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魔王戦

「レディースアンドジェントルマン!魔族の野郎共!聞いてるか!?ムラタと思ったかい?俺だよ。西の祠を守ってる鵺のヌッシーでーす!今日は、なんと魔王様があの噂のマオと直接対決したいと言ったので、ムラタのテレパシーを使ってみんなにその様子を実況するぜ!」


「オロチ様がマオ殿に負けてしまったので、魔王様が直々に対決を申し出てくださいました。今後の魔王軍を左右する闘いなので、皆さまに聞いていただきたいと思い、ヌッシー様に実況を依頼した次第です。」


「そういうことだ。野郎共!今日は二人の戦いを楽しめー!!」


「魔王様、マオ殿、それでは始めますよ。

はじめっ!」


「おおおおっと!はじまったぁぁあ!と、同時に物凄い攻防だぁぁ。」


「ヌッシー様、わたくしには何が起こってるのか全然見えないです。ただ、激しい音と火花が見えます。」


「そのとぉぉり!!常人の動体視力では見えないスピードだ!しかぁぁし!!このヌッシーには、みえる!見たところ、魔王様が優勢だ!おっとぉぉ!!攻防が止んだみたいだ。二人が何か話してるぞ!」


「はぁはぁ。おい!マオとか言ったか?何故攻撃してこない?」


「魔王さまぁ、息あがってるの?かわいい。攻撃したら、いつも直ぐに終わっちゃうから、それじゃあつまらないじゃん。」


「舐めてるのか!!本気でかかってこい!!俺は他の魔族最強なんだぞ!」


「はぁい。わかったー。本気出すね。」


次の瞬間


「えっ!!!魔王様の首が一瞬でとんだぁぁぁ!!真っ二つにとんだぁぁあ!!このヌッシーには何も見えなかったぞ。って、あれっ?飛んでない…?どういうことだぁぁぁ!???」


「魔王さまぁ、恐怖で漏らしてるよ。少し殺気をぶつけただけで。」


「もっ…もらしてなんかないっ!」


「なぁぁんと、マオの殺気で魔王様の首がハネられた幻覚を見せられたみたいだぁぁ。しかも魔王様…いやこれは俺の口からは何も…ただ、地面が濡れてるっ!!」


「おめぇなんて怖くねぇ!かかってこい!」


「はぁい。では、いくよ。」


「ちょっと待てっ!やっぱり降参だ!俺は死ぬのは怖くないけど、この魔王軍を見捨てて死ねねぇ!」


「なんとぉぉぉ!!魔王様が降参したぁぁぁ!勝者、まおぉぉぉぉぉ!!!!!」


「おい!マオ!貴様、魔王にならないか?俺は魔族一強くない。魔族一強いのはマオ、お前だ!」


「魔王さまぁ。マオはそんなの興味ない。強い男を探してるだけだよ。」


「俺は魔王を辞退する。マオが魔王にならなかったら、魔王軍は終わりだ。つまり、人間に攻められたら魔族は終わりだ。」


「人間が攻めてくるの?」


「そうだ!怖いだろ?その為に魔王になってくれ!」


「人間と闘いたいっ!!マオ、魔王になる!」


「おい!ムラタ!それ貸せっ!!聞け、魔王軍のみんな!この俺、ゴルオンは今日で魔王を引退する!新たな王は、マオ様だ!みんなこれからさマオ様に従え!新しい王からの一言だよく聞け。」


「新しい魔王のマオです。みんな、気軽にマオって呼んでね。決闘はいつでも受け付けるよ。強い男募集中だよ。いつでも遊びに来てね。」


「以上!魔王様の言葉だ!」


「ゴルオン、魔王様じゃなく、まおって言って!その呼び方嫌いー。」


「失礼しました。これがマオ様の言葉だ!新たな王の誕生に拍手っ!!!!!ムラタ、これっ。返すぞ。あとは、適当に何か切り上げておけ。」


「えー。それでは現場からは以上です。ムラタと、ヌッシーがお伝えしました。」

ついに、マオが魔王になりました。ようやくここまで書けたよ。メインヒロインの過去話は、もう少し続くのじゃ。

それにしても、マオの設定を強くしすぎたかどうか少し心配。


今気付いたけど、主人公とヒロインの名前を合わせたら大地真央じゃないか!!

なんか、芯があって勇敢な男の子をイメージしてダイチって名前をつけて、魔王からマオって名前をつけたけど。大地真央さんは意識してつけたわけではありません。

多分見てないと思うけど、大地真央さんごめんなさい。

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