第一章 2 ダンジョンのその先で
初連載ですがまだまだ初心者なので感想 アドバイス どんどん書いて欲しいです!
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鈴宮 蓮 16歳 男 レベル:10
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ステータス
HP:330/330 MP:33/33
攻撃力:40
耐久力:130
速 度:340
知 性:200
精神力:90
幸 運:1200
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SP:100
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ナイフ:攻撃力 +30
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固有スキル
【能力 覚醒】レベル1
効果:レベル以外のステータス全てを2倍
発動時間:常時
消費MP:0
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「能力 覚醒…なんか強そう。」
俺はスキルの名前がかっこいいから小さくガッツポーズを取る。俺はスキルの効果を確認することよりダンジョンを攻略することを優先した。
「よし。このダンジョンさっさと攻略して家帰ろ。」
〜ダンジョン最下層〜
俺は地道にレベルを15まで上げ、ダンジョンの最下層へとたどり着いた。
「ここがボス部屋…」
各ダンジョンにはボスがいる。ボスはダンジョンの最下層、ボス部屋と呼ばれる部屋の中にいる。誰かがボス部屋に挑戦している間、他の人間はボス部屋に入ることはできない。
俺は恐る恐るボス部屋の扉を開ける。
キィィ
扉を開ける音が耳に響く。
「あれ。ボスいないじゃん。」
ボス部屋の中は真っ暗。数秒経ちボス部屋の明かりが灯る。
始まりの迷宮【ダンジョンボス】
【ヘビースライム】通常のスライムよりふた周りほど大きく反撃してくる。攻撃力はそこまで高くない。
「さぁショウタイムだ。」
とか言ってみる。俺はヘビースライムに向かって走り出す。
「あれ、身体が軽い…これなら!」
俺はヘビースライムの頭上へと大きくジャンプする。そして小さなナイフを下に向け大きく振り下ろす。ヘビースライムにナイフが深く刺さる。刺さった瞬間ヘビースライムは暴れるがすぐ動かなくなり、少し時間が経つとヘビースライムが消滅した。
[攻略報酬 ぷよぷよした塊を入手しました]
[レベルが2上がりました]
[称号 ボスを殺める者]
初めてボスを討伐した者に与えられる称号
[称号 一撃必殺]
ボスを一撃で討伐した者に与えられる称号
「一撃で倒せたぁ!ダンジョン攻略!!」
ヘビースライムを倒し少し時間が経つが出口が出てこない。通常ボスを倒すとダンジョンの入口付近へと通じる出口が出てくるはずなのだ。
「あれれ。出口が出てくるんじゃなかったっけ?」
俺は少し周りを見渡す。すると
[ソロでダンジョンをクリア]
[短刀のみでダンジョンをクリア]
[初挑戦でクリア]
[ボスを一撃で撃破]
[ストロングボスを召喚します]
【ストロングボス】ボスを倒した後に、特定の条件を満たした場合出てくるボス。
「え。なにストロングボスってぇ?!」
始まりの迷宮【ストロングボス】
【キングスライム】通常のスライムよりも数十倍大きいスライム。
「ボス部屋から出れないし!!はぁ…」
驚きを隠せない俺だが
「こいつを倒すしかないってことか。」
俺は驚きながらもキングスライムに向かって全力で、走り出すのだった。