ノリ
一人の男が喋った。アズミのことを知っている?
あと、何なのこいつ以外全員女のパーティーって……
「や……やあ。久しぶり。ノリ……」
アズミは何か気まずそうに応えている。
「もしかして、アズミを追い出したパーティーって君たちのこと?」
ダイチが質問をした。
「ん? アズミ今はこんなやつらと、つるんでるのか。パーティー? 追い出した? あぁ。そういうことにしておいてやるよ。言っておくが、あのお方はアズミを見つけたら殺してもいいって言ってたぞ。」
ん? あのお方って? さっきまで仲間だった人を殺すの? 酷い男だ…… マオはそんな男は大嫌いだ! こんなやつダイチが直ぐにやっつけてくれるだろう。
「へー。そうなんだ。じゃあ、私もあなたを殺すつもりでいかせて貰うよ。『炎の矢!』」
アズミが、ノリに向かって矢を放った。
「いきなり来るとはな。いいぜ! 殺してやるよ!」
ノリが剣を抜いてアズミの矢を払った。
そして、周りの女達もマオやダイチに攻撃を開始した。
火の玉が飛んできた。
避けた。
もう一人が背後に回ってきて首を刃物でかっ切ろうとしてきた。
避けた。
ダイチよりもスピードが遅い。正直マオの相手ではないので、ダイチとアズミに任せることにしよう。
「ダイチー! マオはみんなを外に逃がしてくるね。ダイチが戦闘終わる迄には帰ってくるよー。」
「わかったー!」
「はっ! このアマ舐めてるのか!」
ノリがマオ目掛けて突っ込んできた。他の女も一斉にやってきた。
「面倒くさいな。」
マオは全員の首に切り口を少し入れてあげた。そして、一目散に下に降りた。
「ぎょええー!!!」
2階からノリの悲鳴が聞こえた。まあ、少しだけ首から血が吹き出したから仕方ないね。
そして、マオは今まで見た奴隷の首輪を付けた人達の所に行き、外まで担いでいった。魔法が使えたら便利だけど使えないので、一人ずつ担いだ。
とはいっても、出口までの道は覚えているし、出口から遠くても一人2秒もあれば充分だった。外からだしたら、無理やり首輪を壊して上に投げた。
まだ爆風が収まらない内にもう一人を担いできて、また外に出してあげた。
そんなことを繰り返していた。そして、全員外に出して首輪を外した。
そして、2階に戻る。そろそろダイチ達勝ったかな? あの程度の相手、今のダイチなら簡単か。
そして、戻ると予想外の展開が起きていた。
ダイチとアズミに首輪が付けられていて、二人とも倒れ混んでいる。
「やぁ! おかえり! 美人の赤毛ちゃん!」
美人の赤毛ちゃんマオのこと?




