第三話
うーん え!?目を覚ましてみると全方向大草原!?だった。
目まぐるしく景色が変わるのは45歳のおじさんにはきつい・・・しかも、なーんにもないただの原っぱなのですよ・・これが・・・
そんなこと思ってもしかたないか・・・今の自分の状況を確かめてみよう・・荷物は・・・あれ?なにも・・・ああベルトに日本刀 太刀と小太刀かな?2つあった!
ステータスとかあるのかな・・・あったらゲームだよね?
「ステータス」
ボソっと言ってみた・・・ハズカシイ
シュッとパソコンのモニターを見るような感覚の透明な画面が!
出たよ出た!
氏名:雨森蒋
年齢:20歳
職業:侍、テイマー、???
体力∞
力???
知恵???
知識???
魔力???
俊敏???
運???
スーパーグレーターヒールSLV∞
鑑定SLV1
・・・・なんだこれ!?チートってやつなんじゃないのか?・・・
まぁ・・・いいのか?・・・いっか・・・でも・・20歳って・・・25歳もサバ読むの?・・・
手見たらシワないし・・・鏡ないしなぁ・・・職業・・・侍はなんとなくほしい武器を刀って言ったしわかるけど・・・テイマーってなんぞや!???って!?なんぞや!訳分からん・・考えてもわかんないや・・
まぁそのうちわかるのかな・・・
完全にweb小説の世界だな・・・これは・・ゲームっぽい世界・・・
よし!とりあえずこの世界で生きてみるかな。
ポジティブになんでも考えよう・・じゃないと不安でたまらなくなる・・
さてと、魔法とか言ってたよね・・・
「フォイヤー!!」
ハズカシイ・・・ボーーーーって出たよ!炎・・・・
「スーパーグレーターヒール」
青い魔方陣みたいなの出た!!
ヒールって回復系なのかな?
魔法もなんか使えるみたいだし、いっか・・・いいのか?・・・
ステータス画面の上にタブみたいなのがあるな・・・触ってみる。
アイテムボックス一覧
白金貨100
金貨100
銀貨100
銅貨100
鉄貨100
旅服上1
旅服下1
皮ブーツ1
手袋1
下着3
etc
おお、ここに入ってたのか・・・他にも色々入ってる
なるほど・・・
金貨のとこを触ってみる・・ 個数指定1~100
1とすると目の前の空間から金貨1枚落ちてきた。
アイテムボックスの金貨が99になっていた。
金貨をアイテムボックスタブの金貨に合わせてみると・・・
入ったよ・・・金貨100枚になってた・・・
ということは、地面の雑草を引きちぎってアイテムボックスの画面の何もないところに
合わせると、手から雑草が消えてアイテムボックスに草1と表示されていた。
すごいね・・・
ステータスのタブ、アイテムボックスのタブ、その横のタブはなんだろ・・・
触ってみると、地図が表示されていた。
これ・・・便利かも! この世界も広いのだろうか・・・
そんなことをしていると
「おい!そこの者、・・・助けてくれぬか・・・イタイ・・・・イタイのだ・・」
おっさんっぽい声が聞こえてきた。