表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界スローライフは難しい  作者: 安藤昌益


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

60/63

黒幕は判明しちゃった(姉は悩む)

 ドオライ大公モールト。

 今回の襲撃の黒幕は、最初から大体は分かっていたが、今回証拠が得られた。ムギと使用人達の、王女様達も加わったけど、あ、私も加わったけど、徹底的に拷問した結果、捕虜にした襲撃犯から証言を得られたわ。いや、ある程度は必要ではあったかもしれないけど、そのくらいの段階でムギは、彼らに口を割らせることができたように思われるわ。ムギは、彼らの人格が破壊される直前までやったわ。使用人達は、全面協力。使用人達がそれをする理由はわかるわ。彼らに散々使いつくされた、直接的な関係はないけど、奴らは関係者、加害者の同類だものね。でも、ムギは違うわ。彼らに、あることを否定させる、放棄させるために狂喜の目をして続けたのだ。本当は、証言、証拠なんてどうでもいい、後のことは全部密かに自分がやってしまうから、連中を完全に壊してから、消滅させるつもりではなかったかと思うわ。あの光の中の2人に命じられなければ。キとか、オニとか、キがある、キナシとかわからないことのためだ。彼らは、人格まで破壊される直前で、キ、オニであることを否定した、それで彼の拷問は終わった。そして、何と彼は私達の目の前で彼らを瞬時に回復、修復してしまったのだ。彼は、ムギは何者なのだろう?能天気な王女様達は、彼に抱きつくばかりだったけど私は・・・私は・・・抱きついた、ホッとして。


「ねえ。ムギ。私はあなたの優しいお姉さんよ。あの日、約束したとおりのあなたに優しい姉よ、今も、明日も、いつまでも。あなたは、私の可愛い弟、愛おしい弟なのよ。だからね、今度は自分だけで何とか、全てを、自分だけ傷ついて、なんてしないでよ。私も一緒に行くんだからね。私を頼りにしてよね、少しは・・・いいや、いっぱい、とっても頼りになるんだからね。わかった?わかっているわよね?だ・・だから・・・だからそんなところ・・・そこ・・・お願いそこ・・・。」

 私は、ムギに言ってやったわ。彼もよく分かってくれたようだったわ、絶対分からせたはず。そんでもって私の体を優しく・・・何やっているのよ、私。でも、やっぱり王女様達よりもずっと過ごした姉の私の方が・・・なんて嬉しく思っていたけど、翌朝、王女様方の満足そうな顔を見ると・・・3人で・・・全くムギもムギよ、王女様達も慎みがないんだから。


 翌日の朝食から、私達は今後のことを相談を開始したわ。

 最終的には、ドオライ大公領に私達4人で乗り込むけれど、それまでの過程について、できるだけ堂々と合法的に乗り込む、そして合法的に寛大に解決すること、それはどういうことかについて、話し合ったわ。

 

 そして、二週間ほどかかったけれど、私達は、ドオライ大公モールトの公邸ではなく、私邸にいたわ。例の一件の詳細を報告し、政府、軍の幹部に、そして国王陛下に直接説明、説得するのに時間がかかったせいだった。公式に罪に問うと色々と面倒だから、内々に、それはカンティヨン、ランビック両王女を派遣して説得して、追及よね本当は、最終的には罪を認めさせて、引退させる、その後は体の良い幽閉にするということ、それを実現させる。ここまで行くまでに、喧々囂々、ああでもないこうでもないというやりとりがあったわ。でも、このままでは、両王女を襲撃し続ける、早急に止めさせるにはこれしかないということになった。正式に手続きしていたら、どうなるか分からないものね。国王陛下ご夫妻は、かなり心配して、精鋭の護衛をつけることを求めたけど、軍も警察も反対しなかったわ。人数、配分、編成でかなり揉めたけど。でも、私達4人の足手まといにならない程度、ということかしら。ムギの使用人達、前回の襲撃で捕虜にされ、解放されて使用人になった連中もいるけれど、の方が柔軟に対応できるから、そうでない彼らはちょっと不便よね。あ、一人、密通者がいたわ、爆乳のロリ顔パンダ耳女だったわ。ムギが簡単に見抜いて、軍の目を盗んで徹底的に拷問にかけて・・・キだと言ったけど、例のごとくよく分からなかった・・・人格まで半ば破壊され、キであることを自己否定して許されて、ムギによ、ムギに自白することを許されたわ、それまで自白すらさせてもらえなかったのよ。ムギは、何に拘っているのかしらね。彼女は上司に告白、二重スパイとして活動することになったわ。ムギに見破られたことは言ったけど、拷問のことも、キであることも言わなかった。

 ランビック王女とカンティヨン王女は、拷問はいいけれど、許すのも問題だけど、神経がずれてきているのよね、私もだけど、拷問することをいいことに、あんなところとか、こんなところとか触らなかったかどうか責め立てたわ。全くもう・・・、私もだけど。ムギはまじめな顔で即否定したわ。

「そういうところに触る相手は決めていて、それ以外には触りませんよ。」

 でも、お2人、私の方を疑わしそうにみるわけ?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ