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異世界スローライフは難しい  作者: 安藤昌益


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許してあげないわよ、絶対・・・でもないけど(カンティヨン王女は甘える)

 既に事後のことになり、調査は進められているけれども、未知の兵器、未知のテクノロジーの入手、できるだけ自分達が多くという交渉、現地の国、被害を受けただけに、これを使って復興支援を勝ち取りたい、そのためのカードとしたい、それでいて、自分達ができるだけ多く未知のテクノロジーを手に入れたいと考えるのは当然だったし、我が国をはじめ、援助をちらつかせて、時には具体的数字も示して、出来るだけ多くの未知のテクノロジーの産物を得たい、得ようとするのは当然だった。我が国などは、手ぬるい、お人好しなくらいに他国のそれは、かなり激しかったが。


 とにかく私達は、それとは関わることはなかったわ。声もかからなかったし、積極的に働きかけもしなかったわ。それで、ムギのことが知られると困るし・・・全く彼が自分の痕跡を残さなかったとは言えない、遠めだったり、瞬間であったり、視界が遮られていたとしても一応目撃者がいたら、彼と出会うことで彼だと分かるかもしれないし、痕跡捜索系の魔法にかかるかもしれない。それ以上に私、私達が真実を知るのが怖かったとも言える。


 でもね、ランビック、許すからといって全裸になって彼に抱き着いて、そんな淫らなことしないように、たしなみというものをね・・・それに私の邪魔なんだけど。私は頭にきて、妹に対して、彼と協力して早く終わらせることにした。激しく動いて、大きな声をあげて、ぐったりしながら、体を痙攣させている妹の体を彼と協力して脇にどかすと、あらためてムギに抱き着いて、しっかりと口を吸いあった、互いの唾液を、互いの舌で混ぜ合わせ、それを垂れ流して私は動き、声を出して、彼に甘えた。体を痙攣させ、ぐったりした私を、ムギはまたしっかりと抱きしめてくれた後、妹に並べて優しく横にしてくれた。


「もう、許さないんだからね。こんなことを、勝手に、黙ってやって、何も説明しないなんて、絶対許さないからね。今回だけだからね。許しませんからね、もう絶対に。」

 私は、ムギに厳しく言ってやった。彼を失いたくないとは、確かに思ったわ。そうなったらと思うと、不安、怖いと感じたのは事実。でもね、あくまで彼を、彼の勝手を咎めて、二度とさせないと命じるのは、王女として、私の騎士団の団長としての責務からなのよ。彼に甘えてということでは決してないのだから。妹、ランビックとは違うんだから・・・。本当に彼女ときたら・・・単純に甘えられるなんてところが羨ましくはあったけど。

「心配させないでよ。私に黙っていないでよ。あなたがいなくなると、寂しいを通り越して、もう私は駄目なんだから~。あなたが、何も言わないと、言ってくれないと、何も知らない~、不安なのよ、もう愛していてくれていないんじゃないかと。だから~、もうあんなこと駄目なんだから~。いつも、私達と一緒なんだからね~。」

とムギに抱かれて、ぐったりしながらも、しっかりと下から抱きしめながらも、厳しく言ってやったわ。そう、厳しく言ってやったのよ!甘え声がすごかったって?なんかの間違えでしょう。そんなはずはないでしょう!私は、しっかりとしかったんですよ。ランビック、あなたとは違うのよ。


 私の、私達の騎士団は、色々な経緯、活躍も評価されて、王族の私とランビックの騎士団であり、国軍、国家警察にも属する、ややっこしいが、国の正式な組織となったわ。限定的な警察権等も得て、私達とともに国のために活動できる、特別な組織と言うことになったわ。国王陛下である父上には、しっかりと釘を刺されたけど。権限の乱用はしてはいけないとか、軍・警察の方針にも逆らわない等々。分かっていますとも、私は。ランビックは危ないけど。だから、私が手綱を、しっかり取ってっていないと。


 そうこうしているうちに、夏になり、私達は避暑も兼ねて、麦の領地を見に行くこともあり、妻なんだから当然よね。

 また、行程の大半は海路となったわ。何年ぶりかしら。

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