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51番目

そして、51戦目に出て来たのが……


これまた細身のローブ顔を隠した剣士!


「ああ……また、弱そうな人が出て来たなぁ〜」


そう僕が対戦相手を舐めている中、試合はスタートした。


ヒュッ! キンッ! キンキンキンキンッ……


「うわッ! ちょっと、この人! 強いってか早い……!!!

ラット! ちょっと、ラット! 起きて!

ヤバい! 相手強いって……」


しかし、暇すぎて寝てしまったラットは

起きなかった。


「くそー!!! こうなったら、あの殺人剣術を……」


そう思った僕だったが……

後半は自分の力だけで勝ってきたプライドが邪魔をした。


「お前なんか! 僕だけの力で倒してやる。」


そして、僕はローブの剣士と激しく斬り合った。


その姿は、まるでダンスを踊っている様に

周囲の目には映り観客を魅了した。


『コイツ、ホンマに強いな……

手を貸すか? ラク。』


「いや……いい……

なぁ〜お前!!! 俺と一緒にもっと死のダンスを踊ろうやー!!!

ぐちゃぐちゃのヒキ肉にしてやんよぉー!」


僕は、興奮のあまり言葉遣いが変になっていた。


『何だ!? ラク、テンション高いな!』


「いや〜……コイツのローブ! 認識阻害の魔法がかかっているから!

僕だけ魔法禁止のに、魔法道具なんて使ってるかドンドンむかついてきて!

あの、認識阻害のローブを引っ剥がして……

正体をさらしてやろうと思って!

正体さらしまぁーす!!!」


すると、僕達の間に1人の男が割って入ってきた!


「ここで、またもやルール変更を行います!

戦いが長引くと、大会に支障が出るとの事で……審判の判定で勝敗を決めたいと思います。

との、事です!」


「いや、待ってよ!

大会に支障が出るって、こんな何日も続けてるんだ!

今更、少し時間がかかるくらい何だって言うんだよ。」


「…………」


『ラク! これは、お前を判定負けにする為に措置だ。

さっさと、勝負を決めるぞ!』


「くそッ! そう言う事か……

なら、もう! 死の後の言ってる場合じゃない。

君……悪いけど! 終わらせて貰うよ。」


そして、僕は抜刀術にて! 胸元にあるローブの縛り目を切り裂いた。


すると、認識阻害の術式が解け!

剣士の胸元があらわになると剣士は、急いで胸元を隠した。


それを僕は、見逃さなかった。


「今、急いでペンダントを隠したよね!?

それって大事な物???」


そして、僕は叫んだ!!!


「スティール!!!」


「返して!!!」


「これ、大事な物だよねー……。

返して欲しければ、降参して!!!」


「それは、大事なお父様の形見なの!!!」


「あ……なんか、ごめん。

それは、本当に……でも、僕も負ける訳には行かないから。

すぐ返すから、出来れば降参して欲しい。」


「分かったゎ……」


「なら、はい! これ……」


「ちょっと待って! 何でペンダントが光ってるの!?」


「知らないよ。返したんだから、早く降参してよ!」


「あなた……誰? 何者!?」


「そんな事は、良いから降参してよ!」


すると、審判が……


「それは、困りますね。

では、これを……」


「何これ!?」

「…………」


「爆弾投下しまーす。」


「ヤバい!」


ボガッーン!!!


僕は、ローブの剣士を突き飛ばすと……

爆発の衝撃をモロに受けた為に、右腕を失った。


右腕からは、大量の血が流れていたが……


会場の皆んなが、目を取られていたのは

吹き飛ばされて壁に打ち当たり額から血を流す。王女様の姿に……


「どぉーいュー事だ!!! ローブの剣士だと思われてた方は、この国の王女様だぁー!!!」


すると、審判が


「コイツだ!!!

コイツが、王女様を即刻取り押さえろ!!!」


僕は、集まった兵士や選手達に

取り押さえられた!


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