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旧:Wish of Hearts -Another-  作者: Riio
チュートリアル
20/30

武器探し

エリエル団長にウィッシュアームズを見せてもらった二人は自分に合う武器を探しに翌日、訓練場に向かう


【翌日:訓練場】


二人して制服で城内北を側の西にある訓練場へ向かう、沢山の訓練兵と教官が数人いる


「お、武具術落ちこぼれじゃないか!どうした!」


「教官お久しぶりです」


前線を引退した訓練場教官「マクア・セン」あらゆる武具を使いこなす別名武具の申し子と呼ばれる、元第一騎士団千人長、声がでかい、ランクⅦ


「お前は体術と座学以外はからっきしだったからなぁ!よく覚えてるぞ!」


「そのことなんですが今日は自分に合うパティキュラーを探しに来ました」


「そうだな!基本武器はどれも使えなかったからな!ん?その子はどうした?」


「この子はティオ、ランクⅦ相当の白魔法を使いこなす逸材ですよ」


「よろしくなのじゃおじいちゃん」


「はっはっは!おじいちゃんか!わしはマクア・セン!武術の教官をしておる!それにしてもその歳でランクⅦのしかも白魔法か!やりおるのぉ!」


「おじいちゃんもランクⅦなんじゃのう!声でかいのう!」


「わしは魔力はランクⅤなんだがな!あらゆる武器が使えることからランクⅦに任命されてるんじゃ!」


「それはそうとして、今日は二人の武器を探しに来ました。この子は腕輪のウィッシュアームズが使えます」


「む、ウィッシュアームズとな」


近くの回りの訓練兵達が手を止めてざわめく


「色は?」


「白です」


「ふむ、腕輪か、本来前線に置くべきではないが戦力として惜しい」


「本人自体に腕力はありませんがこの剣を無意識に身体強化で軽々と持ち上げる程度です」


「短剣にエンチャント、杖、腕輪、魔術書この中からだろうな!」


「ティオはどれがいい?」


「見てみないと分からんのじゃ」


「武器庫にいってみるか!こっちだ!」


大きな武器庫がある、近接武器、魔法武器、射撃武器、パティキュラーで武器庫が分かれている


「まずはティオのほうから見ていこう」


魔法武器庫に入っていく


「ほぉーいろんなのがあるんじゃのぅ」


「属性付与はあとからできるから好きな見た目で選んでよいぞ!」


「お、じゃぁこの白い杖がいいのじゃ!」


手に触れた瞬間杖を白と青の光が纏う


「ん?これは訓練用では無いな...」


「これいくらじゃ?」


「軍支給だから無料だぞ!」


「太っ腹じゃな!」


次の瞬間、ティオのウィッシュアームズが発現する


「む、これがこやつのウィッシュアームズか」


ティオの両腕に現れてたアームズは杖を覆うように形を変えた


「これは...アームズの形態変化!」


「どういうことです?」


「そもそもウイッシュアームズについては知っているか?」


「昨日エリエル団長に見せてもらいました。盾を媒介に展開していました」


「そう、基本的にはスペシャルウェポンを媒介にアームズは展開される」


「使い手との完全属性一致武器、スペシャルウェポン」


「めぐり合う武器とも呼ばれ自然と武器が持ち手を選び、その元へ引き寄せられめぐり合うことになったり急に現れることがある」


「でもティオのウィッシュアームズは腕輪...」


「見たところそうだったようだな、しかし今杖に変わった。これは本人の意思が後方支援優先の腕輪から共に前線に立つ杖へと変化したことになる」


「私は...お主と共に戦いたい!」


「ティオ...」


「元々腕輪のスペシャルウェポンをどこかで使用していたそうだがその歳で大したものだ...」


「よし...早々に決まったことだし次は俺の武器も見てみたいな」


「体術は使えるから近接よりのほうが良いな!剣、槍、斧はさっぱりだったからパティキュラーにいってみるか!」


倉庫を出て二つ先の倉庫に入る


「ここは使いにくい武器や有効でない武器が多くなかなか入ることはないんだがな!」


「お、これがサイスか」


「第三騎士団団長が使っている奴だな!持ってみるか?」


「少し触ってみます」


サイスを手に取り振り回してみる、取り廻せないことは無いが使いこなせそうにない


「これを扱うのは無理そうです...」


「ふーむ体術は使えるだろう?これはどうだ?」


「これは...トンファーですか」


「そうだ、短い棒術に近い戦い方になる為都内警備に比較的使用されている」


「お?これは...」


「パイルバンカー搭載のガントレットだな!若干普通のガントレットより重いが肉薄した際には致命的な一撃を加えることができる」


「魅力的ですね...」


「これはどうだ?銃剣、マズルブレーキのついた銃なら多少使えただろう!剣の部分がマズルブレーキになってくれる!」


「おー使ったことのない武器ばかりですね」


「近接戦闘もするうえで軽装を好むならトンファー、短剣、短刀、メイスあたりの取り回しのよい武器だな!」


「お、なんだこの箱...」


「ああ!それはな!あかな...」


「これは銃剣?」


「い...開いた?」


シンプルで武骨な片刃に銃口があるの銃剣、白金のリボルバータイプと、黒銀のオートマチックタイプが対になって入っている


「これは...ふむ...」


「これ使ってみようと思います。こっちのオートマチックタイプ持って行ってもいいですか?」


「お?おお!」


そう言ってオートマチックタイプを手に取ると


「うわ、色が変わった」


真っ黒だった刀身や砲身が赤くなった


「マルクト...カラード...?」


刀身に掘られている名前を読み上げる


「それはトリガーセイバー!普通の銃剣と違い斬ることを主目的とした武器だ!今はほぼ使い手がいないから座学では出てこなかっただろうな!ここの付け根押してみな!」


「うぉ剣と銃が外れた」


「このように片手剣とハンドガンとしてもつかえる!今度はまたブレイドアタッチメントを付けてこっちの付けてを押してみろ!」


「うお、伸びた」


「ストックになってエンチャント弾によりライフルとしても使える一本だ!見ての通り基本機構はハンドガンだが、

一定以上のエンチャントを込めれば立派にライフルとしてして使用できる!」


「便利すぎやしませんかこれ」


「ただしこのトリガーセイバーは特に扱いが難しいぞ!まず握り方が異質なうえ力が入れ難く、場合によっては片手剣とハンドガンへの切り替えを素早く行う場面もあるだろう!しかもエンチャント精度が必要になる!

普通の銃剣はほら、こっちにある奴だ!突いて裂く!そして撃つほうをメインとされている武器だ!こっちのほうが力が入れやすい!」


「お...でも割としっくりきますよこれ」


合体させた状態でその場で軽く振ってみる


「トンファーはどうじゃ?」


「そういえば対人用にガントレットだけだと不利な場面があるなぁ」


「ならこれはどうだ?パイルバンカータイプのガントレットだがこれは芯が棒になっているタイプで気絶させるにはうってつけだ」


「おお、さっきのより小型でいいですね、今のガントレットと取り換えで使いましょう。」


白と青で装飾された制服に似合う制服のガントレットと同じカラーリングのバンカータイプガントレット、基礎デザインはほとんど変わらないが手の甲から棒が勢いよく飛び出る仕組みになっている

早速装備を取り換え、両手でぐっと結構な力で拳を握る...人差し指の横にあるボタンを押すことでバンカーが飛び出す、勢いで腕が少し引っ張られる


「おお、これは凄い勢いだな、右手は剣を握ったりといろいろ圧をかけることがあるから左手だけに装備しておこう」


右手のバンカーを外し元のガントレットに戻す。棒の長さは握った手の先から肘までの半分くらいあるようだ、ガントレット右部にあるボタンを押すことで再度バンカーが引かれる


「これいいですね、後は銃剣見てみましょう」


「よし!それじゃぁ射撃場にいってみるか!」


【訓練場:射撃場】


既に日は高く登っていた


「よしよし!早速撃ってみようか!」


ターゲットは中心にコアのある最小のハイシャドウ型、ほとんど前かがみの人型に近い


「まずはアイアンサイトで10mっと」


バスン!


「お、やっぱり重たい分反動が無くて打ちやすいぞ、次は20m」


バスン!


「うんうん、余裕だな、30m」


バスン!


「あれ俺こんなに命中率よかったっけ?」


「お主身体強化赤を右目に使っておるぞ、気づいておらんかったのか?」


「どうやら身体強化で精度が上がっているようだな!お前も成長したもんだ!」


「気が付かなかった...次は40m」


バスン!


「お、流石に命中にブレがあるな」


「ストックを出して狙って見ろ!」


ストックを伸ばして狙いを定める


「武器エンチャントはギリギリランクⅠだったけどこのサイズなら...」


バスン!


「よし!しっかり真ん中だ!」


「ふむ、スコープもあるがその武器には搭載することができない、身体強化でしっかり狙え!」


「はい!次は50m、中距離では最後の射程だな」


バスン!


「よし!近中距離は十分だな!10mのハンドガンすら中心に当てられなかったくせに成長したもんだ!

それに赤と嬢ちゃんは言っていたな!赤は狙撃において相性の良い属性だ!うまく使え!

次は遠距離、100mだ!ライフル弾は使えるか?」


「ライフル弾はまぁ...やってみます」


「ライフル弾と通常弾はどう違うんじゃ?」


「発射時に注ぎ込むマナの量が違うんだよ、多くて繊細なほど高威力、高速、遠距離に飛び、主に反動と音が大きくなる

一定量以上のマナ、ランクⅡ以上を注ぎ込んで弾丸先に詰め込むの硬化マナの先端を尖らせれば立派なライフル弾になる」


集中する、今度は目がほんのり暖かく活性化しているのが分かる


ダァン!


「当てられはしたがコアは外れたな!だがその武器では十分すぎるくらいだ!それ以上は本職に任せるといい!次は振動斬を試しに行こうか!」


「それよりいいんですか?つきっきりで」


「何かあったら呼びに来るだろう!良い良い!」


【訓練場:木人場】


「む?なんじゃぁこれは」


「これは藁の束だ!これを並べて同時に何本切れるかで実力を測る!が!今回は切り心地を試すだけだ!

お前は学生時代は一本斬るのがやっとだったな!」


「その話はいいんですよ...さて」


実際一本斬るのがやっとだった学生時代、今改めて試し切りをする


「ふっ」


バスッ


「お!易々と切れるようになったな!だが刀使いはエンチャント無しにこの束を7本並べて切るぞ!

次は振動弾を使って切ってみろ!身体強化を忘れずにな!」


隣の巻き藁に移動しながらマガジンを装填し、右手に身体強化を付与する


「さてさて....ふっ」


ダァン!


「なんだこれは...まったく切った手ごたえなかったぞ...変わりに振動は凄かったけど...」


「それが振動斬だ!どうだ手ごたえは!」


「まるで豆腐を切ってるかのようでした」


「それが振動斬だ!」


「2回言っておるのじゃ」


「この武器使ってる人どれくらいいるんですか?」


「いない!だからここにある在庫もそのハンドガン機構のトリガーセイバーはそれと一緒に入っていたもう一本だけだ!」


「なんでこんなに汎用性の高い武器使い手がいないんだろう....」


「お前その武器を軽々と持っているな?その武器恐らく『持てる者がいない』」


「持てる者がいない...?」


「つまりスペシャルウェポンじゃな」


「これがティオと同じ...」


「トリガーセイバーは確かに汎用性も高い、が優位性の問題で銃剣のほうが簡単にいって強い

そして先ほどは説明していなかったが適合者以外が触ろうとすると...」


そう言いながらティオの両手に持っている杖に手を伸ばす

するとバチィ!と音がして教官の手が大きく弾かれる


「教官!」


「大丈夫か!?」


「何、大したことは無い!このように弾かれてまともに触ることもできない!」


「創りては何者なんでしょうね、使い手の魔力を引き上げる使い手を選ぶ武器だなんて」


つまりは願いの力に干渉していることになる...


「ん?」


「どうしたのじゃ?」


「んにゃ、なんでもない」


知楽なら知ってるんじゃないのか


「その瞳、限りなく黒に近い赤、つまり黒魔法と赤魔法を得意とし

嬢ちゃんのその白に近い水色は白魔法と青魔法を得意としている」


「はい、それは座学でも習いました」


瞳の色は得意魔法の属性を指す


「ほら、魔測器だ!計測してみろ!」


そう言って教官が小型の魔測器を渡してくる


「ふっ...」


赤黒いゲージが伸びていきランクⅢを超えたところで止まる


「この前の計測よりワンランクまるまる伸びてる...」


「それが属性一致武器、スペシャルウェポンの効果だ!はっはっは!落ちこぼれがとんだ大物の卵になったものだ!」


「落ちこぼれは武具の使用と魔力に関してですから!座学と基礎体力、武術はそれなりでしたから!」


「そうだったな!その武器を持っている限りは既にお前は十人長並の魔力を持っている、その魔力についていけるように鍛錬を欠かすなよ!」


「はい!ついでにティオも計測してみな」


「ふむ...ほっ...」


耳と尻尾が生えてきて水色のゲージがぐんぐん伸びていきⅧほぼぴったりで止まる


「疑っていた訳ではないが凄いものだな!そしてその耳と尻尾、先祖返りだな?」


「やはり教官もそう思いますか」


「そうでなければ出たり消えたりするはずもなかろう!この魔力も納得がいく!」


「実はティオはつい6日前記憶喪失で出会いそれ以前の記憶がないのです」


「ふむ...かなり興味深い話だがそれはお前に任せるとしよう

それよりどうだ、日暮れまで試し切りしていかんか」


「そうですね、複数本も切ってみたいですし」


「え~~~暇なのじゃぁ~~~~」


「そうだのう、お嬢ちゃんは回復魔法が使えるんだったな、訓練場では何かと怪我も多い。訓練場中央にある治療施設で治療の手伝いをしてやってくれんか、もちろん給与は出すぞ」


「わかったのじゃ!」


杖を背にティオが走っていく


「さて...とりあえず7本並べてみますかね」


脚立の奥にある巻き藁の束を7本持ってきてセットする


「ほう、いきなり7本か、やってみるがいい!身体強化を忘れずにな!」


「っふ」


バス!


「ふむ、2本目で止まったか!そのままの剣筋に力を入れてトリガーを引いてみろ!」


ダァン!


「おお...やっぱりこれは凄いな...振動の代わりに斬った感触がしない」


「今後はトリガーセイバーとして使う限り斬る直前に引き金を引くのが当たり前になるだろう!

日が暮れるまで身体強化の維持とタイミングの訓練だ!」


「はい!」


「次はエンチャントしてみろ!」


俺のエンチャント...内側から燃え上がる炎を感じる

次の瞬間トリガーセイバーが赤黒く燃え上がった


「それは黒炎!一度燃え移ると燃え尽きるか純粋な白魔法以外では消せない炎だな!だがその程度ではそこまでの力は持っちゃいないだろう!」


「それより見てください、身体強化で手を保護していませんよ」


「銃剣、トリガーセイバーは普通の剣とは違い剣の部分だけしかエンチャントされない!

何故なら弾丸へのエンチャントと区別するためだ!

だからこそ本来はマナ精度が必要な為扱いが難しい!」


「そうだったんですね...」


説明を聞きながら次の巻き藁を一本用意する


「他国との戦争時代は銃撃が有効だった為銃剣はかなり使われていたようだが、魔物への効果は知っての通りだ!斬撃で部位欠損を狙うほうが戦いやすい!」


「試しにこのまま切ってみよう...と思ったけどこのまま切ってしまうと脚立にまで燃え移っちゃうな、ってことは更に試しになるけど...」


黒炎エンチャントで巻き藁の上部を片手で真っ直ぐ横に左から斬る

そのままエンチャントを解除、エンチャントで切った部分より下の方を右から斜めに切る


「お!考えたな!それなら脚立にまで燃え移らないで済む!」


ポトっと落ちた巻き藁が黒炎に包まれていくのを眺める


「ほら!」


教官が黒炎に包まれていく巻き藁の上に水の玉を作り出して落とす


「お、消えない」


「それにしてもその武器のおかげとは言えお前も希少な黒魔法使いだな!放出もできるんじゃないか!?」


「やってみますね」


右手にトリガーセイバーを持ったまま左手を巻き藁に向け、黒魔法の照射をイメージする

真っ黒の細いレーザーが巻き藁を音もなく貫通する


「これもスペシャルウェポンの恩恵?」


「うむ、トリガーセイバーを置いてやってみろ!」


足元にトリガーセイバーを置いて再び念じる


「・・・ダメですね」


「そういうもんだ!」


「それはそれで悲しいですね」


「そういうもんだ!スペシャルウェポンの恩恵は元が強いほどもちろん強くなる!日暮れまで特訓していけ!」


「じゃぁお言葉に甘えて・・・」

ティオと出会い6日目

主人公の武器、ブレイドガンは分離できるようにするか悩みましたができるようにしました!

何故ならその方がカッコイイから!!!!!!11

デザインも出来上がってます。

2017/10/8 ブレイドガン→ガンブレイバーになりました。なぜならその方がカッコいいから!!!!11

2018/10/29 ガンブレイバー→トリガーセイバーになりました。なぜならその方がカッコいいから!!!1

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