第一章 4 SP:スキルポイント
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鈴宮 蓮 16歳 男 レベル:22
ステータス
HP:380/380 MP:40/40
攻撃力:50
耐久力:155
速 度:365
知 性:220
精神力:90
幸 運:1200
SP:200
ナイフ:攻撃力+30
キングスライムの指輪:受けるダメージ -5%
固有スキル
【能力 覚醒】レベル1
効果:レベル以外のステータス全てを2倍
発動時間:常時
消費MP:0
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「初めてダンジョンに入ったにしては結構動けてるだろ!」
俺は中学時代運動部に入っていたこともあり体を動かすことは得意だ。
ダンジョンからそう遠くはないため数十分歩き俺は家に帰ってくる。
「さて、能力 覚醒の効果を確認っと…」
俺はステータスメニューを開き驚愕する。
「え?ステータス2倍、しかも常時?!」
俺はそのチートのようなスキルに大きな声を漏らしてしまう。
「え、え?このスキルならSランクとか余裕じゃん!」
冒険者は階級で強さが別れている。G~SSランクまでありSS以上のランクの者はランクの域を超えてることからOVERなどと呼ばれる。
基本的にSランク以上の者は最強とされ収入はサラリーマンの生涯年収を余裕で超えると噂されている。
一攫千金も夢じゃない!と思ったが、俺は厄介事や面倒事に巻き込まれたくないタイプの人間だ。過去に最強クラスのスキルを手に入れた人間が居たのだが「チートだ!」と大批判を受けていた。
俺はこの固有スキルを隠すことに決めた。
「てかSPってスキルのレベル上げれたよな…ってことは…」
【能力 覚醒】レベル1→2 使用SP:150
「150SP使って上げれるのか。よし、上げよう。」
【能力 覚醒】レベル2
効果:レベル以外のステータスを2.5倍
「は?一気に0.5も上がるの?え。まじでチートじゃね?」
俺は冒険者として頑張っている人に申し訳なくなった。
「よし。とにかく明日からは冒険者試験のためにレベル上げでもするか!」
俺は丁度一ヶ月後に行われる冒険者試験を受ける。
【冒険者試験】
年に二.三度行われ受かったものは冒険者になることができる。冒険者試験で最初のランク分けがされる。
俺はレベル上げのためダンジョンへと出かけるのだった。
次から少しの間ダンジョンに籠りますがどうかお許しを(。>ㅿ<。)