目覚め
目が覚めた。
「ダイチっ!」
マオがずっと見守ってくれていた。
「あぁ。マオか……ここは……」
「みんなあー!ダイチが目を覚ましたよー! あっ……ここはグチの家だよ。」
「えっ? グチさんの……?」
見ると、そこにはグチさん、マキさん、チップ、シュウ、メック、マスター、そして何故かジルバさんとヤナギさんも居た。
「やぁ。ダイチくん。目が覚めたかい? 昨日は大活躍だったみたいじゃないか?」
ジルバさんが話しかけてきた
「いえ、僕は闘っている最中に気を失ってしまって……全然大活躍なんかじゃないですよ。」
「いや、俺もヤナギと一緒に見てたけどダイチくん凄かったよ。たった1日でこんなに強くなるなんて驚愕だよ。あのあと、俺とヤナギでファフニーはやっつけたから安心して。」
「えっ?」
「いやぁ。Sランク昇進試験が近くてさ。それで、ヤナギと一緒に依頼をこなしていたんだけど、たまたまドラゴンが見えたものでね……それで行ってみるとダイチ君が闘ってたんだよ。それで、ダイチくんが倒れたタイミングで俺とヤナギでやっつけた。でも、ファフニーはほぼ虫の息だったし」
「えっ? そうだったの……?」
「うん。ちなみに、強さとしてはBランク冒険者に依頼が来るレベルだったよ。俺ら二人掛かりでも結構大変だったけど、ダイチくんは一人であそこまで追い込んだよ。すごいよ。それで、ダイチくんは今、Fランクなんだけど、俺の支部長権限で君をCランクに昇進させようと思う。」
いきなりのことで僕は話についていけなかった。
「ダイチくん! Cランクに上がる条件だけど……俺と付き合ってくれ! ダイチくんの闘いぶりに惚れた!」
「ちょっと待ってください! ジルバさん! マリサさんがジルバさんを『キモイ』って言ってたけど、前はマオを好きって言ったり、今度は僕を好きって言ったり……本当……コロコロ変えすぎだろー!?」
「嘘で~す!ドッキリで~す!」
ということで、今日はエイプリルフールですね。後書きに書いたことは本文とは関係ないです。ちなみに、ジルバさんはノンケの設定です。今のところは。




