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王女、妹

そうして、一応! クリスも混ぜて……

3人で、ヒロインについて話し合う事となった。


「基本的には、気の強い何処かの王女様が無難だな!

早速、何処かの城から王女様を攫いに行こうや!!!」


「僕が王子様だからキャラ的にもかぶるし却下!」


「王女と王子は別物やろ!!!」


「いや、攫うのはダメだし。

それが王女様なら国際問題にも発展しかねない!

1番問題が有るのは、そこだと思いますけど……」


「うっさいなぁ〜……

だったら、ラク! お前の妹で良いだろ。

妹がヒロインは、結構ありがたやし!」


「絶対、嫌! 僕に、何の得もないし……

もし、いい子が現れたとしても妹の前では

イチャイチャも出来ない!

そんな主人公達を僕は、沢山見て来た!」


「漫画の話ですよね。

てか、師匠は妹さんが居るのですか!?」


「クリス! そのくだりは、もうええねん。

だったら、ギルドの受付嬢かエルフの女!」


「ギルドの受付嬢とは、そんなに親しくないし……エルフに知り合いは、居ない!」


「幼馴染なんて、おらんし……」


「普通の女の子じゃダメなの? 

個性豊かなメンバーの中で、普通な女の子なら結構アリじゃない!?」


「普通のモブならクリスがおる。」


「……俺って、モブなんですか?」


「クソッーーー!!! 

いったい、どうすれば良いんだ!!!」


「俺ってモブなんですか?」


「やっぱり、有力なのは王女か妹だな!

そう考えると、お前の妹が1番理に叶ってるがな!」


「絶対、嫌だ!!!」


「俺ってモブなんですか?」


「そんなに嫌なら、お前の母親でいいよ!」


「ナイナイない!!!」


「いや、母親がヒロイン。

オレは見た事あるでー!!!」


「いや、僕が気まず過ぎる!」


「なら、もうクリスの母親で良いやろ!」


「俺が嫌です!」


「もぉええ! お前ら、ワガママばかりで決まらん。

こうなったら、オレがヒロインになってやる!!!」


すると、ラットは頭にリボンを付け!

女装をし始めた。


「どないやねん!」


「「却下!」」


「もう、決まらないなら……運命を信じよう。

僕、食パンを咥えて街を走りまくるから!」


「パンを咥えながら走るのは、女の方や!」


「なら! 皆んなで街を走りまくって、ぶつかった女の子がヒロインって事で!!!」


「今の所は、それが一番の方法やな!」


そして、僕達のヒロイン会議は幕を閉じた。



それから、僕達はヒロインが決まらないまま数ヶ月が過ぎた。


「おい! クリス、何や今日も特訓しとるんか!?」


「ええ、まぁ……」


「暇やから、オレ様が稽古つけてやろうか?」


「先生がですか? 出来る事なら師匠に、稽古をつけてもらいたいです。」


「ネズミ先生な! 

ラクは、今日は1人で街に遊びに行ったからおらんよ。

だから、オレも暇だからクリスと遊びに来た!」


「俺は、別に遊んで訳じゃ無いんだけどな。」


「ええやん……ええやん! 遊ぼうや。」


「まぁ、良いけど……邪魔だけはするなよ!」


「よっしゃーーー!!! 手加減してやる!

全力で、かかって来い!!!」


「いや……何で、お前に手加減されなきゃいけないんだよ!

まぁ、いい……すぐに終わらせる。」



それから数分後……


地面に膝をつき茫然とするクリス!


『何故だ……何が起きた……!?

俺は、大ネズミ如きに手も足も出なかった。』


「な……何で、大ネズミがこんなに強いんだ!?」


「オレ様が、ネズミ先生だからだよ。」


『理由になってない……

でも、俺はコイツに負けた。』


「もう一回だ! ネズミ先生!!!」


「おお……なかなか根性あるやないか!

えぇで、えぇで! 相手してやる。

かかって来い!!!」


その後、俺は何十回ネズミ先生に挑んだが……全く歯が立たなかった。


そして、ショックで3日間寝込んだ!


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