VS ゴーダ(2)
ついに、この日が来た。ゴーダとの決闘だ。
場所は冒険者ギルド前。時間は10:00~。
現地に着くと、既にギャラリーが集まっていた。みんな、楽しみにしていたみたいだ。孤児院の先生や生徒も来てくれていた。
リョウコママがやってきた
「ダイチー!ちょっと見ない内に立派になったねぇー。しかも、こんな可愛い女の子二人も連れて…そんな子に育てた覚えないんだけどねぇ」
「リョウコママ!誤解ですよ!」
「ダイチくん、何が誤解なの?
私に告白してきたのは嘘だったのかな?」
すかさずマリサさんが、突っ込んできた。
「なに!?ダイチが女の子に告白!?もう、私の手には負える子じゃなくなったよ」
「あの、マリサさんはそうだけどマオは本当そんなつもりないですから!」
「ダイチ…マリサには敵わないけどなんかショックだよ」
「まあ、ダイチが立派になっていてあたしは幸せだよ。それにしても、今日は決闘なんだって!?頑張りなさいよ」
「はい。頑張ります」
その後、他の先生方や孤児院の後輩から声援をもらいそのまま時間が来た。
「えー。今回の試合の実況をするヤナギだ」
ヤナギさん。ジルバさんと仲がいいA級冒険者だ。よく、ジルバさんとパーティーを組んで冒険しているらしい。
「では、ダイチ!ゴーダ!二人とも準備はいいか?」
「おぅっ!」
「はいっ!」
「では、始めっ!!!」
始まりと同時にゴーダが突っ込んできた。
ゴーダは剣を持っている。僕は、ゴーダを待ち受けて剣を躱した。そして、ゴーダのお腹に一発入れた。
「っっっ!!!」
ゴーダはびっくりしている。
「あんなに弱かったのに、どうやってそんなに強くなったんだ!」
「一週間本気で特訓したんだ」
ぼくは正直に答えた。
「そうか…。なら、こういうのはどうだ?」
ゴーダは冒険者の袋|(最初にジルバさんから渡された空間魔法が施されている袋)からスライムを取り出した。
「はははは!ダイチ!お前確かスライムに攻撃出来なかったよな?こんなこともあろうかと、一匹捕獲しておいたんだよ。ほらほら!この可哀想なスライム盾に攻撃してみよろっ!」
ゴーダは相変わらずの屑だと僕は思った




