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2 少年よ動き出せ

2 少年よ動き出せ




 ファミレスから20分ほど歩いたところに山田君のお父さんが経営するお店兼自宅がある。3階建ての1階が店舗になっていて、2.3階は住居になっている。お金を扱っている店舗のためセキュリティがしっかりしていて、4台のカメラが人の出入りを確認できるようになっていて、自宅へのドアも指認証システムになっている。また店舗の方はガラス張りで中が見えてお客が入りやすいようになっている。

 「さあ行ってみよう!」

 山田君が率先して店舗へと入っていく。

 「うむ。」

 メニトラさんが続けて入っていく。

 「佐藤君入ろうか?」

 「うん。」

 まだおなかの調子が良くない佐藤君は力弱く店舗へと入っていく。個性的なメンバーがそろっているからゲームだとしたら展開が気になるけれど、話がなかなか進まなくてイラっとする進行になりそうだ。

 「父ちゃんいる?」

 山田君はスーツを着たイケメン従業員に父親の居場所を聞いている。

 「事務所にいるわよ。」

 ふおっ、容姿と話し方に著しく違いがあったので思わず声がでてしまった。さすが山田君の家の従業員だ、店員も個性的だ。

 「父ちゃん呼んでくるね。」

 山田君は事務室へと入って行った。

 「ふむ、こちらの方に武器の展示もしておるのだな。こちらを見てくる。」

 メニトラさんは刀が置かれている方を見に行った。

 「なんかすごいね、ブランドバックがたくさん並んでいるね。」

 「どう凄いでしょう?」

 先ほどのお兄さん?かお姉さん?に話しかけられた。

 「凄いですね、でも僕たち買えないですから接客してもらわなくても。」

 「あら~見るのはタダだから見ていってよ~、自分で使わなくてもプレゼントしたりすることもこれからあるかもしれないでしょう?ね。」

 そういって僕の後ろから肩に手を乗せてきている。全然自然に触ってきて嫌な感じがしないのが不思議な感じだった。接客のプロってこんな感じなのだろうか。

 「メラニアさ~ん、こちらに来てください~」

 山田君が事務室の方へメラニアさんを呼んだ。

 「僕らも一応行ってみる?」

 「うん。」

 「いってらっしゃ~い。社長は変な人だけど商売は正直にやっている人だから安心してね。」

 店員さんに見送られて一緒に山田君のいる方に向かう。

 「いらっしゃい、よく来てくれたね。双雲そううんがいつもお世話になっているね。さあこちらの方へかけて。」

 事務室は20畳ほどのスペースとなっていて、大きな応接セットが真ん中に鎮座していて、作業用の机のほかは何お置かれていない空間が広くとられている。

 「改めて自己紹介をさせてもらうよ。私は山田 早雲そううんというんだ。息子と名前の読みは一緒だから覚えやすいだろう。はっはっはっ、まあここは業者の取引する時に使う所なんだよ。一度に100個くらいの取引をしたりすることもあるからねえ。このくらいの広さは必要なのさ。今飲み物を用意させているから待ってくれ。ところで売りたいのは貨幣ということなんだが今見せてもらってもいいかな?」

 「ああこの貨幣なんだが見てくれ。条件が合うようなら後数千枚はあるから持ってこよう。」

 しげしげとコインを確認した山田社長は、

 「金貨の中に含まれる金の含有量を確認したいので金貨を借りるよ。」

 といい、事務室のさらに奥にある部屋へといなくなった。かわりに女性の店員がお茶を持って現れた。

 「いらっしゃ~い。これスリランカ産の高級なタージリンだよ。香りもいいからまずは香りをかいでから飲んでみてね~」

 「いただきます。」

 紅茶を持ってきた女性はショートの黒髪に蝶の髪留めをしたさっぱりした美人なお姉さんだった。

 「礼儀正しいね~、ふたちゃんの友達とは思えないわ~」

 「リンリン、間違いなく俺の友達さ。しかもマブがつくやつ。」

 「へえ凄いじゃん、ふたちゃん変わり者だから友達出来ないと思っていたよ~」

 「リンリン学校生活で友達ができない奴なんていないんだよ。一人でいる奴は自分から友達がいらないって拒絶している奴だけさ。俺はこうやって誰にでも心を開いているからね。」

 そういって山田君は両手を広げて仰々しく天井を仰いだ。

 「はははっ、学校でもうちにいるときと変わらない態度だって分かったよ。友達が少し引いているように見えるのは気のせいかな?私も社長の手伝いをしてくるわ。じゃあまた後でね。」

 「ごちそうさまです。」

 「高く買い取られるといいですね。」

 「ああ、前回の転移者に金貨の換金率が一番いいと聞いていたからな。こちらの世界に持ってこられる重さに限りがあるからな。金貨が売れたら武器を仕入れていかないとな。」

 「メニトラさんが武器を買っていきたいというのが良く分からないんだよなあ。戦争が長く続いているならそれなりの武器が開発されていそうじゃない?」

 「ああ、確かにモンスター用の武器はいろいろ作られているし、そのおかげで被害を抑えることにも成功している。先ほど見た武器がすべてではないとは思うが、それほどバリエーションも私の世界より多そうではないしな。ただこちらの武器を私の世界に持っていくとだな、アーティファクト級の働きをするものがでてくるんだ。そこまでの力はでないにしてもこちらで使われているよりも遥かにいい働きをしてくれる。」

 「恩恵というやつですか?」

 「そうだな、我々は神のギフトと呼んでいるが大した違いはないな。」

 「なるほどそいつはすごいな。父ちゃんに高く買い取ってくれるようにいっておくよ。」

 「はははっ、相場で買い取ってくれればいいよ。それなりの金貨は持ってきているからな。クラスの人間に武器がいきわたるくらいの金額になるだろうさ。」

 「どのような効果があるんですか?」

 佐藤君珍しく話しかける。

 「うむ、一番大きい効果は壊れにくいということだろうな。我々にある武器と比べて耐久力がとんでもない。この効果は我々にももたらしてくれる。切断能力も高いぞ。それとは別に特殊効果がつく物があるんだ。これは物によって違うんだが使用者の能力値を上げてくれるバフ効果があるものや、相手に毒の効果を与えるデバフ効果を持つものまでいろいろある。」

 「なんかすごいですね。」

 「ああ、君たちが来てくれることと武器の調達が我々の将来に大きな影響を与えてくれることだろう。君たちが使いやすい武器を考えておくといいぞ。手になじむ使いやすい武器がいいからな。」

 「でもさ武器って売れないんだよね~。銃刀法ってあるじゃない?」

 「どういうことだ、売れないというのは?」

 「銃刀法という法律であって、刀剣を売るのには許可がいるんだよね~」

 「なに?先ほどのガラスケースに入っている商品は売ることができないというのか?」

 「許可を取るのに時間がかかるんだよね~。父ちゃんにいい方法がないか聞いてみるね。」

 「銃刀法に引っかからない武器も考えとかないといけないね。」

 「それはどんなものがあるのか?」

 「アーチェリーとかかな。」

 「そうだね、スポーツ系探せばあるかもしれないね。」

 「しゃああああ~、異世界転移たのしみだぜEEEE~~~」

 テンションが上がった山田君が大声を張り上げてきたけど、街に買い出しに行ったときにこれをやられたら、異世界に行く前に捕まってしまいそうだ。

 「お待たせしました。」

 戻ってきた山田さんは、メニトラさんの対面に座り説明を始めた。

 「お借りした金貨をお返しします。こちらの方は間違いなく金貨ですね。重さが7グラム、純度が70%ですので、買取する価格は27000円です。どうされますか?」

 山田君は金の相場をスマホで確認して、

 「相場が1グラム5500円くらいだからぼったくってはいないかな。」

 といってメニトラさんにスマホを見せた。

 「はははっ、山田ありがとう。ではその価格でお願いしたいのだが、3000枚くらいあるのだが大丈夫だろうか?」

 「大丈夫ですよ。ただ一枚ずつ汚れを落としてから計量をするから、それだけの数があるのなら2日は貰いたいのだけど大丈夫ですか?」

 「ああ問題ない。では今日後で持ってきてもよろしいか?」

 「ええお願いします。迅速に対応させてもらいましょう。」

 「それから1つ聞きたいのだが、この店で売っている武器類は買うことはできないのだろうか?山田に聞いたが銃刀法というのに引っかかるそうなのだが?」

 「刀は刃渡り15センチ以上あると許可を申請しないと買えないんだよね。両側に歯が付いたナイフなどは5センチ以上で許可が必要なんだ。」

 「結構面倒なんだな。許可というのはどのくらいかかるものなのだ?」

 「最低でも1か月はかかるなあ。」

 「それでは持って返ることができないなあ。」

 「父ちゃん、メニトラさん一週間後には異世界に帰っちゃうんだよ。どうにかしてもらえないかな。」

 「う~ん、少し考えさせてほしいな。」

 「よしなに、よしなに。」

 「すぐに買うことができるものは何かあるのか?」

 「残念ながらこのお店にはないな。もしよかったらアウトドア用品扱っているところを見てくるといいよ。」

 「何かと世話になる。では一旦帰って金貨を持ってくるからよろしく頼む。」

 「もしよければ車を出すから一緒に乗って行けば早いと思うけどどうする?」

 「道を走っていたやつに乗っていくというのか?」

 「そうだよ、場所を教えてもらえれば電車を使うより早く行けると思うよ。」

 「なるほど、お願いする。」

 「漣~、車出してもらえる?」

 事務室のドアを開けて店舗にいるお姉店員に声を掛ける。


 「了解~」

 「ではメニトラさんの住居へと突撃しよう~~~」

 こぶしを突き上げて山田君は勢いよく出ていった。

 用意された車はハイエースだったので楽々全員が乗ることができた。

 「メニトラちゃ~ん、行く場所を教えて頂戴~」

 「うむ、この地図で場所が分かるだろうか?」

 「ちょっと見せて頂戴~」

 漣は地図を眺めてふんふんとうなずくと、

 「大丈夫よ~、さっそく行きましょうか~シートベルト閉めて頂戴ね~」

 車は学校の方へと向かって走り出した。

 「メニトラさん、武器になりそうなものって調べてみたんだけど、これをみてもらってもいいかな?」

 「これは?」

 「包丁といって料理に使う刃物なんだけど、刺身包丁なんかだと刃渡りもそれなりにあって切れ味も鋭いんだ。だから武器にならないかな?それ以外にも斧とかどうかな?」

 「なるほどな、武器として売っているわけではないが武器になるものがあるという訳か。いいね、それはどこで買えるのかな?」

 「包丁は包丁専門店があるからそこで、斧はアウトドアショップにあるからそこにいけば売っているよ。アウトドアショップならナイフとかの刃渡りが短いものもあるし。」

 「その2つのショップには必ず行きたいな。他にも何かあったら教えてくれ。」

 メニトラさんはスマホの画面を見ながらメモを取っていた。

 山田君は助手席に座り、漣さんと楽しげに話しをしている。

 「鈴木君、親になんて言って異世界に行くの?」 

 「僕は手紙にしようかなって思っているよ。あとできるだけ多く普通の話はしておこうと思う。」

「手紙っていい案だね。異世界に行ってくるって前もっていったらさ、たぶん病院に連れていかれそうなんだよね。母親過保護だから・・・」

 「それは厳しいな~、机の見えやすいところにそれぞれあての手紙を書いておけばいいと思うよ。あとは見られちゃいけないものの整理とか。」

 「一週間あれば結構片づけられるよね。」

 「メニトラさん、こちらにいる間にやっておいた方がいいことってありますか?」

 「ああ、自分に合う武器を決めるのが一番だが、家族との別れを一番に考えておいた方がいいぞ。」

 「10年前に異世界に行った人たちはどうだったんですか?」

 「ああ、あの時は突然異世界に行くことになったから別れの挨拶はできていないんだ。それを今でも悔やんでいる地球人が多くてな。だから今回はそうならないように最善を尽くそうと思っている。君たちが力を貸してくれて助かっている。」

 「何ができるか分からないですけど、できることはやらせてください。」

 「明日からクラスの人間への説得を手伝ってもらえるとありがたい。」

 いきなり厳しいことをいわれて言葉に詰まる。おたくの僕の言葉を何人が効いてくれるのだろうか?

 「自分にできることはやらせてもらいます。」

 なんとか言葉を振り絞って返事をした。

 「異世界に持ち込める重さってどれくらいなんですか?」

 佐藤君がぼそっとメニトラさんに質問をする。佐藤君って僕たちといるときもそうなんだけど、本質を突く質問をいきなりいってくることがある。言葉数が少ないからあれなんだけど、佐藤君は頭の中で色々なことを考えて重要なことだけをピンポイントで話してくれていると思う。山田君とは真逆な感じだと思う。

 「ああ、体重の10%以内なら何の制限も受けないだろう。重量に余裕があるならば自分の武器は自分で持って行ってもらうと助かるのだが。」

 「そうですねそれくらい自分で持たせてもらいます。」

 「電気製品て持っていったら使えるんでしょうか?」

 「おそらく使えると思う。前回の転移者が持っていた音楽プレーヤーは使えていたな。」

 「それは重要だね。音楽を聴くとテンションが上がるからね。戦闘の前にはゲームのバトルBGMでもかけておきたいものだね、鈴木氏、佐藤氏。」

 「そうだね貯金下して最新のやつ買っておくのはいいかも知れないね。」

 「ではビッグ的な家電店にも行こうじゃないか。」

 「そこではどのようなものが売っているんだ?」

 「電気製品が多いよ。音楽プレーヤー、掃除機、テレビ、色々あるよ。我々はゲームを買いによく行くところだな。」

 「電気製品はどういう風に使えるんですか?」

 「ああ、魔法で充電していたな。」

 「じゃあ充電池とか持っていくと便利ですね。」

 「でかいやつ買っちゃう、10万くらいの容量のやつ。」

 「災害とか業務で使うやつでしょ。メニトラさんがさっきいっていた10%超えちゃうんじゃないかな?」

 「メニトラさ~ん、重量オーバーすると何かペナルティあるの?」

 「ああ、レベルが下がるんだけれど、君たちはレベルそのものがないからどうなるのか分からないんだよ。」

 「ふ~ん、じゃあ超えちゃっても大丈夫そうだね。でかい充電と持っていったら絶対便利だよ。みんなで対戦ゲームしようぜ。DWITCHがあれば暇つぶしになるしさ。」

 「そうだね、僕たちからゲームを取り上げたら他にあまりやりたいこととか残っていないもんね。小説とかダウンロードしておけばあっちでも当分楽しめると思わない?」

 「鈴木氏それいいね!漫画やラノベをダウンロードできるだけしておこう。ゲームとラノベと漫画があれば今とそれほど変わらない生活が送れるに違いない。」

 自分たちはメニトラさんの世界を救うために行くのにこんな風に遊びの話ばっかりしていていいのかなって思い、ちらっとメニトラさんを見てみるとかすかに笑っていた。」

 「君たちは本当に面白いな。君たちに話しかけて良かったよ。前回の転移者は心を病んでしまったものも多かったからな、君たちみたいに異世界に行くことを楽しんでもらえると一番いいんだ。」

 メニトラさんはさらっと怖いことを言ってくる。

 「メニトラさんもああいっていることだし、なるべくいろいろなものを持っていこうぜ!。」

 「ふたちゃん、立ち上がると危ないから大人しくしていてね~」

 「わりぃ、つい興奮しちゃってね。」

 「そろそろつくわよぉ~」

 着いた先は学校近くの低層のマンションだった。

 「あたしは車で待っているから、話が終わったら電話頂戴~~」

 「ありがとうございます。」

 おのおのお礼をいってから、メニトラさんが暮らしているという部屋へと向かった。

 ピンポーンと玄関横のチャイムを鳴らすと、ガチャっと鍵を開ける音が聞こえ中から大男が出てきた。大男は2メートルを軽く超える身長だったため、ドアを開けた時は頭から上は見えなかった。

 「クラスメートを連れてきた。みんな中へ入ってくれ。まあ何もないところだがね。」

 「よくいらっしゃいました。どうぞ中へ。」

 大男は丁寧に僕たちを迎え入れてくれたけど、体が大きすぎて廊下で詰まってしまった。

 「ちょっと横通らせてもらいますよ~」

 山田君がするりと横を通り抜けたのに合わせて、僕と佐藤君も横を通り抜けた。

 「こちらを見てくれ、これが持ってきた金貨だ。3000枚ほどあるからこれを交換すると8000万くらいになるみたいだな。どうだろうこれで武器をそろえられると思うか?」

 「どんなものを買うかによりますけど、1人当たり100万円以上ありますから十分すぎますね。車で話していたようなものであれば10万もしないですからね、十分すぎますよ。ちなみに防具も恩恵を受けるんでしょうか?」

 「ああ恩恵を受けられるみたいだな。前回の転移者は制服というのを着ていたのだがかなり丈夫になっているといっていたな。」

 「それでしたら防刀チョッキとか動きやすいシューズとかあると便利ですね。」

 「うん、靴は大事だよ。いいこというね、鈴木氏。学校には格好つけて動きにくい革靴履いてきているものも多いからね。動きやすい靴はマストだね。」

 「そうか、確かに靴は慣れるまで大変だったといっていたな。私にとっては当たり前だと思っていたが、革靴は不便なのか?」

 「おしゃれアイテムですからね。歩きやすさで行ったらシューズにかなわないですね。走るのに適した靴とか、山登り用とか細分化されていますし、一緒に見に行きましょう。試し履きしてみてください。全然違うと思いますよ。」

 「うむ、それは楽しみだな。バウサカ明日は一緒にみようぞ。」

 「はっ。」

 バウサカさんはかしこまって返事をした。メニトラさんはかなり格の高い人みたいだけど、あちらの世界で山田君不敬罪とかで捕まったりしないよなとか考えてしまう。

 この後僕たちが日常では遭遇することがない事件に遭遇するんだけど(メニトラさんとの出会いも大事件だけど)、これをクラスのみんなが来ていたらメニトラさんが異世界から来たって分かってくれるんだけどなっていう事件が起こるんだ。


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