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その場の全員が固まった
「ごめん」
桃山先輩が舌を出した。
「みんなにどっきりかけようと思って」
その場の全員の目が点になる。
「なんかおおごとになったから言い出せなくて」
えへ、とかわいい笑顔でいった。
その場の全員が固まった。冷ややかな視線が桃山先輩に集まった。
「ええ! あやうく私犯人になるところでしたよ!」
思わず大声が出た。私の人生思いっきり左右しないでください!
「大丈夫! ちゃんと後でネタバレするつもりだったから!」
ああ、そういえば前の人生では必死に「自分でやった」と黒木 闇をかばってくれてましたね。そういうことだったのか。おかげで天使のような桃山 月をいじめたと周りの目がさらに厳しくなっていきましたよ。
赤月 烈もこれにはドン引きだった。
「なんというか……すまなかった」
憐みの目をこちらに向けてくる。
ええ。なにもなくて、本当に、良かった!!
もう絶対に関わりません!!




