2 記憶喪失と部屋
本編スタートです。
被験者291号
少年は目覚める。
一体何に目覚めるかもあまり分からずとりあえず眠りから起きた。
しかし少年は何も覚えていない。
ここはどこか、何故ここにいるのか、自分は何をしたのか。
全く思い出せない。
よく考えてみると自分がなんなのかも分からない。
「ここはどこだ」
少年は警戒心ゼロでつぶやく。
記憶も思い出せない状態でどうすれば良いのかも分からないはずなのに彼はつぶやく。
とりあえず自分が今どこにいるか把握した。
真っ白な部屋で飾りはないがベッドと照明と奥にドアがある。がある。それしか言えない。
そう考えている内にドアのほうから、
「おはようございます。赤坂多識君」
そうやって少年の前に突如、若めの男性が現れる。
そしてどうやら少年の名前は赤坂多識、らしい。
「す、すみません。あなたは誰ですか。そしてここはどこですか」
赤坂は記憶喪失になったらだいたい言う事を目の前の男に尋ねる。
「覚えていないか。そうか」
「とりあえず、質問に答えていただきませんか」
「ああ。まずここは被験者の待機所。そして僕は今回の実験の研究者のアルバイトかな」
「そうですか。あと僕、何も覚えていないのですが、なんか僕に心辺りありますか」
「いや無いけど、多分脳に衝撃を与えた時に記憶がショックを受けてしまったのでしょう」
「そうですか。あと実験の内容は何ですか」
「内容はこれから紹介する施設で3ヶ月間生活していただくだけ」
「そんな実験何で僕が参加してるんでししょうかね」
「さあ。まあとりあえず、私について来て下さい」
「はあ」
赤坂は不安である。これから何が始まるのかも分からず、ただ、信頼していいのか。
まず自分は何をしたのだろう。
赤坂は考えても意味がない。
とりあえずこの体を使い生きる。
「今から君の寮へ向かう」
そうして赤坂はその寮へと向かう。
赤坂は今、寮にいる。
部屋は中々広く快適な生活ができそうであった。
部屋には二人の男と一人の女がいる。
女がいる事からこの寮はダメな部屋かと思ったら、そうではなくとなりに鍵のある部屋があった。とりあえず安心した赤坂であった。
部屋にベッドが二つあるが一つ男が一つは女が使っている。
赤坂はといえば途中もらった持ち物を床におき突っ立っている。
部屋は凄く静かで何一つ音がしない。
そんななか赤坂は勇気をだし口を動かす。
「あ、あの自己紹介しません」
「・・・」
「・・・」
赤坂は頑張ったにもかかわらず、二人は、いや二人の視線は赤坂を真っ直ぐ向けていた。
「さあさあ、とりあえず自己紹介しますね。僕の名前は赤坂多識です。二人ともよろしくお願いします」
そうして赤坂は自己紹介を終える。
「名前は氷埼翼だ」
男は言う。ついに赤坂のノリに乗ったかと思うと氷埼は赤坂の方へ近づく。
「ありがとよ来てくれて」
「はあ?」
「実はさ・・・」
どうやら氷埼は女に話かけたが、返事が無く凄く暗い空気になってしまったらしい。
そこで赤坂が来たので、助かった・・・という話だった。
「という事でよろしくな赤坂」
「ああ」
赤坂と氷埼は一瞬で仲が良くなった。
しかし、まだ一人解決していないので、赤坂は話しかける。
「すみません。あなたの名前は何ですか」
「・・・」
「ちょっと話してくれませんか」
「・・・」
どうやらなかなか口を開いてくれないことにきずいた赤坂は最後にまた問いかける」
「最後に聞きますよ。あなたの名前は何ですか」
少々無言がつずいたが、
「柏木玲奈」
「おう。やっと教えてくれたか」
柏木は少し顔を赤くして言う。
どうやら少し照れ屋らしい。
「じゃあよろしくな」
そうして赤坂は空気の悪かった部屋を暖かくした。
自己紹介を終えて数分三人は互いに最近の話題について話した。氷埼が話を進めてくれて赤坂は助かっていた。
なぜなら赤坂は今記憶が無いからである。
数分の話合いの後、部屋にあったスピーカーから放送があった。
『被験者の皆さんこんにちは。これから三ヶ月の間色々な施設で観察をさせていただきます。その観察結果を使い新たな研究結果をまとめて社会に役立つような物を作ります。観察はさせていただきますがどうかご了承下さい実験に疑問がありましたら、部屋にあるノートパソコンに情報がありますので拝見して下さい。以上で放送を終了します』
長い放送であったが何かと大きな実験に参加している事に赤坂気づいた。
今は暖かい部屋はこれから変わる事を赤坂は後から気づいく事になる。
まだバトルは出せません。後2話か1話くらい進めたらバトルを出すかもしれません。




