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9、納得

「何で誤りかって?」


女性は首を傾げる。


「そうだよ、僕の先入観ていうのは、それを形成するまでの過程が有ってこそのもの。」


青年が一息置く。


「それでも君が僕の先入観に誤りがあると言うならば、僕の先入観に誤りがあるという先入観こそが誤りなんじゃないかな?」


青年は、内心気分が高揚するのを感じる。


上手く論破できたであろうと納得しているのだ。


青年の予想どうりの反応を女性は見せる。


「何が言いたいの?」


理解し難そうだ。


「分からないかい?君が指摘した先入観は、君の誤謬なんだ」


青年は勝ち誇るかのように言う。


「ぇ?貴方自分で何を言ってるか分かっているの?」


「どういう事だい?理解があってこそ組み立てられる僕の見解だ、君の言う先入観と言うものと一緒でね」


青年は言う聞かせるかの様に言う。


「それは良かった。何かしらが有って組み上げられた見解なんだから」


「そうだよ、君は理解出来たかい?」


「えぇ、貴方の言いたい事は大いに理解できたわ」


「それなら良いんだ、理解して改善できるから」


青年は微笑みを零しながら話す。


「貴方の言う通りね」


女性は納得した様な様子だ。

ずれて来た^^;

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