マリサさんとの再開……!?
『ニクメ……ニクメ……マモノ ヲ ニクメ……』
「うぁぁぁぁー!!!憎い憎い憎い!!おおおおー!!!」
「ダイチ! 大丈夫!?」
「アニキっ! どうしちまったんですか?」
二人が声を掛けてきてくれている。僕は二人の声に救われて正気を取り戻しそうになった。しかし、また真っ白な空間になった。そこにはマリサさんが居た。
「ダイチ。元気にしてた。」
「えっ……マリサさん……!?うん。元気だよ。」
「ならよかった。この前、エリコと何を話してたの? 私が居るのに……嫉妬しちゃうよ。」
「いやぁ。マリサさんのことを話していたんだよ。何もやましいことは話してないよ。」
「そう…? なら安心した。ダイチくん、これからは二人っきりでいっぱい恋人同士楽しみましょう。」
「う……うん。マリサさん積極的だね…」
「いやいや……一度ダイチくんから離れて寂しくなっちゃってね…」
「そうですね……僕も寂しかったです。マリサさん……おかえり……」
僕は泣いていた。
「ダイチくん、どうしたの?私はここにいるよ?」
マリサさんがキスをしてきた。
「マリサさん!本当にもう会えないかと……」
僕は号泣した。マリサさんの胸の中で。
「ダイチくん、聞いてほしいの。」
「何? マリサさん?」
「私をこんな姿にした魔物を許さないで欲しいの…」
と、マリサさんを見ると全身穴だらけになっていた。そして、倒れた。この前見た遺体と同じ形だ。
「絶対に許してはならない…絶対に…魔物を憎んで…」
「魔物を…憎む…もちろんだよ!マリサさん!絶対に魔物を許さない!」
僕の中で魔物への憎悪が極限に引き上げられていた。
「マリサさん! 絶対に仇を討つよ! 僕はマリサさんの為に魔物を駆逐するよ!」
「ソウダ……マモノ ヲ ニクメ……マモノ ヲ……ニクメ……」
また脳内に反芻されるこの声。僕はこの声に呼応するように立ち上がった。
そして、目の前の魔物に攻撃を加えた
「魔物っ!!かくごぉぉぉ!!!うぉぉぉ!!」




