ユートピアの中
ユートピアに着いた。さっきの首輪を入口の門に向かって投げたので当然門は潰れている。
そして、宣教師が何人か逃げ出てきていた。中には、首輪を付けた少女を抱えた宣教師までいた。
「逃がすわけにはいかない!」
ダイチはそう言うと、宣教師の首に的確に手刀を入れて気絶させていく。
首輪を見かけると外していく。そして、マオは被害者が出ないように天に向かって首輪爆弾を投げる。
「ロープか何かない?」
ダイチが聞いた。
「どうして?」
「気絶した宣教師を、縛る為だよ。船で別の大陸に逃げられたら困るし。」
「ロープならあるよ。矢にロープを付けて使うこともあるから。」
そう言ってアズミはロープをダイチに渡した。宣教師達は手足をグルグルにしばられて動けない状態になった。
そして、建物の中に入った。
建物の中は、綺麗だ。
首輪をした男達が掃除をしているからだ。中には指が無い人も居た。
「あれっ? ダイチ……首輪を外さないの?」
「建物の中だからね。今外して爆発したら、中の人全員巻き込むことになる。」
「そっか……確かにそれは駄目だね。」
マオこの人達をスルーするしかなかった。
進んでいくと、厳重に鍵がかけられた部屋があった。
ダイチが、内部破壊で鍵を壊した。
その中には、大量の少女が居た。見ると30人くらいだろうか……そして、全員首輪が施されていた。
「みんな、マオが助けに来たよー!」
「……」
誰も空いた扉から逃げようとしない。
「あの首輪は、反抗的な感情を抱くと痛みが走るんだ。つまり、逃げようと思ったら大変なことになる。彼女達は逃げようと思う感情すら殺されてるんだよ。」
彼女達に絶対に後で助けに来る。
そう言って、マオ達は別の部屋を散策した。
色々と回ってみたが、何故かお風呂の中にベッドがあるような特殊な部屋が多かった。一体何に使うんだろう……?
そして、男や成人した女性は掃除やあと、手紙を書いている事が多かった。一つの部屋に大きな机があって、みんなで手紙を書いている部屋もあった。
凄く不気味だった。
階段を見つけた。2階にあがった。
2階も凄く綺麗だった。掃除が徹底されている。そして、たくさんの部屋があった。
それにしても、全員外に出すいい方法はないだろうか……そう考えていた矢先5人の人間が近づいてきた。
「やあ、侵入者達俺たちはここの警備を任されていんだ。なので、死んでもらうよ。ってアズミじゃないか!久しぶりだね。」




