5日目
朝から気まずかった。しかし、二人とも凄く嬉しそうだった。
なんか、朝食のオムレツにケチャップでハートマークが書かれていた。凄く照れる。
「マリサさん、まだ付き合っていないよ。ゴーダに勝ってからだよ」
「ごめんね。気が早かった?でも、ダイチくんも嬉しいでしょ?」
「ダイチ凄く嬉しそうだよ」
そう。凄く嬉しいが僕はゴーダに勝った時のご褒美としたい。
「ごめん。マリサさん。ゴーダに勝つまではそういうのは辞めて。僕はマリサさんというご褒美を勝ち取りたい。だからこそ頑張れるのだと思う」
「わかったわ。ダイチくんがそう言うのであればそうする。私が先走っちゃったね。ごめん」
「いえいえ。気にしないで」
そう。マリサさんとは、ゴーダとの試合に勝ってからだ。今からのろけているとゴーダになんて勝てない!
そのまま午前中のトレーニングを終えた。
全速力で5分走れるようになっていた。
動体視力はレベル8のまま。
そのまま午後のトレーニングに移る。
大縄は、レベル8が飛べるようになり走りながらの大縄はレベル5も6も飛べるようになった。
ご褒美があると頑張れるのかな。そんな感じがした。
そして、そのままマオに打ち込みをした。
また、蹴りも見てもらった。
蹴りは、まず膝を上げて脚を直角にした状態から脛で攻撃をする。そして、突きと同様に衝撃の瞬間に力をいれて、引く。鞭のように攻撃を加える。
この、鞭のようにするのが非常に難しい。
また、下蹴りは体重を乗せる感覚がなかなか掴めない。上段蹴りは体幹のバランスが難しい。
しかし、脚は腕よりも筋肉がありより攻撃力が高い。
僕は、暫くマオに蹴りを打っていた。
「まあ、今のダイチならそんな感じかな。今夜は蹴りだけでミノタウロスを倒してみて」
そう言って蹴りのトレーニングが終わった。
「次ぎは、掴みのトレーニングだよ。これは両手が空いている格闘家だけができる技だよ。
ダイチが、最初にゴーダと闘った時にした技だね。掴む所は相手の首や腕や髪の毛だよ。」
「マオちゃん、人間の場合は服を着ていることが多いから襟や袖とかも掴めるよ」
「マリサ!ありがと。相手に襟や袖があると掴みやすいよ。あと、魔族も服は着るよ」
「あの…人間って鎧とか着てるから襟や袖は…」
「確かにそうだね。当日ゴーダは鎧着てるかもね。だとしたら、やっぱり首を掴もう!その練習をこれからするよー」




