act18~ハジマリの祭壇の秘密~
た、タイトルが浮かばなくなってきた・・・。
更新も全然できないし・・・申し訳ないです。
とりあえず、まいります!!
~side 飛鳥~
理「ありがとうございました。九十九、はい、クリスタルの欠片お返しします」
九「や、やっとか・・・もう、2時ではないか・・・」
あれから、およそ1時間半。ようやく理緒が調査を終えてクリスタルが九十九の手元に戻る。実を言うと僕と九十九は途中、入れ替わるように抜けて食事を済ませている。しかし、それは僕と九十九合わせて30分ほどで、なにもしないで1時間以上、待っていたのだ。そりゃ疲れるよね。ちなみに僕も、
飛「はぁ、ずっと座っているのはつらいね・・・」
座りっぱなしで結構来てた。
覇”主・・・”
黎”律儀に座って待っていた主も主ではありますが・・・ドンマイです”
覇剛と黎羅が慰めてくれる。
飛「うぅ~、黎羅ぁ~覇剛ぅ~」
つい具現して2人(本?)を抱きしめてしまった。
黎”な、何をなさっておるのですか!?///”
覇”あぅ、主恥ずかしい・・・///”
2人(もう人でいいや)が何か言っているけど気にしない。
理「そう言えば飛鳥って、さっきの戦いでもその剣の内の1本出してたね。見せて見せて!!♪」
理緒が僕の持っている黎羅、覇剛に気がついて黎羅をかっぱらう。けど・・・。
理「はれ?」
前に九十九がなった様に前屈をするような体制になった。
理「あれ?持てない、持てない!?重~い!!」
理緒が慌てて黎羅を離す、その拍子に勢い余った理緒は、
ゴン!
理「うきゅ!?」
壁に頭をぶつけた。
飛「だ、大丈夫!?」
黎”急に触らないでください!びっくりしたじゃないですか!!”
九「・・・好奇心旺盛なのはいいのじゃが・・・少し自重せんとなぁ・・・」
理「~~~!!」
僕は理緒の頭にさっき買ったばかりの冷えたお茶のペットボトルを当てる。ちょっとたん瘤になってるかも・・・。
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理「さっきは、ありがとうございました飛鳥。でも、剣のことはもっと早くに言ってほしかったです」
九「人の話聞いてなかった奴が何を言うとるか・・・」
黎”本当ですよ。言う前に取っていたじゃないですか”
覇”自業・・・自得・・・”
理「うぅ~」
3人に言いくるめられて、反論できなくなってるよ・・・。
飛「ま、まぁまぁ、その辺で許してあげなよ。それより理緒、クリスタルの欠片調べてどうだった?」
僕は話をクリスタルのほうに持っていくことにした。
理「あ、それがですね!聞いてください!」
九「いったん落ち着かんか!また頭ぶつけるぞ!!」
すごく目を輝かせた理緒がすごい勢いで話をしようとしてるが、九十九がそれを止める。まぁ確かにまた頭ぶつけたりしたら振り出しに戻っちゃうもんね。
理「う・・・そうですね。わかりました。とりあえず、わかったことなど説明させていただきますね」
理緒は先ほどまでみていた画面をみながら話し始める。画面を見るとクリスタルの欠片の映像が映っていて、周りに色々な情報が書かれたウィンドウがある。僕はさっぱり分からないけど。
理「まず、クリスタルの欠片を調べてわかったことはただの高純度のマナの結晶体ではないということです。理由としては、周辺の属性のマナ・・・九十九のクリスタルの欠片だと、風属性のマナを、消費した分回収しています。これは使うとなると半永久的に使用することができます。が、当然クリスタル内のマナが無くなれば使えなくなります。どうやら、クリスタルがマナを回収できるのは内部にマナが残っている状態が条件の様です。まぁもっとも、かなりの量のマナを保持しているようですから無茶な使い方でもしない限り、それは無いようです」
九「・・・正解じゃ。よくそこまで調べられたな」
九十九が驚いた様子で理緒に言う。よくわからないけど、とりあえず、やはりとんでもないものらしい。
理「なにより、一番の驚きは、これで欠片だと言うことです。欠片の力だけで暴発すれば、東京はおそらく壊滅。クリスタル単体ならば、どれほどの力になるか・・・」
九「クリスタルは妾もわからぬが、クリスタル・コアならば、わかるぞ」
理「ふむ、クリスタル・コア。他のクリスタルと違い、ハジマリの祭壇にまつられているクリスタルですか。どれほどの力なので?大陸一つ滅ぼしてしまうほどですか?」
理緒が九十九に問いかける。九十九の答は、とんでもない答えだった。
九「そんな生易しいものではない。クリスタル・コア一つあれば世界一つ、軽く滅ぼせる。そしてクリスタル・コアは、火・水・地(土)・風・光・闇・木・金・日・月の合計10個じゃ」
4人「”っ!?”」
僕、理緒、黎羅、覇剛が同時に驚き、戦慄する。
黎”そ、そんな危険なものが10個も放置されているというのですか!?それでは、もし邪な考えの者がクリスタル・コアを手にしてしまったら・・・!!”
黎羅の言うとおりだ。そんな危険なものを放置するなんて・・・。
九「安心しろ。クリスタル・コアは主を選ぶ。穢れなく、己が信念を貫ける者。それがクリスタル・コアの継承者にふさわしいものじゃ。それに、ハジマリの祭壇にそもそも行く手段が、今は存在しない。太古の時代ならば、妾も行くことが出来たが・・・。行くための門が消滅した今。行くことは無理じゃ」
へぇ、そうなのか・・・ん?ちょっとまって、
飛「前に、僕の属性術を真に目覚めさせるには、クリスタル・コアが必要だって言ってたよね?なら、どうやって属性術を目覚めさせるのさ?」
そう、前に九十九はそう言っていた。これじゃあどんなに力があっても宝の持ち腐れじゃ・・・?
九「・・・わからん。クリスタル・コアに関しては妾も全て知っているわけではない、じゃから、なんともいえないな」
なるほど把握。
飛「それじゃあ、ハジマリの祭壇に行くための門が消滅したんでしょ?、それなら祭壇自体消滅してしまっているんじゃ・・・?」
次の疑問はこれ、行く手段がないってことは消滅していてもおかしくない。なのになぜまだあると確信した言い方が出来るんだろう?
九「簡単なことじゃ。マナが全世界に存在している以上、絶対に祭壇は生きている。なぜなら祭壇で全てのマナは生まれ、全世界に広がっているからな」
理「ちょ、ちょっと待ってください!祭壇には何があるんですか!?今の言い回しと言い、クリスタル・コア以外にも何か重要な秘密があるのではないですか!?」
理緒が九十九に問いかける。実際、どうなのだろう?
九「・・・わからない。あの祭壇は謎が多すぎるのじゃ・・・。おそらく、妾達がどんなに頑張ろうと未来永劫知ることはできない・・・。・・・っ!もう、絶対に・・・!!」
九十九が沈んだ声で話す。なにか、悔しそうな、悲しそうな雰囲気が九十九から出ている。九十九は、ハジマリの祭壇で何かあったのだろうか?僕の知らない何かが・・・。
飛「九十九・・・」
九「あ・・・す、すまぬ!ちょっと昔のことを思い出してな。気にするでない!」
・・・ごまかしきれてないよ。九十九。
飛「あのさ、僕は、昔の九十九に何があったかは分からない。昔を忘れろとも、言うつもりはない」
九「飛鳥・・・」
飛「けどさ、今を生きようよ。昔に囚われないでさ。きっと、その方がいいと思う。じゃなきゃ、もっと後悔すると思う。なんとなくだけど、そう思うんだ」
九「・・・すまぬ。後ろ向いててくれんか?」
飛「うん。あ、そうだ。理緒、ちょっと外でない?ずっと部屋籠りっきりだと、気が滅入っちゃうと思うし」
理「・・・そうですね。九十九、ちょっと出てきますんで、留守番お願いします」
九「お、おぅ!任せるのじゃ!!」
こうして僕と理緒は外に出た。
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~side change 九十九~
九「・・・」
飛鳥と理緒が外に出る。
九「・・・く・・・ぅう・・・」
涙があふれてくる。
九「もう、泣かないって・・・決めたはずなのに・・・!!」
止まらない。
九「もぅ、立ち止まらないって・・・・・・決めたのに・・・・!!」
止まらない。
九「・・・・・なんで、なんで、お主が消えねばならなかったのじゃ・・・!!」
悔しさが。悲しさが。涙が。
九「すまぬ・・・----。妾が、妾達が・・・うわぁあああああぁあああああぁぁああああぁああああ!!」
呟いた名前は、妾にも届くことなく虚空へと消えて、妾はずっと、泣き続けた。落ち着くまで。
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九尾の狐は内に秘めた悲しみを一人吐き出す。その全貌を知る者は、まだ誰もいない。
九尾の狐の悲しみは、まだ消えない。もし消せるとしたら・・・。
九尾の狐がともに歩むと決めた、少年だけだろう・・・。
---舞の開始まで残り・・・・4時間---
ク「更新遅れて申し訳ありませんでした!!クロスライトです」
理「とろすぎるよ!何やってたんですか!?」
ク「やっとバイト三昧がひと段落ついたんだ!明日明後日休み!」
飛「おぉ!おめでとう、これで更新できるね」
ク「いや~大変だったよ。更新頑張って遅れた分取り戻すぞ」
理「畑山香樹様、RION様感想ありがとうございます。それと、香樹様には、宣言道理に更新できなくて申し訳ありません」
ク「これからもがんばっていくので応援よろしくお願いいたします!!」
飛「引き続きこの小説では誤字脱字などのご指摘。ご意見、ご感想を募集します。何かありましたら感想までお願いいたします」
ク「では、さらば!!」




