○第54-62話の主な登場人物の紹介
※54話から62話までの主な登場人物を本編投稿前にまとめておきます。
今回からナンバーズやその協力者たちなどに「Lv」(レベル)を与えました。
「冒険して、先に進んでいる」という感じを出すために。
<アンシーとその一行 現在8人>
◎アンシー・ヒズバイドン(女・22歳) Lv.12
・白い髪をしている新人音楽家で、ムーンマーメイド交響楽団の非常勤楽団員。
武器はハープと鞭。ハープの名は「ホワイトコーラルハープ」、鞭の名は「真珠貝の鞭」。
その他、「ルゥルゥのオカリナ」、「ダブルムーンカスタネット」という魔力の強い楽器も所持している。
魔法の宝石グラン・ホワイトパールにより、クリスターク・ホワイトに変身できる。
北の月(北側の大陸)、ウインベルク共和国(※1)出身。
父親のチャロックスキー(68歳)はムーンリアス全土で有名なピアニストである。
声のイメージ:小○唯さん
◎シェルージェ・クランペリノ(女・18歳) Lv.12
・黄色い髪をしている女盗賊。
武器はブーメランやナイフ、投げナイフなど。ブーメランの名は「サンフラワーブーメラン」、ナイフの名は「イエロークォーツナイフ」、投げナイフの名は「カナリアンスローナイフ」。
魔法の宝石グラン・シトリンにより、クリスターク・イエローに変身できる。
女盗賊というポジションだが、実は貴族の国サフクラント公国の前大公の孫娘。
声のイメージ:鈴代○弓さん
○ウェンディ・京藤院(女・20歳) Lv.12
・洋風な名前だがワトニカ将国キョウノミヤ藩出身。公家の娘で柔道家。
○ホヅミ・鶴野浦(女・22歳) Lv.12
・ワトニカ将国サド藩出身の女流棋士。
○ススキ(女・22歳) Lv.12
・ワトニカ将国エゾ藩出身のくノ一。
○リンカ・白鳥森(女・22歳) Lv.12
・ワトニカ将国サンナイ藩出身。津軽三味線を弾く新人音楽家。
○ビオランテ・シャルビアス(女・23歳) Lv.13
・サフクラント公国騎士団親衛隊員のマタドールナイト。
名剣「カーバンクルのエストック」の使い手。
公爵家の孫娘シェルージェの護衛役として同行。
○カルパーラ・ポルクリンガー(女・23歳) Lv.13
・サフクラント公国騎士団親衛隊員のアーチャー(弓兵)。
名弓「ポルトの弓」の使い手。
同じく、公爵家の孫娘シェルージェの護衛役として同行。
(別行動中の仲間たち)
△クレード・オリンス・ナハグニ・鵺洸丸・千巌坊・沖津灘・タオツェイ・銀迩郎
全員男性。
<時鋼の魔獣団メタルクロノス>
○ゼロクロス大帝(男・150歳)
・魔法武装組織メタルクロノスの首領で、組織のトップ。
時計をイメージしたような仮面を被っている。
本名は「バーテッツ・アラストロ」といい、クレードの恩人であるヴェルトン博士の旧友でもある。
○キャプテン・キャンサー(男・158歳)
・元デスカット海賊団の船長である大海賊。
現在はクリスタルナンバーズの宿敵となるメタルクロノスの幹部の一人。
金属の「亜鉛」と黄道十二星座の「蟹座」からイメージしたキャラで、またの名は「亜鉛の蟹」。
☆○第24刻徒 ルビジウムの魚
・「刻徒」と呼ばれるメタルクロノスの幹部だが、刻徒の中では最弱で最下位。
(刻徒はその数字が0に近いほど強いが、現在第1~9刻徒は欠番。今は第10刻徒「アルミニウムの獅子」が刻徒の中では最強)
光沢のある薄紫色の体で、額には「24」の数字が刻まれている。
自分の分身ともいえる小型の怪魚を作り出すことができる。
人の言葉を理解し、カタコトではあるが喋ることもできる。
現在、刻徒のプロトタイプを引き連れ、魔法大陸ムーンリアスを移動しており、アンシーやシェルージェたちはルビジウムの魚の行方を追っている。
アンシーたちからは「24の怪魚」と呼ばれている。
アルカリ金属の「ルビジウム」と黄道十二星座の「魚座」からイメージしたキャラ。
☆○第20使徒 リチウムの山羊
・メタルクロノスの幹部「刻徒」の一人。
二足歩行の山羊獣人。性格はオネエ的。
アルカリ金属の「リチウム」と黄道十二星座の「山羊座」からイメージしたキャラ。
☆○第21使徒 ニッケルの戌
・メタルクロノスの幹部「刻徒」の一人。
見た目は巨大な犬で、光沢のある毛で覆われている。性格は強気。
金属の「ニッケル」と十二支の「戌」からイメージしたキャラ。
△第23使徒 タングステンの亥
・金属の「タングステン」と十二支の「亥」からイメージしたキャラ。
(名前のみの登場)
<その他人物>
◎サンナ・ベルックリンド(女・23歳) Lv.12
・ピンク色の髪(長さはショート)をしたベレスピアーヌ共和国のシスター。
ベレスピアーヌ第二修道大学シスター科卒業。
ピンク色の修道服を着ている。
Hカップの巨乳。可愛い系女子。
魔法を使うための片手持ちのロッド(杖)や盾を装備できる。
攻撃魔法は使えないが、回復魔法と補助魔法が使える。
趣味と呼べるほどではないが、たまにチェスをプレイしたりする。
セイヌパリス市内(※2)でアンシーたちと出会い、市内の案内役として彼女たちと共に行動している。
祖母レムネイトより、魔獣を浄化する光を放つ「桃魔の水晶玉」を渡される。
双子の姉で、「フレイ」という妹がいる。
この物語における重要人物の一人。
声のイメージ:羊宮○那さん
☆○フレイ・ベルックリンド(女・23歳)
・サンナの双子(二卵性双生児)の妹。
姉のサンナ同様シスターではあるが、本業は柔道家(二段)で、ベレスピアーヌ共和国騎士団の正団員(※3)である。
可憐でおしとやかな姉と違い強気な性格。
(ただしサンナはおしとやかでも、言うべきことはきちんと言う)
容姿はサンナと瓜二つだが、ピンクの髪の姉と違い、フレイの髪の色は青色。
巨乳なのは一緒。
姉のサンナほど魔力が高くないため、そういったことなどに劣等感を感じている。
双子なので誕生日はサンナと同じ7月24日。
○ロメンド・ベルックリンド(男・69歳)
・サンナ・フレイの父。教会の神父。
☆○プルム・ベルックリンド(女・48→ 49歳)
・サンナとフレイの母。教会のマザー(※指導者的シスター)。
夫であるロメンドとは20歳以上離れている。
誕生日は8月14日で49歳になる。
○レムネイト・ベルックリンド(女・76歳)
・プルムの母で、サンナとフレイの母方の祖母。
☆○ソフィアーヌ・クレリオネス(女・62歳)
・ベレスピアーヌ共和国の第37代首相。第109代国家元首(共和国と王国時代を含め)。
気さくで親しみのある人柄だが、芯は強く、言うべきことはしっかりと言う。
誕生日は5月20日。
☆○アドレンデ・リパレスカーブ(女・48歳)
・ベレスピアーヌ共和国騎士団団長。
自由・平等・友愛の名のもとに戦う、フランクナイト。
ムーンリアスでも珍しい女性の騎士団長。
誕生日は7月21日。
◎ミレイヤ・ラープフォーク(女・24歳) Lv.15
・藍色の髪(髪型は長め)をしたラープ帝国の第3皇女。美人系女子。
藍色のローブを着ていて、先の尖った大きめの帽子を被っている。
ムーンリアス賢者大学大学院(修士課程)を卒業。
攻撃魔法・回復魔法・補助魔法全てが使える賢者。
(ミレイヤはシスターのサンナにとって上位の存在というわけではない。サンナはミレイヤと違い、水晶玉や盾を扱えるので違いはある)
魔力を高めるために両腕に、「ネイビーマジックブレスレット」という魔力のこもったブレスレット(腕輪)をはめている。
兄であるブロイスを溺愛しており、彼の言うことや決めたことには素直に従っていることが多い。
性格は強気なほうだが、幼い子供や女性には優しく、「子供や女性が安心して暮らせる社会」の実現を目指している。
そのため、虐待や心中、暴力などにより、幼い子供や若い女性の命を奪った者たちには強い憎しみを抱いている。
子供や女性を守るためなら、自分自身はどれだけ傷つけても構わないと思っている。本人曰く、「幼い子供や女性を守るためであれば、世界中のありとあらゆる泥を被りましょう…」
皇女という守られるべき立場でありながら積極的に戦場に赴く。
神様に対してかなり否定的で、基本的に無神論者であるが…
この物語における重要人物の一人。
声のイメージ:上田○奈さん
○ブロイス・ラープフォーク(男・34歳)
・ラープ帝国の皇子。ミレイヤの兄。
元々は気品に溢れていた人物で、騎士団員や民たちにも慕われていた。
しかし、妻(皇太子妃)ラスミィと幼い息子であったアルフロッドの死去によるショック、そのような中で、最愛の妹の一人エミリーン(第2皇女)がブルスベイズ王国の王家に嫁ぎ自分のそばから離れてしまったこと、「第一子で男児」という理由だけで何がなんでも次期皇帝にしようとする父の存在などにより、精神状態が悪化。
今は最愛の妹ミレイヤに何もかも依存してしまう気弱な人間となってしまった。
☆○クリスフォーン・デルヴィンストローブ(女・20歳) Lv.13
・ラープ帝国騎士団の親衛隊員。
マスケット銃で戦う「銃士」。
ドジっ娘で、不器用な面もあるが頑張り屋。
同僚のダニエラのこともよく気にかけている。
本来親衛隊になれるほど器のある人物ではないが、ミレイヤに気に入られ、彼女の権限により親衛隊に就くことができた。
今は皇女ミレイヤを守るボディガード役として、日々頑張っている。
(ただしクリスフォーンの護衛が必要ないくらいミレイヤは魔力が高く強い)
名前が長めなので、「クリス」と呼ばれることもある。
ブルガリア出身のイメージ。
誕生日は3月4日。
☆○ダニエラ・グレムドネックス(女・推定年齢10代後半くらい) Lv.13
・ラープ帝国騎士団の親衛隊員。
八重歯っ娘。
野生児だった過去があり、正確な年齢は不明。
野生児だったため、喋り方がたどたどしい。
ラープ帝国領の畑で作物を食い荒らしていたところを村人に発見され保護される。
その後子供に恵まれなかった心優しい伯爵家夫婦の養女となったが、お嬢様生活よりも体を動かして暴れたいという、本人の意思により騎士団に入団。
入団後クリスフォーンと同様にミレイヤに気に入られ、彼女の権限により親衛隊に就くことができた。
今は皇女ミレイヤを守るボディガード役を務めている。
戦闘力はかなり高く、オリンス・シェルージェ・ナハグニ・鵺洸丸・ウェンディ・ススキ・千巌坊・ビオランテ・カルパーラたちよりも強く、主人公のクレード、大関経験者の沖津灘、拳法家のタオツェイたちに匹敵する実力の持ち主。
(そのためクレードとダニエラが戦っても、両者引き分けになるくらい)
「ヴァラディスの爪」を武器に肉弾戦で戦う。
実家となった屋敷はラープ帝国領シギジュアラの町(※4)にある。ルーマニア出身のイメージ。
キャラクター的にはドラキュラをイメージ。
誕生日を12月1日としたが、これは彼女がグレムドネックス家の養女になった日であり、本当の誕生日は不明。
○レモン号(メス・4歳)
・シェルージェがオリンスと二人だけで行動している時、購入したメスのヒトコブラクダ。
シェルージェはレモン号のことをとても気に入っている。
今は主であるシェルージェと別れ、シェルージェの実家であるクランフェルジス(※5)の王宮で飼われている。
(☆:新キャラ)
<名前のみの登場>
△オルブラング・クランペリノ(男・72歳)
・シェルージェの母方の祖父。サフクラント公国の前大公で23代目。
△サフクランドス大公(女・56歳)
・本名は、ベルンディーネ・サフクランドス。
名門公爵家サフクランドス家の当主で、サフクラント公国の現大公(24代目)。サフクランドス家はクランペリノ家と肩を並べるサフクラントの三大公爵家の一つである。
シェルージェがソフィアーヌ首相と面会できるよう紹介状を書いた。
△ポランレス・ジャルクジェイガム(女・49歳)
・ベレスピアーヌ共和国の北にある、コランターム共和国の3代目首相。
△チェムンドゥ・カメルデルソン(男・50歳)
・コランターム共和国騎士団団長。
△フォンチェルト・ピュートレアス(男・75歳)
・ウインベルク共和国の第77代首相。
△ロレンシィ・チャリムパータ(女・54歳)
・アイルクリート共和国騎士団、魔法部隊団長の賢者。
ムーンリアス20カ国の中でアイルクリートだけは騎士団長が二人おり、彼女はその一人。
△ペカチェリーナ・アヴェンチェルヴァ(女・45歳)
・北の月(北側の大陸)リベルジャイル王国の女性騎士団長。
△ラープフォーク14世(男・61歳)
・ラープ帝国の現皇帝で、第29代国家元首。
ミレイヤやブロイスたちの父。
本名は、ジェボルト・ラープフォーク。
△グラドリオス・ゾフレーグ(男・62歳)
・ラープ帝国騎士団団長を務める魔法剣士。
還暦を超えているが、主人公クレードと同等の実力をもつ。
△ヴェルトン・リオロッグ(男・150歳)
・魔法道具学を専攻するアイルクリート第一魔法大学の元名誉教授であり、魔法武装組織メタルクロノスの元一員。通称ヴェルトン博士。
主人公クレードにとっては恩人。
△パオトゥーラ・ナプトダリオン(女・27歳)
・ナプトレーマ王国(※6)の王妃。
アンシーに「アマルーナヒムの楽譜」を渡す。
△アルスラウド・ブルスダニオス(男・29歳)
・北の月(北側の大陸)のブルスベイズ王国の王子。
ブロイスの妹の一人であり、ミレイヤの姉であるエミリーンと結婚した。
徐々にエピソードを投稿してまいります。よろしくお願いいたします。
※1…国の名前の由来は、オーストリアの世界遺産「ウィーン歴史地区」(文化遺産 2001年登録)と、ドイツの世界遺産「バンベルク市街」(文化遺産 1993年登録)より
※2…市の由来はフランスの世界遺産「パリのセーヌ河岸」(文化遺産 1991年登録)より
※3…ベレスピアーヌ共和国騎士団員の紋章はそれぞれ、正団員には「聖剣デュランダル」が、正団員見習いには「戦斧フランキスカ」が、準団員には「雄鶏」が、クレードたちのような臨時団員もしくは騎士団協力者には「アヤメの花」が描かれている。
☆※4…町の名前の由来は、ルーマニアの世界遺産「シギショアラ歴史地区」(文化遺産 1999年登録)より
※5…王宮の名前の由来は、スペインの世界遺産「アランフェスの文化的景観」(文化遺産2001年登録)の「アランフェスの王宮」より
※6…王国の名前の由来は、「ナイル川」と、古代エジプトの王朝「プトレマイオス朝」より
(☆:物語初登場の世界遺産)




