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異世界スローライフは難しい  作者: 安藤昌益


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夜の光の輝き下で(ランビックは感嘆する)

 ムギの邸宅は、子爵としては平均より小さいかなといえるくらいだった。領地の経営は上手くいっていたから、それに応じたものにできたろうが、彼はそれをしなかったわ。彼が作る風車も水車も、とても効率がよかった等だから。使用人は、実家から連れてきた僅かな使用人以外は、彼が、彼と私達が戦ったテロリスト達の末端の戦闘員達のうち彼が助けて、引き取った少年少女達だった。少年達はともかく、少女達にはちょっと心配だったけど、大体獣人系の女、しかも少女には・・・なんて性癖がある男達がいるから・・・、その心配はなかったようだったわ。

 でも、風呂だけは・・・ちょっと大きすぎない?どうして、私達4人で、ゆうゆう入れちゃうというのはどうなの?とにかく私達はゆっくりと入っているけれどね。

「これを、設計したのはお二人とのことが決まった後ですよ。あ、姉上のことも計算に入れましたけどね。」

とムギは、私を右腕に、姉上を左腕に抱いて、ついでに私達の胸に手を伸ばした。ムギのエッチ~。マイは、ちょっと不満顔。

「あ、あの~。私の入る場所は~。」

「ない。」

と3人でハーモニー。お呼びしていない、お邪魔虫のハイエルフ娘が裸で入ってきていた。どうして、この女がいるのよ、と思ったわ。後から聞いたところによると、こいつったら、

「あなた方の御主人様の一大事だから、とおしてー。」

と言って、裸になって飛び込んで来たらしいわ。わざわざ裸になって入って来るな!このお騒がせ虫が・・・。でも、いい体しているわよね、憎たらしいわね、もちろん私の方がいい女だけど・・・。姉上の方もあの女よりずっときれいな体だけどね。まあ、ムギは全く関心向けないだろうな・・・てか、え?何立ち上がって、湯を出て、その馬鹿エルフのところに・・・行くの・・・。え、

「ちょっと、失礼します。この偽物を尋問してきます。」

とその馬鹿ハイエルフ女をお姫様抱っこして・・・消えた?


 30分後、ぼこぼこ状態のエルフ女とともに現れた、帰ってきたわ、ムギは。

「ああ、これは本物ですよ。それから、こんなにしたのは私ではありませんから。私は、こいつを助けただけですから、念のため。」

 でも、どうしてすぐにわかるのよ?まるで、良く知り合っている二人みたいじゃないの?確かに、幼馴染、子供の頃からよく知っている、知り合っているからというのは知っていたけど、何となくムカッとくるんですけど。それに、その優しそうな・・・お姫様抱っこして、ベッドに運んで、しかも全裸の彼女を・・・、体の感触を確かめてとか、私達と比べていないわよね。そう言えば、あの偽者も全裸のまま・・・。侍女達に手当を頼んで、色々指示したりして、まあ・・・仕方がないのはわかるけど・・・姉上、そんなに怖い顔していない。恥ずかしいわよ、嫉妬しているようで。みっともない、はしたないですよ。ところで、マイさんも、なに、その顔は?あなたの幼馴染でもあるんでしょ、妹みたいなものだと言っていたのに。

 あ、そう言えば、偽物はどうしたの?多分仲間もいたと思うんだけど、そいつらはまとめてどうしたのよ?説明してよ。私は、彼を睨みつけたわ。勝手に全部をやってしまわないでよ。

「連中は、全員叩きのめして、別室に置いておきました。全て一応、縛っておきました、まあ、それなしにも暫くは動けないようにしておきました。それから、あのままだと、あいつが何をするか分からないので、取り合えず皆さんから引き離そうと思って・・・それに風呂場を血で汚すのは嫌でしたし、皆様を、愛しい、美しいランビック様、カンティヨン様を汚い血で汚したくなかったので。」

 確かに、血で汚れて浴室には入っていられないし、体が血で汚れるとあまり気持ちがイイネのではないわね、特にせっかく体をきれいにした後は。また、別のところで洗うことはできるけど、これだけ立派な浴室でということはできないしね。でも、私の名を姉様より先に言ってくれて・・・やっぱり・・・、私が先に彼に目を付けたんだもの、当然よね。姉様、不満顔しない。マイさん、そんなにむくれない、あなたはあくまでも、彼の姉なんですから。

「もちろん、姉さんの美しい肌が血で汚ごさないようにとも思ったよ。」

ムギは姉へのフォローも忘れていなかったわ、流石ね。仕方がないか、これで我慢してあげる、という顔をしているマイは、何なのだろうかしら?姉上もいつも?しているわ。

「それで、捕まえた奴らの口は割らせたの?これからなら私達も、一緒にするわよ。」

とまず私から言ってやったわ。

「ランビックの言う通りよ。どちらにしても、私達も関係している、することなんだから、私達が関与しないで、なんかできないわよ。」

と姉上も続いたわ。

 ムギは、しかたがないというような感じではなく、すぐに頷いてくれたわ。


 ことは、私達にも関係するというこより、私達姉妹に関係して・・・姉上に関係して、私・・・そしてムギに関係してくるというものだったわ。 


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