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変化

「……なんか? 変な音しない!?」


「音……」


「聞こえる……」


「なんか揺れてないか?」


「なになに……地震?」


「崩れたら私達、生き埋めになるわよね!」


「ヤバい! 逃げろーーー!!!」


「逃げられないわよ!!!」


ゴゴゴゴゴゴゴオォォォォ!!!!


「うわぁぁあーーー!!!」

「きやゃぁぁぁーーー!!!」



「ラット、大賢者! ダンジョンはどのくらい広がったの?」


『ただいま5階層まで広がったのを確認しました。』


「5階層か……

そのくらい、あの人数ならすぐに到達するぞ!」


「何か足止めする方法は無い?」


「冒険者にモンスターを当てるんや!」


「ラット! お願い……」


「今すぐに作成出来るのは、スケルトンだけやな……

火力的には頼りないが、居ないよりはマシやな!

とりあえず、モンスターの方はオレに任せ!」


「助かる! 大賢者さん……」


『ただいま冒険者達が2階層に進出したので、3階層を迷路へと変化、改造します!』


「お願い!!!

そしたら、僕は外に出て4階層を錬金術で塞いで来る!」


そして、各々出来る事を必死に行った!



「大賢者! 迷路が突破された!!!」


『もっと、多くのモンスターを作成して下さい!』


「ヤバい! 4階層の壁を壊そうとしてるぞ!!!」


『追加で階層を増やします!』


「宝箱に財宝を入れて送れば、少し足止めになるかな???」


「分からんが……出来る事は、やってみー!」


「分かった!」



「今、何階層まで増えた!?」


『ただいま8階層まで……もうすぐ9階層が構築されます!』


「ヤバい! こんなに忙しくなるとは、思っていなかった……。」


「泣き言、言ってる暇があるなら手を動かせ!!!」


「ごめんなさい……」


『ダンジョンが10階層になりました。』


「こっちも強いモンスターを作成出来るようになったでー!!!」


「これなら、何とかなるかな!?」


「何とかするんや!」


「はい! ネズミ先輩!!!」


「ネズミ先生や!」



『ダンジョンが30階層になりました。』


「ここまで来れば……」


「そうやな……ダンジョン自体も、かなり複雑になったから。」


「大丈夫だよね……」


『アイテムを大量に放出した効果もあり……

冒険者達が引き返して行きます!』


「何とかなったみたいやな……」


「一時は、どうなるかと思ったけど……

何とかなって、よかったね。

とりあえず、休憩しよう!」


『まだです!』


「まだやな!」


「何が?」


「今のうちに、ダンジョンの階層と作成モンスターを増やしとくんや!」


『備えあれば憂いなしです!』


それから僕達は、不眠不休でダンジョンの改装を行った……



「ラット……ダンジョンはどう?」


「今は、50階層を超えたから!

もう冒険者は、ここまでは簡単には来れないと思うぞ。」


「それなら、良かった。」


「それより! ラク、これ見てや!」


そう言われて、モニターを覗き込んで見ると……

沢山の冒険者達がダンジョン内でモンスターと戦闘をしている姿が見てとれた。


「何か、面白い人達でも居るの?」


「コイツら……めっちゃオモロいんやで!」


そこには、男女複数人のパーティーが映し出されていた。


「何が、そんなに面白いの?」


「コイツら、ダンジョンをデートスポットと

でも思っているのか!

めっちゃくちゃイチャ付きながらダンジョン探索しとるんや!

あいのりか何かと勘違いしてるんちゃうかな!」


「そう言う事は、ピンクのバスの中だけにして欲しいよね。

でも、良く無事だね……!?」


「ああ……コイツらのリーダーが、めっちゃ頑張ってるからな!

コイツが居なかったら、とっくに全滅しとるだろうな。」


「それは、それは……苦労してるだろうな!

そう言う人を見ると応援したくなるよね。」


「なら、近くに宝箱でも送ってやるか!?」


「それ良いね。

送ろう! 送ろう!!!」


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