まされた。

「〜ってぇ!?」

「そんな深刻な顔しないで下さい。僕もついてるんですから大丈夫ですよ。」

痛さのあまりに額を抑えてると、ケイムには聞こえないように小声でそう言ってきた。

どうやらサージにまで焦っている事が伝わってしまった様だ。

弟の癖に一丁前に兄の事を心配しやがって。

「…はっ。たく…お前ってヤツは。」

ちょっとだけ、心が解れたので思わず口元が緩んだ。

「やっぱり兄さんはそういう顔がお似合いです。」

「どういう顔だよ!!」

「ですから、そういう顔ですよ!!」

「ぶっ、あはは。そうかよ!!はは。」

笑顔じゃない俺様は俺様じゃないな。やっぱりどんな時でも明るくいねぇと!!

俺様につられてサージも顔を綻ばせた。

あぁ、いつも通りだな。

不安なのは俺様だけじゃない。サージだって、ケイムだって、一緒なんだな。

だから、結局はお互い様だ。

突然声を上げて笑い出したので、ケイムは訳が分からないといった風に首を傾げていた。

________

______

「あ、見えてきましたね!!」

サージの声に反応して窓を見つめると、ぼんやりと沢山の灯りが見えてきた。

「……着いたか。」

「こんな山奥に立派な街があるなんてな!!」

もうすっかり夜となり全貌は見えないが、高い建物だったり、レンガの建物がある事は確認出来る。

街灯の淡い灯りを頼りに、降り積もった雪の上を駆けていく。

「…今日は宿屋を見つけて、翌朝船を出すか。」

「そうですね。」

オスカーにその事を伝え、今晩はこの街で朝を待つ事にしたのだった。

前回と大分間が空いてしまいました。段々忙しくなりつつあるので更新ペースは遅くなります。すみません。けれども、これからもいくウォシャをどうか宜しくお願い致します。

ケイムはまだ船長という座に縛られていますが、そんな呪縛を二人は解いていけるのでしょうか…?次回に続きます!!

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