僭称帝凱旋記
皇帝とその子息たちが貴族の格を示す箔程度の立場になってから久しい帝国の西の果てで、仮面と襤褸で身を隠す正体不明の怪人が覇を唱えた。
「天は既に東の皇帝を見捨てたもうた」
そう嘯く彼を筆頭に、様々な思惑を抱えた無頼の愚連隊が東の果ての帝都へ一歩、また一歩と歩みをすすめる。
「天は既に東の皇帝を見捨てたもうた」
そう嘯く彼を筆頭に、様々な思惑を抱えた無頼の愚連隊が東の果ての帝都へ一歩、また一歩と歩みをすすめる。
序章
2015/07/21 23:52
(改)
第一章 廃城血に染めて(1)事のあらまし~コロブ乱心公の顛末~
2015/10/07 21:10
(改)