表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ネプチューン王国  作者: 橘みかん
41/41

イリとオッドアイの馬達

少し小高い丘のあたりで複数の足音でラズとカモミールは武器を構えてたち止まった。

キラキラとまばゆい光とともにティセがカモミールの肩に降り、武器を二人は収めた。

「助かった、案内ありがとう。」

黒ヒョウを大きくしたような聖獣に乗ったイリとオッドアイの馬に乗った男性、後ろに多数の馬たちがいた。

「ラズ、貴方のティでしたか。大地が割れ火がふきだし、この木の幹のようなものが伸びてきて『雲の郷』に向かっていたのですが道がわからなくなり困っていたんですよ。ありがとうございます。」

サッと風をきりアダムが上から降りてくる。

「これは木のようです。どうやら太古の木の力が暴発したようです。ふむこれはクスリの木、私達はオールドと呼んでいるもうこの地の一部にしかない木です。それにしてもすごい力がある木だ。木々たちの生命力を操るとは、今、黒い羽の生えた龍に乗った闇の者が通過したのですが木に跳ねられて逃げて行きましたよ。イリさんとに『スノーサウンズ』に向かいましょう。あちらこちらと道が塞がってしまっているのでツィリーさん達を待つほうが良さそうです。これは失礼しました。ラズさん、カモミールさんもこちらにいたのですね。」

かけてきたアレキサンダーの上に乗りアダムが一礼する。

「敵がいたのですか?襲撃はだいじょうぶでしょうか?」

ラズが剣をおさめきく。

「上空からのはだいじょうぶですが潜んでいるかも、だいじょうぶ『スノーサウンズ』には今、『龍の乙女』がいるのでなにかあればティアラかピースが知らせてくれるでしょう。」

黒い聖獣にメトが用心深く近寄る。

『失礼しました。黒は我々は闇とのつながりが強いと信じられているのです。貴方は異世界の神の使いとの混血なのですね。』

うなり声のようにしかラズには聞こえないがメトには言葉がわかるようだ。

「ゲンゾウは他の星で行き倒れになっていたところを俺が拾ったんです。優しい気のいいやつです。」

降りたイノが頭を撫でる。

「黒は闇、私達は訂正しなくては行けない。戦いが住んだら謎解きをしなくてはやらねばならないことがたくさんありますが、今はここを救うことです。先を進みましょう。私が先を行きましょうメトさん危ない時はみなを連れてにげてください。」

アダムが走り出しみんな続く。

馬達の疑問は後だとにかく『スノーサウンズ』に向かうのが目標だ。

『龍の乙女』がいるなら詳しい話もきけるだろう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ