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10、展開

「それで今の貴方の説明と、私の貴方の説明に対しする肯定には何かしらの意味が有ったの?」


女性はさらりと、青年の論理構成の思い違いを突き刺す。


女性は続ける。


「そう、この脈絡で構成されてきたこの今までの会話の中で。」


「意味かい?無いといえば無いと表現できるかな。僕的には、皆無であることは明確な事実であり自明な真実であることは明白だけど。」


基本的に、この会話の構成要素としては、無意味が9割型を占めているけどね。


青年は、自分に説明をする。


「けど、さっき言った様に、君が自分の見解を改善する事は、君にとっては有意義な指摘だと思うだ」


青年は、女性の発言の意図を一切理解出来ない。


言葉をそのままの形で飲み込んでいる。


耳に聞こえままに。


「私が一体いつ貴方の指摘によって見解を改めたのかしら?」


女性は首を傾げて問い掛ける。


「いつって?君は会話の脈絡を理解出来ているかい?」


青年は呆れるように言い放つ。


単に会話の構成速度に着いてこれていないだけなのか。


これ以上話しを続けた所で、彼女は僕に話しを合わせる事さえ無理難題な困難であろう。


青年の右足が、数ミリ地面から距離を離す。

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