表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
52/68

そうして、進化出来たなら

分裂する分裂する

頭のつむじから、足のつま先まで

さきイカのように。


頭蓋骨が裂け、溢れる脳味噌が、ひやりとした空気に晒され、大脳皮質が、この世界が、僕の為に有るみたいだ。


弾ける脳細胞は、一つ一つパチリパチリと音を立てて、飛んで、君の瞳に映る素敵の一部分に成れれば、


悲しい、丸い、そのレンズが

潤んで、潤んで


あのね、あのね。


僕たちの先祖から、子孫へと続く直線の



分裂する分裂する。



分裂していく君が

ねえ、まるで、僕の為に

僕の為にあるみたいだってば。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ