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第6話 混乱は新たな道?

咲希ちゃん、チート発覚です。

何げに他三名もチートです。

今回、彼らの実態が分かります(笑)


皆様、こんにちは。

天城咲希です。

先程、能力を測りました。



翔太バカは『闇・氷・風・土・無』でした。



次の和磨君は『光・雷・水・土・無』でした。



次の優香ちゃんは『光・風・火・木・無』でした。



そう、皆さん、5属性だったんです。


凄いですよねー? 

この国に、数人しかいないそうですよ?



はい、そして、あたしの属性は………『光・闇・火・水・氷・風・雷・土・木・無』。



つまり、全部の属性を持ってました。


……………………


…………


……


マジで、何でこうなったっ!!!???



頭がパニック、ハテナ、意味ワカラナイ…………。ゼンブ? ナニソレ、オイシイノ?



『全部……』


『前代未聞だ……』


『スゲー……』


『オレの嫁に……』


『オ、オレは殺される……』


『あんな小娘が……ありえん!!』



等々、色んな意見が漏れ聞こえてくる。

中には変な(後半の人達の事ね!)人もいるし。


とりあえず、皆さんの意見で共通してるのは。


『全部なんて、“あり得ない”』である。


「凄いですわ!! サキっ!」


エリー様、興奮してます。またしても髪を振り乱しています。恐いです、鬼女にしかみえないんですが……………。


「すごいよ! 咲希ちゃん!」


「確かに凄い」


「おー」


順に、優香ちゃん、、和磨くん、翔太バカである。おーって、どこのリアクション芸人よ!?


「やっぱり、サキは素晴らしいですわ!」


エリー様、褒めて頂けて嬉しいです。嬉しいんだけど、ね?


……………髪を振り乱しながらは、やめませんか?

マジで怖いんで!


「さて、属性もわかったし、そろそろ職業、役割?みたいなの決めようぜ」


翔太が突然、そんな事を言いだしたから、ビックリしたわ。


「職業? どういうこと?」


「例えば、オレは前の世界で、勇者やってたし、大剣を使用するから前衛タイプだろ?」


「だったら、全部の属性があるなら、咲希ちゃんは魔法使いになれるね!」


優香ちゃんの一言は、まさに唐突で、けれども魅力的なお話ですよ。確かにね、役割的には向いてそうだわ。


「じゃあ、優香ちゃんはヒーラー?」


優香ちゃんのイメージは、既にヒーラーで固まってるんだけどね? 絶対に似合うわ(笑)

まわりも、うんうんて頷いてるし(笑) 何人かは振り過ぎて、首振り人形みたいだし。そっちは恐いわー、引くわー(笑)


「えっ? 私は、前衛タイプだから、双剣使いをしようかと」




『『『はっ!!??』』』




今、この子は何と仰いました?

場が固まっちゃいましたけど!?


「?? だから、私は………」


「待って…………、待って!! 優香ちゃん、何で前衛なの?」


「あれ?」


ここでようやく、私達と優香ちゃんの認識の差が判明。


「優香ちゃんて、剣、使えるの…………?」


恐る恐る聞いたあたしは悪くない。余りの事に、まだ固まってる人達だっているんだからね!? 優しい聖女様が、武器である剣を振りかざして、魔物を倒す………。怖い、余りに怖すぎるわ!!!





「多分、大丈夫かと思いますよ?」


そこに割って?入ったのは、以外にも和磨くん。

おや、何か有力な情報を握ってるみたいですねー?


「彼女の実家は、江戸時代から続く剣術道場なんで、問題なしかと」




……………………はい?


ケンジュツドウジョウ?


それを聞いて、あたしの脳内で検索する。確か、うちから徒歩で30分圏内にあったような?


確か確か、真剣オッケーな所で。


とんでもなく立派な御家と道場があって。


そして、そこは確か名前が、


『真剣神白流道場』


あっ…………。


確か優香ちゃんの苗字も“神白”だったわね。気付かなかったわ!!


「優香ちゃんて、まさか…、有段者……とか………?」


背筋が何だかヒヤリとしたんだけど、気のせいかしら? ついでに、何故か優香ちゃんからキラキラした顔を向けられるんだけど、何故に?


「凄いです、咲希ちゃん、何で私が有段者って分かったんですか!?」


「うん、何となく、ね? ちなみに、どれくらい強いのかな?」


「強さですか? んーと、師範には勝てた事はありませんけど、師範代は3本に1回くらいですね、私がお相手をして頂いていたのは、大人のかた達ばかりでしたし」


つまり、大人じゃないと相手にすらならないと………。どんだけチートなんですか、優香ちゃん。


「じゃあ、優香ちゃんは前衛と言う事で決定ね――――で、和磨くんはどうするの?」


「こいつがヒーラーでいいんじゃね? 確かお前んちって病院だろ?」


おや、こちらは実家が病院と来ましたか。

白鳥和磨、白鳥、ねぇ。確か白鳥総合病院て、大きな病院があったわね。あたしも昔、骨折してお世話になりましたね。いやー、懐かしい。

て、実家がお金持ちって、皆さん、お坊ちゃま、お嬢様じゃないか!?


「うん、うちは病院だけど、僕がヒーラーでいいの? バランス悪くならない?」


そういえばそうだったわ、一様考えましょうか。


翔太は魔法剣士、切り込み体長。

優香ちゃんは魔法双剣士、中盤体長。

和磨くんはヒーラー、サポート役、回復、能力アップ

あたし、咲希は魔術師、サポート役、魔法攻撃、能力付与


バランスは良さそうだけどね〜? 今更気付いたんだけど、翔太も優香ちゃんも、魔法が使える剣士だから、魔法剣士だよね?

まあ、これは後で考えなくてはいけないわね。今後の生活によっては死活問題に発展するからねー。



あっ、私達は魔王退治に来ていたんだったわ! まるっきり、死活問題じゃない!!


これは誰か、中層を入れなくちゃダメね。んっ? あたしが作ってもいいんじゃない? これ。


「サキ? サキ!!」


「!? あれ? もしかして、考え込んでた?」


エリー様が心配そうにこっちを見てる。あらら、心配をかけちゃったみたいね。


「全部つぶやいてだぞ」


ぎゃぁぁ――――――――!?

翔太からの暴露は、やっぱり恥ずかし過ぎるわ!! あっ、勿論さけんだのは、心の中よ。乙女はこんな叫び声は上げません。多分。


「いつから?」


「割と最初から」


お前、こら、止めろよ。て、口がニヤニヤしてるから、楽しんでるだろ!


「穴があったら入りたい………」


思わず呟いた、あたしは悪くない………はずだ。


如何でしたでしょうか? 

秋月です。

何だか休みのはずが、めっちゃ忙しい今日この頃…………。

あれ? お盆は暇では? 何で忙しいの? おかしいでしょっ!!


はい、少し現実逃避をしております。だってねー? やっぱり、楽しくどっか行きたい!!



和磨:本日は僕と、

優香:私、優香がお送りします!


和磨:相変わらず、作者は適当になってきてるね。

優香:和磨くん、いきなりの毒舌は読者の皆様に失礼では?

和磨:大丈夫じゃない? 作者、咲希さんに怯えてたし(苦笑)

優香:それはそうですが………本当に咲希ちゃんがやりそうだし………どうやってとめようかしら?

秋月:優香ちゃん、ありがとう!

優香:だって作者さんが消えたら、このお話、完結しないし。

秋月:………………優香さんや、作者が黒焦げになるのは、スルーなんですね?

和磨:確かに話が放置されるのは困るよね。まあ、僕は作者と敵に容赦するつもりはないし。

優香:あれ?それだと作者さんも敵に聞こえますよ?

和磨:さあ?


秋月:いつの間にそうなった!?


秋月はめでたく、和磨と咲希に“敵認定”された。


あれ? どうしてこうなった!?


感想・誤字脱字等、マジでお待ちしております。

では次回、9月11日にお会いしましょう。



作者は誉められて伸びるタイプです。もしかしたら、その前に会えるかもしれません。

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