第七話 Witch's Forest
なでなで。
あぁーなでなで。
なーでなでなで、かーわいーなー。
こんなかわいい造りの人形初めてだわー。
しかも半自律で動くとか神かよ。
なでなでするとすごく嬉しそうにするし。
ああああ今笑ったああぁぁ笑顔がエモいやばい殺人的かわいすぎ案件なでなでなでなでなでなでなでな
「…………明ちゃん?」
「あっはいなんでしょう」
女性の声に呼ばれ、我に返る。
金髪碧眼の人形使い、アリス・マーガトロイドが、困ったような顔で私を見ていた。
「そんなにお気に召したのなら、その子持っていってもいいわよ」
「まじですか!?」
女神様!! と言わんばかりの勢いでアリスを見つめる。
彼女は気圧されしながらも、笑顔で切り返した。
「ただ、しばらくすると魔力切れで動かなくなるから。あと、それは元戦闘用だからコアに自爆装置が……」
「やっぱ結構ですすみません」
「えっ」
テーブルの上に人形をぽんと座らせる。
人形はきょとんとした顔で首を傾げた。
「ごめんね……私は動かなくなったあなたを見たくないの……。アリスさんの元でこれからも頑張ってね……。う、やっやめてっ! そんな寂しそうな瞳で見ないでっ! 私は、もう、行かなきゃっ……!」
「えっと、なんかごめんなさい……?」
テンションについてこれないアリスが謝ってくる。
それを聞き流しながら、私はひたすら名残惜しく人形の頭をなでなでしていた。
妖怪、アリス・マーガトロイドの自宅に泊めてもらった私。
おいしい食事と人形なでりんぐの癒しによって、たった一晩で心身共に快復することができた。
その程度たるや、食事にヤバい薬でも入れられていたのではと疑うレベルだ。
実際似たようなものかもしれない。
アリスさんの魔力の影響でも受けたのだろう。
そして翌日の朝。
アリスの薦めで博麗神社という所へ向かうことに決めた私は、荷造りを終えアリス宅を去ろうとしていた。
博麗神社には巫女が一人だけ住んでおり、外来人が彼女にお願いすれば、元いた外の世界に還してくれるのだという。
兄の衛に会うまで帰る気は無いが、それはおそらく兄も同じ。
きっと博麗神社で私を待っていることだろう。
「はい、お昼用のサンドイッチね。それと、古いものだけど初歩的な魔導書もあげる。ああそうだ、ティーセットもひとつ持っていくといいわ。ええとそれから……」
ぽんぽんと布袋に物を詰め込むアリス。
彼女曰く、名目は“お土産”だ。
お昼も作ってくれたらしい。
って待って。
いま魔導書って言った?
うわほんとに入ってる、マジモンじゃん。
ティーセット? いらないから。
私英国淑女じゃないから。
それに重くなるじゃん。
これから生身で移動するんだよ? 嫌がらせ?
「サンドイッチだけで充分ですって。割れ物とかマジ勘弁してくださ……」
言い終えかけて、やめた。
彼女がものすごく悲愴に満ちた顔で振り向いたからだ。
「い、いえ、ありがたく受け取っておきます」
撤回し、言い直した。
瞬間、ぱあっと笑顔になるアリス。
なにこの人、可愛いな。
あ、人じゃないんだった。
「まあでも、明ちゃんがそう言うならこのくらいにしておくわ」
袋の口を縛るアリス。
なおティーセットは入れられた。
彼女はそれを私に寄越す。
ありがとうございます、と礼を言って受けとる。
彼女は微笑んだ後、ため息をついた。
「ごめんなさいね。幻想郷に移り住んだばかりで、まだ誰にも会ったことがなくて……つい舞い上がっちゃって」
「え、そうだったんですか。以前はどこに?」
これは普通に驚きだ。
明るく出迎えてくれたものだから、てっきり長く住んでいるのかと思っていた。
確かに昨夜、自分は“新参”だとこぼしていた気がする。
「昨日言ったかも知れないけど、生まれは魔界よ。幻想郷に来たのは一週間前くらい」
みじかっ。
超新参じゃん。
幻想郷二日目の私に言えた事じゃないけど。
「へえ。じゃあ、どうしてこの世界に来たんですか?」
残る疑問をぶつける。
望んで世界を越え、妖怪でも命の危険がある幻想郷に来て、薄暗い森の奥に立て籠って、たったひとりで暮らす。
とてもじゃないけど、私には真似できない。
彼女は少し迷ったが、やがて懐かしそうに口を開いた。
「……私は小さい頃に人外になって、日々魔導を勉強してたの。でもある日、幻想郷から攻めてきたとある人間二人にまったく歯が立たなくてね、惨敗。人間ごときに負けたのが悔しくて、その日から最強の大魔法を勉強した。そして一年後、今度こそと勝てると思って、大魔法の魔導書を担いで幻想郷に攻め込んでみたんだけど……やっぱり敵わなかった。妖怪でもなんでもない、ただの人間によ? 本当に驚いたわ」
井の中の蛙、というやつだったのか。
それとも幻想郷が異常なだけなのか。
どちらにせよ、彼女は大きな衝撃を受けたことだろう。
「だから私は、いつか強くなったら幻想郷に行きたいと思ったの。人間でさえ私を倒せるほどまで強くなれる、幻想郷という世界にね」
アリスの様子に、悔しさや復讐心は無い。
むしろ愉しそうに見える。
彼女が幻想郷に来た理由は、力への憧れだったようだ。
「そう……ですか」
私はしばし考え込む。
幻想郷に移る事を、ここでは“幻想入り”と言う。
それは、自ら望んだ場合も、望まず飛ばされた場合も同じらしい。
アリスの場合は前者、私は後者だ。
しかしそのどちらの場合でも、幻想入りが起こるにはそれなりの理由があるように思える。
超常現象であることは変わらないが、これを自然現象とするには少しできすぎているからだ。
幻想入りの数日前など、特に露骨だった。
世界規模のテロと異常現象が起きたのもそう。
私や兄がいきなり妖術の力に目覚めたのもそう。
妖怪や妖精といった存在に出会ったのもそう。
幻想入りの直前、九尾と狐耳を持つ女に攻撃され、意識を失ったのもそうだ。
幻想入りは、人為的な現象。
ならば私がここにいる理由が、ここに来なければならなかった理由が必ずある。
私はそう考えはじめていた。
「さ、もうお別れね」
アリスの言葉で我に返った。
持ち物を確認する。
ハンドバッグの中身は貴重品や小道具。
布袋の中身は、彼女からの“お土産”各品。
手に持つのは、春の陽気のせいで着る必要のない上着。
着ているのは、アリスが汚れを落としてくれた冬用学生服。
よし、大丈夫。
「泊めてくれてほんとに助かりました。ありがとうございました」
頭を下げて、アリスに礼を言う。
彼女が居なければ、もしくは居ても良心的でなかったら。
今頃私はこの樹海、“魔法の森”でのたれ死に、妖怪の腹に収まっていたことだろう。
「いいのよ、丁度お茶の相手が欲しかったから。貴重なお話をありがとう」
優しく笑うアリス。
本当に良い人だ。
容姿もきれいだし、パッと見では強い妖怪だなんて思えない。
人は見かけによらないってやつだね。
「幻想郷に残るのなら、いつかまみえることになるのかしら。その時はお手柔らかにお願いね」
「こ、こちらこそ、お手柔らかにお願いします。……でもその時は、また一緒にお茶もしましょうね」
意外と好戦的なのが玉に傷だけど。
「……ふふ、ありがと。また会えるといいわね」
「はい、またいつか」
アリスが手を振る。
私はもう一度お辞儀をすると、彼女の家に背を向けた。
魔法の森に踏み出す。
目指すは南東、博麗神社。
* * *
「つーかなんで歩かなきゃいけないのよぅ」
森の中で愚痴を吐く。
ひたすらにかび臭いせいか、機嫌が悪いのが自分でもわかる。
「私、空飛べるんだけどなぁ……」
私は水色光弾の妖術に目覚めたのと同時に、飛行能力にも目覚めた。
こんな鬱蒼とした林内を歩かずとも、森の上空を飛行すればあっという間のはずだ。
そうしない理由は簡単。
アリスに強く止められたからだ。
曰く、妖術に限らず、力を使うと妖力が周囲に漏れる。
漏れた妖力は音や光のように広がり、他者が感じることができるのだという。
ただでさえ“妖術”は、幻想郷では珍しい力。
妖怪との無用な接触を避けたいのなら、妖術は一切使わないのが賢明だ。
あーあ、また足が太くなっちゃうよー。
外の世界でテロが起こってからも歩いてばっかりだし。
やめて! 私はキレイなシュッとした脚がいいの!
大根は勘弁なの!
「はぁ」
ため息をつく。
やけくそ気味に枯れツタをへし折り、巨木の横をすり抜けた。
その時だった。
「止まれ」
背後から鋭い声。
今通過した木の辺りからだ。
思わず振り向こうとする。
「動くな。撃つと動く」
……ん?
「違った、動くと撃つだ」
せやな。
身体を動かさないようにしたまま、視線だけで声の主を探す。
少女の声だった。
幼くも聞こえるが、口調からして実際はそうでもないだろう。
「見ない道具に見ない服……里の人間じゃあないな。外来人……でもなさそうか、妖力持ちみたいだし。新参の妖怪かあるいは……」
ぶつぶつ言いながら、ゆっくりと回り込んでくる足音。
視界の端から現れたその人物は。
「いや、やっぱり人間だな。お前、どの異界からどうやって来た」
大きな黒いハットに、同じく黒い服とスカート。
左手に握られた、一本の箒。
帽子の影から覗くのは、金色の瞳とウェーブがかった長めの金髪。
その容貌は、まさしく“魔女”。
違和感を挙げるとするならば、話に聞く魔女のように老婆の姿ではなく、私より若いほどの少女に見えることだ。
「か、科学文明世界? から……。気が付いたらこの森にいた……んです」
身体を動かさないよう、慎重に受け答える。
目の前まで伸びてきている、少女の右手。
そこに握られているのは、短く太い八角柱のような箱だ。
中央の光点が黄色く輝いていて、膨大な光と熱を溜め込んでいるのがひしひしと感じられた。
彼女はこれを私に向け、動くな、撃つぞと言った。
つまりこれは、エネルギーを撃ち出す武器か何かなのだろう。
拳銃を向けられているのと同義ということだ。
「妖力を持つ外来人……?」
魔女服の少女は怪訝な顔をする。
やっぱり、みんなそこで引っ掛かるみたい。
アリスも似たような事を言ってたっけ。
「ま、人間ならいっか。悪かった、もう楽にしていいぜ」
少女は武器をしまい、警戒を解く。
「あと敬語はいらん、すれ違いの元だ。……なにより同世代だろ、私とお前」
さっきまでとは打って変わって、フランクな態度だ。
男のような語尾がさらにそれを引き立てる。
「あ、うん、ありがと。私は東雲明。幻想郷はまだ二日目だよ」
取り敢えず自己紹介した。
彼女はニカッと笑い、その大きな魔女帽子を外した。
「辺鄙な世界にようこそ、明。私は霧雨魔理沙。この森を庭に魔法使いをやってる、普通の人間だ」
自信ありげに、はっきりと名乗る少女。
身長こそ私より若干低く見えるが、はきはきとしたその性格は、彼女の高い実力を匂わせる。
魔法使いは魔法使いでも、魔理沙の場合種族は人間らしい。
“明ちゃんくらいの歳の子でも妖怪退治をやってる人間はいる”というのは、昨日のアリスの言葉だ。
それはまさに魔理沙のような人間のことを指すのだろう。
幻想郷じゃ、彼女みたいなのは普通なのかもしれない。
「しかし、この森でよく一晩生き延びたな。流石に一回くらいは妖怪に襲われたろ?」
「うん、大変だったよ。気配に目を覚ましては撃ち殺し、って感じでどうにか切り抜けたけどね」
さらりと嘘を吐く。
というのも、アリスに出会ったことは本人から伏せるよう頼まれているからだ。
なんでも、昔自分を倒した幻想郷の人間に、自分が幻想郷に来ていることを知られたくないからだそう。
アリスを倒したのが誰かはわからないが、万一魔理沙と知り合いだったりしたら後が不味い。
魔理沙に限らず、幻想郷の誰にも話さない方が良いだろう。
「そいつは災難だったな。普通の人間ならあっさり死んでる所だが……お前も魔法使いか何かか?」
「うーん、似たようなもんかな。妖術師って言うんだってさ。自覚したのはつい数日前なんだけどね」
「妖術師…………古い資料に書いてあったあの……? なんだ、滅んでなかったのか」
目を丸くする魔理沙。
やはり妖術師というのは珍しいみたいだ。
私にはさっぱりだけど。
「お兄ちゃんも妖術師だから、多分遺伝的なものだと思う。と言っても、両親も祖父母もその前も一般庶民なんだけどね」
「妖術師なんていう異端中の異端なら、千年経とうが血は残ってるもんだろう。何かのきっかけで目覚めるってのも、まあ無くはないと思うぜ。里の歴史家にお前の先祖のことを調べてもらうのもいいかもな」
片手を広げながら教えてくれる彼女。
肝が座ってるだけじゃなく、博識でもあるようだ。
しかし、先祖のことねぇ。
調べようと思ったこともないんだよね。
お兄ちゃんはそういうの大切にしてるみたいだから、少しくらいは知ってると思うけど。
あんま興味ないけどね。
過去のことなんて知って何になるんだっての。
東雲明は今とこれからを生きる人間なんだよっ。
「うーん、別にいいかな。今行きたいのは里じゃなくて博麗神社だから」
「お、おう、そうか。……って博麗神社? なんでまた」
魔理沙が純粋な疑問といったふうに首を傾げる。
が、私は見逃さなかった。
一瞬、彼女が警戒の目をしたことに。
「昨晩倒した妖怪が言ったの、“巫女でもないくせに舐めやがって”って。口ぶりからしてその巫女は妖怪の敵、すなわち人間の味方ってこと。巫女がいるってことは神社があるってこと。つまり、神社に行けば助けてもらえるかもしれないってこと。そう思って、神社の方角を吐かせてそれを参考に向かってるわけ」
淡々と述べて見せる。
魔理沙は特に変わった様子もなく、なるほどな、と相槌をうった。
もちろん、全て今考えた嘘だ。
博麗神社に行けば帰れるから、というのはアリスから聞いた話。
彼女の存在は伏せなくてはならないのだから、話した内容も無かったことにしなければならない。
辻褄を合わせるために嘘を吐いたのだ。
「そういや巫女、外来人を送り返すのも仕事だっけか。そうだったそうだった」
魔理沙は思い出したように頷く。
果たしてどこまで本当なのやら。
知っていた上で、“博麗神社から帰れるなんて誰に聞いた”とでも聞くつもりだったのか。
「あれ、巫女と知り合いなの?」
それとも、怪しい人間を巫女の神社に近付けたくなかったのか。
「ああ、数年前からな。無愛想で怠惰でおっかないが、頼れる奴だぜ」
「無愛想で怠惰でおっかない」
「面白そうだろ?」
「シンプルに嫌なんだけど」
でもまあ。
利害がぶつからないなら、真相なんてなんでもいいよね。
バレない嘘は真相になるんだから。
「そう言うなって。あいつは腹の中に何もない。仲間でいる分には気楽なもんだ」
う。
私とは正反対っぽいな、その巫女。
腹黒アカリンはなんか申し訳なくなってきたよ。
「ん、どうかしたか?」
「なんでもないよ。それより魔理ちゃん」
「魔理ちゃん」
「博麗神社の場所、知ってるんでしょ」
「知ってるが、それより呼び方を」
「案内とかお願いしてもいいかな」
「聞けよ」
まあともかく。
巫女と知り合いなら、仲介してもらうには彼女はうってつけだよね。
魔理沙が何か口を挟んだ気がするが、私は任意のタイミングで耳が聞こえにくくなる難病を患っているため、残念ながらよく聞こえなかった。
魔理沙は頭を掻く。
「……まあ私も訪ねるつもりだったし、別にそれくらい構わないぜ」
「ほんと? ありがとう魔理ちゃん!」
「だからその呼び方は」
「護衛よろしくね!」
「聞けよ」
これは勘だけど、魔理沙はきっと強い。
この子と一緒に行動していれば、妖怪に怯えながら地面を歩く必要はないだろう。
「それはそうと、お前飛べるのか? 神社まで歩きは勘弁だぜ」
「飛べるよ? ほら」
魔理沙が疑うものだから、妖力を解放して地を蹴る。
特に苦もなく時間も掛けず、身体は宙に浮き上がった。
何故か、幻想入りの前よりも楽にできた気がした。
「…………お前ほんっとうに外の世界から来たのか?」
「だからそうだって言ってんじゃん」
「しかしな、そっちに魔法の類いは無いはずだろう」
「無いよ。知ってる限り、私とお兄ちゃんだけが例外なの」
むむむ、と首をひねる魔理沙。
……納得いかないのはわかるけどさ。
「そう考えすぎないほうが良いかもよ? 私だって突然使えるようになってびっくりしてるんだから」
「うーん、いまいち納得できないが……そんな嘘を貫く理由なんて無いしな……」
「そそ。ほら、早く案内して」
「……はぁ。最近よくわからないことばっかりだぜ」
ぶつくさ言いながら、彼女は箒にまたがる。
そのままふわりと浮かび上がるその姿は、まさしく魔女だった。
なんか古いアニメでなかったっけ。
ほら、女の子が魔女になって宅急便するあれとかさ。
あんな感じ。
「見とれてるってことは、やっぱそっちに魔女なんていないんだな」
「当たり前じゃん。本物は初めて見たよ」
話しながら魔理沙が高度を上げる。
置いていかれないよう、妖力を強め高度を上げた。
枝葉の屋根を突破し、やがて青空の下へ躍り出る。
さらに高度を上げていくと、さっきまでいた森が広大な樹海として目に入った。
「うっわ、まじで富士の樹海」
ため息をついて呆れる。
こんな広い森を彷徨っていたとは、無謀も良い所だ。
「あれが博麗神社だ」
「え、見えるの?」
「ああ。あの山の頂上近くに鳥居があるだろ? あれだ」
魔理沙が指さす方を注意深く眺める。
緑豊かな小山の頂上に、それらしきものを認めた。
遠すぎて鳥居かどうかまでは分からないが。
「?」
何か、いる。
何か、感じる。
「…………」
目を閉じ、意識を集中する。
あの騒動以来、やたら信頼性の上がった第六感を研ぎ澄ます。
見つけたのは、幼少より慣れ親しんだ、頼れる優しい気配。
方角は、南東。
魔理沙が指さす先。
やっぱり、か。
「……行こ、魔理ちゃん」
間違いない。
いいや、間違えるものか。
「私を待ってる人がいるの」
兄、東雲衛。
彼は博麗神社にいるようだ。
名前:霧雨 魔理沙
初登場:二章第七話 Witch's Forest
種族:人間
性別:女
年齢:十代前半
身長:やや低
髪の長さ:背
髪の色:金
瞳の色:金
能力:魔法を使う程度の能力
魔法の森に住む魔法使い。
種族としての魔法使い(妖怪、人外)であるアリス・マーガトロイドとは異なり、彼女は若年の人間でありながら魔法使いである。
よくいる魔女のように、大きな黒い帽子をかぶり、箒にまたがって空を飛ぶ。
ミニ八卦炉という名の手のひらサイズの射撃武器を扱う。
また、主に星や光といった属性の魔法を使う。
細かいことはあまり気にしない性格で、肝も座っている。
容姿の割には色気がなく、態度や口調はまるで男のようである。
思いやりのある性格とは言い難いが、垢抜けている面もあるため、一緒にいると飽きない。
第二章では、アリス宅を出て魔法の森で彷徨っていた東雲明に声をかける。
自分は外の世界の人間でありながら妖術師である、という説明に若干困惑しつつも、彼女は明を博麗神社まで護衛することにした。




