ミスズ
目を覚ましたら、僕はマオとグチさんに介抱されていた。
「あっ!アニキが起きました!」
「ダイチ!無事でよかった!」
「あれっ?僕は……」
「あの後直ぐに倒れたんですよ。俺が解毒剤と回復薬を作ってどうにか復活できました。」
「そうなんだ。ありがとう。」
「ダイチ……心配したよ。本当によかったよ。マオは何もできなくて……グチが居てくれてよかったよ」
いや、マオ!君は回復力魔法使えるだろ!
「それで、この川は?」
「そうなんですよ。アニキが蛙を倒したら急に綺麗になったんですよ。」
「幻術だね。あの蛙が幻術を見せていたんだと思う。」
『愚かな人間共よぉぉぉ――マークを倒すとはなかなかのものだ――いいだろう。この私が相手してやろう』
また、脳内に直接聞こえてきた。
そして、その時目の前に青い龍が表れた
「さあ!絶望するがいいー!!……ってマオ様っ!?」
ミスズは、少女の姿になった。
「あっ。マオだよ。」
「私はオロチ様の部隊の副隊長のミスズです。」
「あっ。オロチの部下か。」
「はいっ!どうしてマオ様が人間なんかに……?」
「えっ?アネゴ……?アネゴは――」
「あっ。グチさん、僕たちは何も聞いていないことにしよう。」
「ダイチ――もういいの。ここまで来ると隠しきれないよ。ミスズ!マオはこの人間を信用しています。」
そして、僕たちはミスズに事の経緯を説明した




