人生スターン
短編小説になっています
書き途中の場合更新などございますのでご了承よろしくお願い致します
あ、またか…また俺は戻ってきてしまったのか…
もう戻りたくない…戻りたくないのに…なのになんでまた戻ってしまったのだろうか…
これはもう高校3年生から始まっている、俺は"スターン"という世界でも特殊…いや、世界でも一桁の人数にしか発症しない不治の病
にかかってしまった
初めては高校3年生の受験合格発表の日俺は大学に受からなかった、そんな俺は気力もなくし精神が不安定で前がちゃんと見えていない、そんな精神状態だった
その精神状態のまま俺は一人歩いて帰っていた、だがその帰り道の途中脇から出てくる車に俺は気づけなくて事故死をした…
……そのはずだったのに俺は目が覚めると、受験3ヶ月前の授業を受けていた……
「霧島…霧島…霧島!!!」俺ははいと驚きながら返事をした
「ったく、P75から頼むぞ」俺は先生に指定されたページ数から音読を始めた
「よし、次前原」授業が進むなか俺は一人顔を青くして考えた
俺は、受験日にひかれて死んだはず…
そして時は流れ受験合格発表日俺は大学に受かっていなかった
俺は一人肩を落としながら一人歩いて帰っていた、すると脳裏に事故死の記憶が横切る
「あ、俺が事故った場所だ…」俺はちょっと足を止めてみる、そして変だよなと思いまた歩き出すと脇から車が出てきた
すると車は前の電信柱に突撃し車体はぐちゃぐちゃになっていた
俺は119番と110番に電話をした
その後俺は警察で今日の出来事を話して家に帰る途中であった
俺は後ろから殺人鬼らしき人に後ろから心臓を一突きされ、バックを取られ逃走された
俺はなんの抵抗もできなくあっけなくそこに倒れ、また…死んだ
「はっ!!」俺は目が覚めるとまた同じ光景を目にしていた
それは受験3ヶ月前の授業であった
「うるさいぞ、霧島…よし次霧島P75から」俺はまた先生に当てられて全く同じP75ページを音読した
そして授業は前と同じ通りに進んだ、俺の次に前原さんが当たった
俺は心の中で思った
「これは俺が死んだらまた同じことの繰返し…」俺は学校を早退し、医者に行き診察をしてもらったがなんの異常もないという
俺は医者に半信半疑になりネットを見た、すると死んだら同じ光景を目にするという"スターン"という不治の病があることを知った、だがそれは七不思議やオカルト、幽霊などの部類と一緒らしい
だが、これは本当に起きているなぜなら俺がその不治の病にかかっているからだ
翌日俺は医者に行ったが、話すら聞いてもらえず専門家もお手上げの状態だという、俺はそれなら自分で一生を終えてやると思い俺は受験合格発表日の前の日に自殺を決行
……だが、俺はまた同じ光景を見ている…
そう受験日3ヶ月前の授業を
読んで頂き誠にありがとうございます
レビューや感想などありましたらお書きください