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奴隷君。

どーでもいいけどさ。





この前、道を歩いていると、小学生の集団を見かけた。

男女比率が男子一人、女子三人。

モテモテッスなー、とか考えながら見てたら、どうも様子がおかしい。

しばらく眺めて、その違和感がなんなのか気付いた。

女子三人の手には鞄は無く、男の子は鞄を四個持って沈黙の行進。

いくら男の子でも重いだろうに。

「昨日の○○面白かったよねー」

「うん、××が格好良かった」

「そうそう、あのシーンが特に……」


「あ」

突然口を開いた彼に三人の視線が集まる。

「そ、それ、ぼくも見た……」


「あっそ」

でねー、△△が……



強く生きろ。

私は切に願った。





まー、別にどうでもいいけど。


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