表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
104/252

レイスの手口

暫く尋問室の前で待っていた。

静かだ。本当に何も聞こえない。


そして、女神様とショウが出てきた


「尋問終わりました。わかったことがあります。レイスは腕利きの拷問官です。」


えっ? 拷問官!? だから、あの時ダイチに『拷問はしないのか?』と聞いていたのか。


「じゃあ、ショウはレイスに拷問されて脱獄を手伝ったと……? でも檻の中からどうやって?」


ダイチもびっくりして聞いている。


「順を追って説明する。レイスは拷問官だけど特殊な拷問官で、相手を痛め付けないで情報を引き出すタイプの拷問官だ。その方法は、誘惑だ。」


誘惑で拷問……!? そんなことができるんだ。


「いくら誘惑でも拷問なんてできないでしょ。」


「ダイチさんがそう思うのも無理はないと思うわ。まあ、でもダイチさんなら魔法無しでも簡単に墜ちてしまいそうな気がするの。冗談はさておき、レイスは誘惑に抗えないような魔法を使ってるの。少しでもレイスのことを魅力的に感じてしまうと、もう抜け出せないわ。彼は、そんな魔法にかけられて杖をこっそりと持って来るように言われ持ってきて、ご褒美とか言われて檻の中に入っていって、レイスの姿に変えられてそのまま本物に逃げられたのね。」


「ちょっと待って……僕はそんな誘惑に弱くないよ!」


いや、弱いだろ。アズミと初めて会った時の事マオは覚えてるよ。絶対ダイチは誘惑に弱い!


「ダイチ、もっと誘惑耐性をつけないと駄目だよ。」


「ダイチさんには、誘惑耐性のついた指輪を差し上げます。」


女神様は、ダイチに指輪を渡した。


「えっ? いいのですか?」


「はい。どんな強い冒険者でも誘惑攻撃の前では無力です。相手が、それを得意とする拷問官ならば絶対に対策は必須です。」


「ありがとうございます。」


「あと、私とシンジも着いていきます。」


「えっ?」


「レイスを追ってヒルコ大陸に向かうのですよね? 私達も同行します。」


ダイチはびっくりしている。それもそのはず。マオ達は、北の大陸に行くつもりだ。でも、ここでそんなことは言いにくい雰囲気になってしまった。


「は……はい。よろしくお願いします。」


「あら、顔がひきつってるわよ。嫌なのかしら?」


「そんなことはないです。ただ、僕達の目的地と違っていたので……。でも、レイスは放っておけません。ヒルコ大陸に行きましょう!」


「じゃあ、レイスを無事に捕まえることができたら貴方達の目的地に送ってあげるわ。北の大陸でしょ?」


「知っていたんですか?」


「ここに来て、ヒルコ大陸以外の目的地となるとそこしかないわよ。」


そして、マオ達の次の行き先がヒルコ大陸に変更となった。そして、パーティーメンバーも2人増えた。


「そういえば、チコ! 貴女の処分ですが今回は不問とします。今日入ったばかりの新人を夜勤に回したってことは懲罰の対象だけど、あれはベテランの看守でも同じ結果になっていたわ。今後もギルドの管理頑張ってね。」


「ありがとうございます。女神様!」


チコは、ほっと胸を撫で下ろしていた。


「では、早速行きましょう! ヒルコ大陸へ! チコ! 冒険者ギルドの船を早速手配して!」


「わかりました。女神様。こっちです。」


一行はチコに着いていくと、そこには立派な船があった。


「チコ! 船の管理はちゃんと出来てるの?」


「はい! 毎日メンテナンスは欠かさずに行ってます。」


「わかったわ。では、みんな乗りましょう。私が操縦するわ。これでも、船の運転は得意なのよ。」


そういって、女神様が船の操縦席に立つ。


そして、一行を乗せた船が出発する。

皆様、宣伝用twitterを開設したのでよければフォローお願いします。

@sonemi3196

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ