視る
「次は。目に魔素を集中させてみて?」
そして、目に集中させるとマリサさんの胸の辺りに「C」の文字が見えた。
「Cですか?」
「正解ー。じゃあ、これは?」
次は、Cの上に穴が開いた感じ?
「上に穴が開いたCです。」
「はい。正解!完璧だね。
じゃあ、次からはどこに穴が空いてるか言っていってね。」
「上、右、上、下、左」
「おお!全部正解だよ。じゃあ、スピード上げてくね。5個ずつ出題するから5個答えてね。」
そうして、僕の動体視力のトレーニングが始まったよ。
そして、続けていくと
「だいたいダイチくんの動体視力がわかったわ。私が再現できる速度の最大をレベル20だとするならば、ダイチくんの動体視力レベルは5ね。ここから鍛えていくわよ。」
「そんなことわかるのですか?でもどうやって鍛えるの?」
「こうするんだよ。チラッ!」
そういうって、マリサさんは自分の穿いているスカートを捲り上げて元に戻した。
凄く早いスピードだったから何も見えなかった。
「男の子ってこういうの好きでしょ?私のパンツにさっきの模様を出したから、空いてる方向を言ってね。さっきのは、ダイチくんがギリギリ見えないレベルのスピードだから、私のパンツを見たかったら、頑張ってね。」
「えっ?マリサさん、そんなトレーニング恥ずかしくて出来ないですよ。」
「おー!マリサ!さすが!これならダイチにもマリサにも嬉しいトレーニングだね。」
マオが何か言っている。
「チラッ! チラッ! ……」
僕は、マリサさんの方を視ないようにしていたが、その声を聞くたびに僕の脳がマリサさんの方を視ろという指令を送ってくる。
僕は、マリサさんの方をチラッと見てしまった。物凄くアドレナリンが分泌して心臓が高まる。
「ダイチくん……私のパンツ……見えた…////?」
顔を赤らめながら、そんな台詞を言われると益々心臓が…
「えっ……みっ……みえないです。」
「ちゃんと見てよ/// ちらっ」
それでも、早すぎて見えない。恥ずかしくてまた違う所をみる。
そんな事を繰り返していたら日が暮れた。
結局、レベル6は見えてしまった。
「ダイチくん、1日でレベル6が見えるようになるなんて、やっぱり男の子だね。この方法なら一週間後にはレベル15が見えるね。Aランク冒険者並みの動体視力になれるよ。」
「えっ? そんなに? でも、この方法はちょっと――」
「嫌なの?ダイチくん?私のパンツ見たくないの?」
マリサさんは少し悲しそうな顔をしている。
「そんなことないですけど、マリサさんはいいのですか?僕なんかにパンツ見せて。」
「可愛い教え子を強くするためだよ。それに、ダイチくんならいいと思ってるよ。」
「えっと……」
「勘違いしないでね。ダイチくんは発情して襲ってくるような野蛮な男じゃないって信じてるって意味だからね////」
「マリサ、素直なのか素直じゃないのかわからないね。
そういえば、それツンデレって言うんだよ。前にムラタって魔族が言ってた。」
「ツ…ツンデレじゃないわよ/// マオちゃんは、何か勘違いしてるよ////
えっ!? ムラタって…やっぱりマオちゃんって……いや、この話は後で話そうねマオちゃん。」
僕にはムラタって魔族がピンと来なかった。有名なのかな?




