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ヒロイン

それから、僕達はダンジョンの縮小をここみた……


そして、セーフティーゾーンを作ると冒険者達はかなり滞在する様になった。


初めは、テントなどが多く見受けられたが

今では、建物も増え……食堂や武器屋などもチラホラ見られた。


まだまだ、露店程度ではあったが……

これからの発展が楽しみであった。


そして、僕達が人を雇い運営させている。

温泉宿は、男女問わず人気になり!


ダンジョンの名物となった!!!



「ダンジョンにセーフティーゾーンを作ってからどのくらいたったけ……」


「忙し過ぎて、覚えていません……」


「今は、ダンジョンの階層は何階くらいになったの……!?」


「一時期は、減ったり増えたりを繰り返したが……今は、見事に100階層だ!!!

やったぞー! オレ達、やったぞー!!!」


何故か、ラットは100階層になった事を凄く喜んでいた。


「ねぇ……クリス、100階層って凄いの?」


「めちゃくちゃ凄いですよ。

100階層を超えたダンジョンなんて、世界を見ても数える程しか存在しないと聞いております!

全てを確認した訳では無いので、定かではありませんが……

凄い事には、変わりありません!」


「そうなんだぁ〜……

良かったね! ラット!!!」


「ああ……今なら、魔王にも勝てるんちゃうかなぁ!!! 試しに、今度! 魔王ボコって来てやるわー!」


「それなら、俺も一緒に連れて行け!!!」


「冗談や! 冗談! 魔王に恨みも無いのに、喧嘩なんか吹っかけてもロクな事ないからな!」


「なんだ……期待させるなよ!」


「クリスは、凄く魔王にこだわるね。」


「当たり前です! 師匠!!!

魔王が居なくなれば、世界は平和になります!」


「そんな事、無いと思うよ!

魔王が居なくなったら、次は人間同士の戦争になるから。」


「何をバカな事を言ってるんですか?

人間同士で、戦争なんてする必要がないじゃないですか!?」


「チッチッチッ……甘いね。クリスくん!

人間は、人間同士で戦争をするよ!」


「馬鹿げています! 魔王が居なくなった平和な世の中で、戦争をする意味が見つかりません!」


「その時に、なったら……君にも分かるよ。」


「はぁ〜……。

よく分かりませんが……師匠が言った事なので、一応! 覚えておきます。」



それから、少しして……


僕は、ある大事な事に気づいてしまった!


「…………大変だ!!! ラット、クリス!

僕達は、何と言う過ちを犯してしまったんだ…………!!!」


「如何した? そんな深刻そうな顔をして!」


「師匠……師匠が、そんな顔をするなんて!

いったい、何があったんですか?」


「実は……ここに来て! 気づいてしまった事があるんだ!」


ゴクンッ……


あまりの緊張感に、2人は生唾を飲んだ。


「実は、僕達にはヒロインが居ないと言う事に気づいてしまったんだ!!!」


それを聞いたラットの表情は、固まり動かなくなってしまった。


「やっと、事の重大さに気づいてくれたか!

ラットくん……」


「…………オレ達は、何と言う過ちを犯してしまったんだぁぁぁぁーーー!!!」


「……はぁ〜。」


「しか〜し、ラットくん!

僕は、まだ間に合うと思うんだ!!!」


地面に突っ伏したラットが、頭をあげる。


「……ラク……本当か……! 本当に、間に合うのかオレ達は……」


「ああ……ラットくん! 共にヒロインを探そうじゃないか!!!」


「ああ……ラク! オレも協力する!

最高のヒロインを探そう!!!」


「……何言ってるんですか? 

2人とも、ヒロインなら居るじゃないですか。

ハッピーとラッキーが!」


「バカ言ってんじゃねー!!! クリス!

ハッピーとラッキーはメイドだ!

メイドがヒロインなのは、ラブコメだ!!!」


「かなり片寄った思考ですね。」


「クリスくん……モンスターの女の子も良いけど! やはり、人間の女の子も必要だと思うんだよ!」


「そう言うもんですか?」


「そう言うもんだよ。

考えてもみてくれ……彼女達は、メイドだ!

だから、僕達の言うことは大抵の事は聞いてくれる。

そんな彼女達を僕が、いやらしい目で見てみろ! 世間の人達は、どう思う!?」


「モンスター好きの変態……」


「君は、自分の師匠が! そんなレッテルを貼られてもいいのか!?」


「いや、そこは師匠が我慢すれば良いだけでは……?」


「話にならん! コイツの事は放っておけ。

ラク! オレ達で、メインヒロインを探すんだ!」


「そうなったら、とりあえず会議だね。」


「任せろ! 場所を準備する。」

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