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記念

そして、数日休むと


「この作った剣は、記念に

ここに飾って置きますね。

で……この安物の剣ですけど、どうしますか?」


「適当に、ヒエログリフでも刻んで属性でも付与したら良いんじゃねーのか!」


「それも、そうですね。

では、それで行きます!

で、後は……めんどくさいから。

お金にしますね!」


「それが1番簡単だな。

でも、オレ達って……ずっと働いていないけど! 何でお金なんて持ってるんだ?

もしかして、お前!!! 錬金術で!?」


「いや、違いますよ。

配信しているじゃないですか!」


「ああ……あれな! あれって、何なんだ?」


「あれは! 

僕が居た元の世界に向けて配信してるんですが……何故だか向こうの世界で振り込まれたポイントをこちらの世界のお金に変える事が出来るんですよ。

理屈はわからないんですけど……」


「……それって、お前!!!

今まで、オレ様をタダ働き! させてたって事じゃねーか!!!」


「僕も使っていませんよ。

だって、ほとんど創造で作れますし!

お金の使い道なんて、ラットのお菓子代くらいですよ。」


「……そうなの!?」


「はい!

とりあえず、話を戻しましょう。

これで、宝箱は用意できましたが……肝心の人を集めるのは、どうしますか?」


「宝箱を適当に置いて置いても、人が来ないんじゃ見つけても貰えんしなぁ……」


「そうなんですよ。

僕達が、あそこの洞窟はダンジョンで宝箱が沢山あるって言うのは変すぎるし……

何か、こう上手く人を集める方法はないのかなぁ……?」


『洞窟調査のクエストを発注してはいかがですか?』


「おお! 大賢者さん……賢い!!!」


「久しぶりだな! 大賢者。」


「はい。

あまりにもダラダラした生活に耐えきれず!

スリープモードに移行していました。」


「…………。」


「何も言えねー」


何も言えない僕達は、洞窟調査のクエスト発注するべくギルドにおもむいた。



ギルドの受付……


「ただの洞窟の調査に

かなりの高額の報酬ですが……本当によろしいのですか?」


「ええ! 構いません。

ネズミ博士の安全が第一ですから、出来るだけ多くの冒険者を雇って下さい!」


「……分かりました。

この依頼でしたら駆け出し冒険者でも力になれるので、すぐに集まると思いますよ。」


「それは、助かる!

私達はね……一刻も早く、あの洞窟の調査がしたいのだよ!」


「では、また明日来て下さい。

クエストを張り出して置きます!」


「分かりました!

よろしくお願いします。」



そして、次の日……


「結構集まりましたね。ネズミ博士!!!」


すると、集まった冒険者達から質問が飛んで来た!


「こんなに集まって、ちゃんと全員分の報酬を払えるんだろうな!」


「それは、大丈夫ですよ!

予定していた人数より少ないくらいですから。」


「なら、良いけど……」


「では、行くとしよう!!!」


そして、僕達は自分達の家であるダンジョンへと向かった。

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