アズミ
「ありがとうございます。えっと……」
「私の名前はアズミ! C級冒険者だよ。君は?」
「僕は、ダイチ。僕もC級冒険者です。」
ピンクの髪に、少し幼い顔つき。そして、大きな胸の女性が現れた。男性は、大きな胸を見ると馬鹿になると聞いたことがある。まぁ、ダイチはそんなことないと思うけどね。
「そうなんだ。でも、さっきのギガンテス、D級かE級の魔物だよ。本当にC級?」
「はい。つい、先日FからCに飛び級したばかりなので……」
「飛び級って初めて聞いたよ! 凄いんだね!」
「あっ。ありがとうございます。それで、こっちが、一緒に旅してるマオ!」
「あっ。マオさんね。はいはい。よろしく。でさっ! ダイチくん……実は同じ冒険者仲間から追い出されちゃって……もし良かったら一緒に着いていっていいかな……?」
「アズミ! よろしくね!」
「ねぇ、ダイチくぅ~ん! お願い!」
なんだろう……このアズミって人は何か苦手な気がする。
「ダイチがいいなら、マオはいいけどダイチはどうしたい?」
「仲間から、追い出されたのは可哀想だよね。一緒に冒険しよう。助けられた恩もあるし。」
「ありがとー!! まさか同じCランクの人と組めるなんて私嬉しいよ。」
「アズミさん、くっつきすぎですよ。離れてください。」
「やだやだ!」
やっぱりこの人、マオは苦手だ。なんか凄くむかつく。なんだろう……ダイチも何かニヤニヤしてるしなんなの!!
「ダイチと、アズミ! 行くよっ!」
「 マオ待って! まだアズミさんに目的地も何も言ってないよ。」
「いいんです。ダイチくん。私は、仲間に入れて貰えただけでありがたいです。どこまでも着いていきます。」
「マオとダイチの旅の目的は、
①ダイチの恋人であるマリサを生き返らせる手がかりを探す為。今は、北の大陸に手がかりがあるからこれからミナト町に向かう所。
②マオの婚活。つまり、結婚相手を探す為!」
「わかったよ。ご一緒しますね。ダイチくん。マオさん」
アズミは不適な笑みを浮かべていたようにマオには感じた




